脳の仕組みと科学的勉強法

脳の性質を無視した学習は時間のムダ


記憶の干渉
 前に覚えたものと類似性があるものを覚えようとすると、以前の記憶が減退する
知識記憶と経験記憶(What is の記憶)
 自分自身の体験を記憶に関連させる経験記憶の方が覚えやすい
 覚えたい情報を友達や家族に説明してみるのも経験記憶を作るよい方法
方法記憶(How to の記憶)
 箸の使い方や自転車の乗り方など、体で覚える方法記憶は記憶が非常に強固
 ただし、自己流の変則的フォームが身についてしまうと、後から正しく直すのが困難
1.方法記憶 : 子どもの頃最も早く発達
2.知識記憶 : 中学生くらいまで
3.経験記憶 : それ以降
つまり、
・習慣は3, 4歳頃までに
・丸暗記は中学生までに
・その後は論理的な記憶力を
丸暗記は覚えた範囲の知識にしか役立ないが、
論理や理屈を覚えると、その論理が根底にあるものごとすべてに活用できる。
つまり、同じ記憶量でも、理論的な記憶のほうが高い有用性を発揮する。
海馬の性質上、復習効果は一ヶ月以内でないと現れない。
四回の復習がとても有効。
一回目 : 学習した翌日
二回目 : その一週間後
三回目 : その二週間後
四回目 : その一ヵ月後
→ これはセールスレターなどにも使えるかも知れない。
レミニセンス
 夢をみて、寝ている間に記憶が整理整頓。毎日6時間の睡眠が必要。
シータ波は、新しいものに出会ったり、初めての場所に行ったりして、あれこれと探索しているときに生じる。反対に、飽きたりマンネリ化して気持ちが散漫になると発生しない。
生体の危機感を利用すると記憶に有効
・空腹時
・低い室温

タイトルとURLをコピーしました