子育てハッピーアドバイス2

全ての親の必読書 だと思います。
漫画が多いから、活字の苦手な人でも
気軽に読めるし、わかりやすぃ。


今の世の中、色々な「しったかぶり理論」が蔓延、「しったかぶり育児論実践者」が横行している。そしてそれによって、他ならぬ子どもたちの心が傷ついている。自分の子どもを守るのは、自分しか、いないのだ。
 

3歳までに、しつけ、すなわちルールや、相手の思いやりなどを、じゅうぶんに理解させることは、まだ、無理です。それを、無理強いすると、たたいたり、叱ったり、恐怖でこどもをコントロールすることになり、心の発達にかえってマイナスです。

しつけや生活習慣を身につけさせるべきだという意識を重視するあまり、「恐怖によるコントロール」という、非常に稚拙で、傲慢で、子どもをバカにした接し方をしかできない親も、多いように思う。近頃の親は甘い、などという中途半端で無責任な正義感で、「近所の子」や「親戚の子」に接する大人たちも、とても困る。

子どものけんかには介入せず、後でフォロー。
ただし、子どもがまだ2~3歳以下で、人との関わり方がまったくわからないときは、大人が入って、いろいろと教える必要があります。

この内容にも、とてもとても納得だ。2~3歳ぐらいのボーダーラインにいる子を公園などの場で遊ばせるのが、いちばん難しいと思う。
「子どものけんかに親が介入すべきではない」という言葉を、うすっぺらい字面だけの理解でとらえてしまう過ちが多い。極端な例をあげれば、6ヶ月の子が15歳の歪んだ中学生にいじめられていても、放っておくような親は、いない。親が介入して守って、何が悪いのか。
学べることと失うものを天秤にかけ、取り返しのつかないような肉体的・精神的なリスクがあるのかどうかも見極めなければならない。過保護・行き過ぎた溺愛による「モンスターペアレント」という言葉が流行ってしまった結果、子を守る親の全てがそのような目で見るような短絡的な人が増えたことは、非常に残念だ。

体罰を肯定する人は、自分が受けてよかったから、と思われてのことでしょうが、たとえば、自分が飲んで治った薬でも、その後の調査で、長期的に見れば深刻な副作用が出る可能性があるとわかれば、自分の子どもには飲ませないと思います。もし、ほかに副作用のない薬があるなら、そちらを使うのではないでしょうか。体罰も同じだと思います。

とてもわかりやすいたとえだと思う。子育てについても、自分にあてはまったからといって、全ての人にあてはまるわけではないのだ。条件や環境が違うのだから、科学的な思考ができる人なら、異なる条件で異なる対応が全て成立するものではないことは、当たり前のこととして理解できる。自分の子に、勝手な「これがいい」という余計なおせっかい・口出しをさせたくない。

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