CEOから高校生への96通の手紙

 

●この本を手に取ったきっかけ

成功した経営者は、自身の半生を語りたがっている。
自分の思い、自分の志を語り伝える次世代の質問を待っている。
・・・と、先輩から話をきいた。
本当にそうなのか、手にとってみた。

 

●この本への問い

マスコミに騒がれたかと思えば、すぐに消え去ってしまう経営者もいれば、松下やトヨタ、SONYのように、国を越えて語り継がれる経営者もいる。
志とは何か? ビジョンとは何か? 経営とは何か? 経営者は孤独。孤独の中、彼らはいったい何を考えているのか?

 

 

●得られた気づき・印象に残った言葉

何かを成し遂げるには、それを成し遂げる方法を知っていなければならないという、とても単純だが大切な考え方

私は職場で楽しんでいるか? ではなく、
私は仕事を楽しんでいるか? と、自分に訊ねなさい。

リーダーシップとは、部下や同僚からリーダーだとみなされた人物に与えられるべきものであり、上司から授与される称号ではない。

Make People Your Priority.

私は人の力を信じている。

そして彼らは、
手順よりも原則を、
戦術よりも戦略を、
そして不足よりも理由を与えられたときのほうが、
能力を発揮する。

変化を歓迎すること。
変化を脅威ではなくチャンスと見なし、それらを自分の利益になるように
独創的な方法を考え出すこと。

第一に、私はいつも行動を優先するように心がけてきた。
やるべき仕事をしてし、より早く決断を下す。

ストリートスマート

高潔さ

著名な各企業のCEOからきた手紙の返事。多くのリーダーから、共通の回答が出てくることは、非常に興味深い。リーダーシップは、魔法や偶然ではなく、誰にでもできる非常に基本的な一歩一歩の積み重ねなんだな、と思った。
夜眠りに落ちて、朝の目覚めるこのサイクル。私は、毎晩、死んで、毎朝、生まれ変わった と考えています。人生を、朝、リセットするんです。

毎朝、自分を奮い立たせる術を学びなさい

という言葉も、ありました。

 

●こんな方にお勧め

起業したい方。

私は、この本を、将来のCEOを目指している義弟(19歳)にあげました。

 

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