働く意味

ホームレスだった社長が伝えたい
なぜ僕たちは働くのか?

ここのところずっと、ライフワークについて考えていて、
その流れで、前から気になっていた関連本を順に、
手にとっている。


神田昌典さんや、本田健さんが引用されていた。
このほかに、彼がギラン・バレー症候群だということや、
ユダヤの3S政策について触れていたことに驚いた。
S3政策… 偽書かどうかという話は別としても、この話とかシオンの議定書、知っている人って結構いるのかな。
自分が中学生の頃は、確か Sports Sex Screen ときいたけど、
彼がきいたのは、Speed Sex Screen と、ちょっと違うようだ。
また、楽天の三木谷さんに反対されても事業を守ることをつっぱったことが、
返って彼が株を撤退しなかったことにつながった(試されていた)という
エピソードが印象的だった。
●やりたいことを現実化するステップ

まず以下のことをノートに書き出してみる
・父のやりたかったことを三つ以上挙げる
・父の達成していることを三つ以上挙げる
・父にこうしてほしかったのに、ということを三つ以上挙げる
・父がしてくれたことを三つ以上挙げる
自分のリストを作ってみる
・自分のやりたいことを三つ以上挙げる
・自分の達成していることを三つ以上挙げる
・自分がこうだたらよかったのに、ということを三つ以上挙げる
・自分が他の人々にしてもらったとを三つ以上挙げる
ここまで書いてきたことの中に、自分の一生の仕事への以外のヒントがある。
やりたいことのリストを作る。
それに順番をつけてみる。そして次のチェック項目を書き出してみよう
1.いつまでにそれをやりたいのか
2.それをやるとだれが喜ぶのか
3.それをやるとだれが喜ばないのか
4.過去形にする(実行したいという気持ちを刺激する)
・やりたいことが決まっていない人は、決まっていない状態に自分を保留する傾向がある。それを打ち破るには、とりあえず仮に決めてしまうことだ。するとそこから大きな飛躍につながっていく。
・長男が言葉を話せるようになった頃、自分の根源的な疑問をそのままぶつけてみた。「君はなんで生まれてきたんだっけ」「うーん…生まれてきたかったから」

心理学的な意味でも、これらのステップは、
今までにない新しい方法で、そして重要な意味があると思う。
きづかなかった…。
同時に親との関係を癒す効果もあるかも知れない。
●過渡期における、アフィリエイトやSNSの歪んだ姿

・作詞家の阿久悠さんが生前どこかに書いておられた。「昔はあなたで、いまは私」なんだと。だけど最近の歌は違う。一人称が前面に出ているというのだ。ウェブの世界でもそうだ。ブログやSNSはどこも自己表現の嵐みたいになっている。本人は嬉々として自分語りを続け、閲覧者が感想を書かないと「読み逃げ」と非難する。
・アルビン・トフラーの『富の未来』には、次の時代は資本主義経済とボランティア経済が緩やかな融合を果たすと書かれている。いま、一部のブロガーがやっていることはとんでもない話だ。ほめる記事を書けばお金をもらえるというビジネスモデルだが、そこに真心なんてありえない。僕らがやろうとしているのは、本当の意味での資本主義とボランティア経済の融合だ。
・1997年6月、カナダ政府が有害物質を含むガソリン添加剤を受け入れた。
・加工食品の場合は産地表示が不完全だし、飲食店には開示義務がない。

売上重視でマインドのないアフィリエイトというのは、
結局のところ危険な食材を使って営業する飲食店や加工食品と変わらない。
そこに、どんなミッションがあるというのか。
●無意識の力を活用する方法

・トイレ掃除をしたら体が良くなったとか、ガンが治ったとかいう話があるが、あれは「きれいになる」という精神的なビジョンをちゃんと見せているからではないだろうか。汚いものがきれいになるプロセスをちゃんと見ることができるので、そのフィードバックがもらえているのだと思う。
・意識と無意識の両者はもちろん共有関係にある。無意識レベルの系たちもその人間を生かすために働いているからだ。彼らはあいにくモノを言えないが、ひょっとすると、何か言いたいことがあるのではないだろうか。ただ、僕たちの意識に伝える手段を持っていないため、別の方法で伝達せざるをえない。それは何かと言うと、たとえばお茶をこぼしたり、足がつっかえたり、鍵をうっかり忘れたりする無意識の行動だ。「無意識の系」たちは、そうしたやり方で何かを警告してくれているのではないか。
・逆にいうと、彼らを見方につければ百人力ということになる。その方法として、例えば運よく危険を回避できたときには「また助かった、ありがとう」と自分に言い聞かせる。将来の夢を毎日ノートに書いて実現させるというやり方があるが、あれも「無意識の系」たちを見方につける方法だと解釈できる。
・ガン細胞は人体をむしばんでいく恐ろしい存在だが、じつは人体にとって延命システムだという学説を唱えている人たちがいる。もしガン細胞が食べ物の悪いものを吸収していなかったら、有毒物質が心臓や脳にそのまま到達してすぐ死んでしまうというのだ。
・「無意識の系」からの声を聞きたい人のためにコツをお話ししておこう。何かあったとき、すぐに「これは何の意味だろう」と考える癖をつけることだ。関連しそうな事柄やその後のスケジュールに思いをめぐらせてみる。

この部分だけでも、この本を買った価値があった。
無意識をさぐると言うより、そもそも無意識は私に何か伝えようとしている。
そのシグナルを読み取り積極的に対話するという発想の転換は、
とてもわかりやすく、また実践しやすい。納得できる内容だ。
複雑系の研究が、第六感などのスピリチュアル方面の科学的解明になるという予感もする。
●コアじゃない部分はどんどん真似する

・真似することは恥ずかしくない。だって自分のコアではない部分だから。自分のコアじゃないところは人に教えてもらうのが早い。そういう意味でQ&Aサイトを提供している。ただ、Q(質問)は字部で発しなければならないと思う。

OKWaveのコンセプトでもあり、私も常々考えているところ。
残念ながら、ネット とか 検索 を批判する世代はこのあたりのことがわかっていない。
●お金との付き合い方

・お金が入ると会社やお前自身に悪いことが起こりやすい。それを防ぐには、できる範囲でいいから寄付をするんだ。お金にこめられた人の恨みつらみを取っ払うには、自分が出すとき『行ってらっしゃい』という気持ちを持つことだ。執着を持ちながら払うのはよくない。惜しいと思わずに「楽しんできな」と送り出す。

●その他

・ビジネスはどうしても比較という思考が入ってくる。でも、比較をメインにやってきたら、僕らオウケイウェイブはなかっただろう。実際、SWOT分析はやってみるが、その結果を鵜呑みにしたことはない。そんな分析結果を猛進していたらいまのようなビジネスモデルは成り立たなかったのではないか。ビジネスを始めた頃、周りは「このビジネスは儲からない」と結論を出していたからだ。

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