断捨離のすすめ

モノを捨てればうまくいく
捨てれば、得られる
ガラクタをひとつ捨てるだけで – 片づかない部屋、忙しすぎる毎日、面倒な人間関係
停滞していたことが回り出す!
なぜか”いいこと”が起こり出す!

定期的に、いろいろなものを処分するようにしている。
自分の場合は、モノというより、情報がどんどんたまっていくので、捨てて身軽になる。
思いの加速のために、読んでみた。


自分の周りを見渡して、ネガティブなエネルギーを発しているところ・気になるところを感じたら、そこを片付けるという方法でも、だいぶ、いけるかも知れない。捨てたいのに捨てられない、その葛藤が心のひっかかりとなって、行動力を弱める原因になる。ここらでスパッといってみようと思った。
現象は嘘をつかない。すべては心の現われ。現れ出た現象に注意深く操作を加えていくことによって、心の方をコントロールすることが可能となる。そう、教えられてきた。数年前は身一つだった自分が、いつの間にかモノが増えている。また久々にリセットしてみよう。この本は、私の決意をかたいものにしてくれた。
以下、抜粋したところ
●決断力の回復

モノを溜め込んでいたのは「選択せずに、なんでも受け入れてきたから」と気づくことで、「嫌な人、合わない人」にも無理に合わせてきたことに気づきます。「嫌いな人から好かれる必要はない」と考えられるようになることで、人づき合いがラクになって、人間関係が良好になります。
自分の部屋は、人からもらったものを管理するための空間ではなく、自分自身が快適に気分よく過ごすためのスペースです。「モノを贈るというやりとり」に気持ちが込められているのであって、「モノそのもの」が相手の気持ちや相手ではありません。モノを贈る、贈られるという行為のみをもって、本来はすべて完結しているのです。モノはあくまでも気持ちを伝える媒体です。
どんなモノでも判断せずに取り入れた上に、「一度手に入れたモノを捨ててはいけない」という思い込みは、「人から頼まれたことは何でもやらなければならない」「自分には難しいことでも、断るのは失礼なこと」「嫌な人ともずっと付き合わなければいけない」という思い込みとつながっているといえます。

これはドキっとした。自己主張できない、弱気だという場合は、まず、もらいものの処分からはじめるのが有効そうだ。自分はこれを読んで、さっそく「人からもらったけど本当は要らないもの」を捨てた。すごくすっきりした。
●モノ・サブリミナル

ガラクタを捨てずにそのまま置いておくと、心理的にどんな影響を受けるでしょうか。私は、「モノに付随するストーリーや思い入れ」に影響を受けるのを実感しました。たとえば、苦しかった時期に使ったモノ、嫌な気分にさせる本、あまり好きではない人からもらったモノなどが目に入ると、一気に重たい気分になるのです。獲得したトロフィーや賞であっても、よい影響を与えてくれるとは限りません。当時は目にするたびに達成感や喜びを喚起するモノだったとしても、「あのときの自分はああだったのに、それに引きかえ今は…」と、過去の自分と今の自分を比較して、マイナス面に目が向いてしまうこともあります。
「感情が身体に影響を与える」ということは、科学的に証明されていることでもあります。もし、否定的な感情を呼び起こすモノを毎日のように目にしていたら、いつしか身体が病気になってしまう可能性もあるといえるわけです。
思い出のモノを残すか捨てるかを見極めるには、次の2つのいずれかを考えてみるといいでしょう。
1) 目にして心がときめく
2) 目にすると落ち込む
断捨離は医療行為ではありませんが、軽度のメンタル系の疾患がある患者さんに対して、身の回りの不要なモノを少しずつ捨ててみるよう促がしたところ、よい経過をたどる人たちが多く出てきたのです。

これにも思い当たる節があった。自分の行動力を抑える、ずっと気になっているモノがある。時間はかかるけど、さっそくこの整理に着手した。なんだかとてもすっきりした気分だ。「カエルを食べてしまえ」の大きなカエルとも共通する話だ。
●モノ主導から自分主導へ

「使わないけど、まだ使えるからとっておこう」というのは、モノを主役にした考え方です。あるいは、使わないことに対して罪の意識があるために、「少なくとも捨てない」ことで罪を免れようとしているのかもしれません。すなわち、「免罪符」としてモノを持っているだけ、といえないでしょうか。「もったいない」とは本来、捨てないためではなく、ムダなモノを取り入れないために使うのが正しいでしょう。
「もったいないから今日から使おうか」
それでは「モノが軸」です。取っておいた自分や過去を正当化するためだけの免罪符として、大切な今や未来に時間とエネルギーを使うことこそ、もったいないことです。

自分の場合は特に、本や教材などの情報がこれにあたる。下に抜粋した「いつでも手に入る」という安心感を感じながら、ばっさり捨ててしまおう。
●セルフイメージ

お客さんが来たときはいい食器を使い、自分はいつもディスカウントショップの食器で間に合わせていたことに気づき、無意識のうちに「私は素敵な食器で食事するには値しない」と自分で自分をほ見ていたことに思い当たりました。

誰もが気にする洋服や財布、カバンや時計だけでなく、身近に使うものは全部がそうだ。ペンとか、ノートとか。
●基本的なマインドセット

モノが多すぎることの弊害について、ナイチンゲールは「看護覚え書」に驚くようなことを書いています。『古い壁紙、汚れた敷物、掃除をしない家具、これらは地下室に馬糞の山を置くと同じくらい、空気を不潔にする立派な原因となる』
掃除 : 掃く・拭く・磨くこと
収納 : 所定の場所にしまうこと
片付け : かたをつけること。使わないモノと決着をつけ始末をすること
自分の住む街や取り巻くネットワーク全体を自分の住まいとしてとらえる
海外に引越すとしたら大事に持って行くか? 死後残された人たちに胸を張って見せられるモノか?を自問する
書籍や書類が必要以上に多い人は「知識」へのコンプレックスがあるかも

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