「断る」心理テクニック

小心者でもサラリとかわせる
「イヤなものはイヤ」と言いたい!
でも、いい人でいたいあなたへ

アサーティブコミュニケーションとは少し違った意味での「断る」テクニック。
職場でというより、男女関係の方に使える内容が多そうな印象。


●いったん受けて断る

・「あれっ、ちょっと待ってください。明日・・・でした・・・よね?」
 「うん、明日までなんだけど」
 「うわぁ、すいません! ・・・ちょっと明日は無理でした」
と最終的に断ってしまうのだ。このテクニックは、「あなたのことをいきなり断ったんじゃないですよ。不可抗力なんですよ」ということをアピールすることができる。この方法は心理学では「ルアー法」という。釣りでいう”疑似餌”である。
・もし、自分なりに断る理由をあれこれと自問自答してみて、「どうも、この理由じゃ弱いかな?」と思うのであれば、「参加して1時間で帰る」ことを推奨したい。別に30分でも構わないのだが「とりあえず顔を出す」というパターンだ。これならまったく問題はないだろう。会場に行って、みんなにひと通り挨拶を済ませ、30分から一時間くらいで帰る。一応主催者に断りは入れるが、なんの問題もない。むしろ「お忙しいところをワザワザ来ていただきまして、ありがとうございました」と感謝されるぐらいだ。
・上司などの無茶苦茶な要求は聞き流す。「これ、やっておいてくれ」と上司に言われたら「はい、わかりました」といい返事を返しておく。二週間くらいたって「あの件はどうした?」と聞かれたら「すいません、まだ手をつけてません」とかわす。聞き流しは、実は他の断り方と異なり、相手の要求をまったく断っていない。むしろ承諾している。ただ、承諾はしても実行しないだけだ。それが聞き流しの聞き流したる所以である。この聞き流しのテクニックは「デキる会社員」ほどよく使っているとうデータもある。

本質的には、アサーティブコミュニケーションこそが好ましい。
この本にあるのは、そういう本質的な解決策ではなくて、
そうはいってもサラリーマンをやめられないというケースにおける
一時的なその場しのぎの「テクニック」。
テクニックとしては、確かに、この方法は「いい人」を維持したまま断れて、
どれも有効だろうなと思う。自分は自然にやってたかな・・これ。
●賛成したフリをして否定する

・最初は相手の言い分も認めておいてから、じっくり反論していくという「両面提示」をやれば、中途半端に頭のいい人たちなら、たいていは言うことを聞いてくれるはずだ。

賛成しつつ、最終的にいろいろと理由をくっつけて結局対応しない
これ、今の職場ではわりと有効な手なのかもしれない。
めんどくさい系の人にあたったときに・・・。
●こちらから提案(交渉)する。

・「今日、残業してくれないか?」
 「あさってじゃまずいですか?」
 「今度の日曜、ちょっと出勤してくれないか」
 「今週じゃなくて、来週と再来週の二回連続ではどうですか?」
 「じゃあ午後からでもいいですか?」
 「8時までだったらなんとか」
ストレートに断るのではなく、自分にとって受け入れやすいものに変える、というのがこのテクニックの主目的だ。残業などを求められた時には、あらかじめ「さっ」と、こちらから提案くらいできるように準備しておいた方がいいだろう。相手が再提案をしてきたら、こちらから再々提案してもいい。そのためには、三手先の提案くらいまで準備しておけば、充実したやりとりができるはずだ。そのやりとりの結果、「今週は無理なら仕方ない」と、あきらめてくれたなら、しめたものだ。

とくにこれを、お客さんとか目上の人など、
立場が自分よりも強いと思われる場合に使えるかどうが重要だと思う。
これはテクニックというよりは交渉力の問題なので、ぜひ身につけたい。
他部署との交渉とかではよく使う手だな。
●ごまかして都合のいいように誘導する

・英語で相手を混乱させれば、部下とのお酒もワリカンにできる。「言葉の英語化」のテクニックだ。ワリカンという言葉を使わずに、英語でしゃべるようにするのだ。「ええと、今日は”セパレートチェック”でいこうか」「今日は、みんなで”シェア”していこう」「オランダ流でいこうか」聞かれた方は、一瞬なんのことかわからず混乱するだろう。まだまだ日本人の欧米人信仰というのはかなり根強く、英語というだけで、なんとなくスタイリッシュで、カッコいいと思わせることができるのだ。
・「有名なソムリエの○○さんが言ってたんだよ、3000円くらいのワインが一番美味しいって」「それもいいワインだけど、このお店にはもっと美味しいのがあるよ。値段は手頃なのにすっきりしていて飲みやすいんだ。それ、試してみない?」というように、値段よりも美味しさを強調するのがベター。実際、女性だって、値段だけを見て、味もわからずに飲みたいと言っているのかもしれない。だからこそ、ここはあなたが主導権を握って、上手に誘導してしまった方がいいのだ。フランス人だって毎日有名シャトーのワインを飲んでいるワケではないのだから、安いワインだって充分に楽しめるのだ。ただ、安いワインに説得力を持たせるためのウンチクを事前に仕込んでおくことは言うまでもない。「ポートワインっていうのはもともとポルトガルのワインのことで、男から女性に愛の告白をする時に飲むものなんだよ」

英語化は、日本人にはまだ使えるだろうな。
後半の知識誘導については、相手の真の目的が「大切にされたい」
という気持ちにあるからこそできるわけで、
真の目的が「高いワイン」の場合は当然ながら使えない。
つまり、真の目的ではないことについての要求を断るときに使う方法。
これは相手を満足させるという点で問題ないと思う。
提案に近い内容かもしれない。
●主義・価値観の問題にして断る

・「水・木・金は4歳の娘を風呂に入れる日なんです。」と言えば、仕方がないと思う。ちゃんとした理由があれば、断るのは割と簡単である。大体飲みに行くのは週末が多いだろうから、木・金が無理ならほとんどの誘いは断ることができる。
・「私、携帯は持たない主義なんです」というのが一番カドが立たない。人間は、個人的名主義・主張を言われると、「これは深く聞いちゃいけないんじゃないか」という自制心が働く。結婚しない主義の人に「どうして結婚しないの?」と聞くのは野暮であるのと同じように、携帯を持たない主義の人には「どうして持たないの?」とは聞きにくい。もし聞かれても、「だって、主義だから」と答えればいい。相手も「あなたは、そういう人」と納得するしかなくなるのだ。

このあたりは、宣言の私メッセージとしてやっておくと効果的。
確かにこの月水金というのはとても有効だ。活用しよう。
嘘ではなくて本当にそうなので、使える。
自分の場合は月〜金 なので毎日だけども。6時にはお風呂に入れるので、
という話になる。
●難癖・メタレベルで断る

・子供っぽいと思われるだろうがねこれは国際会議の場でも使われるれっきとした交渉術だ。交渉学の世界では、駄々をこねることを「ニブリング」という。意味は文字通り駄々をこねるということだが、ロシアの外交官がよく使う戦術として有名になった。ロシアの外交官は、交渉の席につく前に、いろいろと難クセをつける。主催する場所が気に入らないとか、テーブルが気に入らないとか、控室の日当たりが悪いとか、まさに駄々をこねるのだ。そうして自分の要求を満たしていき、交渉の席についた時に優位な立場になるように持ち込む。
・「それがなにか?」と問題を小さくする。「そんな質問に答える価値がないよ」ということにしてしまえば、答えなくても済むのだ。
・「どうして別れたいなんて言うんだ?」「ごめんさない。私が悪いの」「やり直そう。それがダメならせめて連絡くらい・・・」「ごめんなさい。私が悪いの」何を聞かれても同じセリフのリフレイン。これは「壊れたレコード」と呼ばれるテクニックである。カナダの心理学者シェバットによると、人を納得させる時には、あれこれと理屈を述べる必要はまったくなくて、ともかく「同じことを繰り返す」ことが重要なのだという。このテクニックは、議論を議論として成り立たせないことを狙っているわけで、たいていはあきらめてくれる。面倒な相手にはかなり効果的な方法である。

相手にバカと思われてもいいなら、という前提つきの方法だと思う。
なので、使うシーンを選ぶ必要がある。職場ではあまり使えない。
プライベートなら、けっこういけるかもしれないな。
でも、相手が交渉しくるタイプだと、一番目の方法はNGだ。
●はじめから関係を切る覚悟で断る

・お金は貸さないことを第一に考えよう。もし返ってこなければ、最終的にはケンカになる。それなら最初からケンカしてしまい、「お前とのつき合いは、もうヤメた」と開き直ってしまった方がいいだろう。筆者などは、小銭の貸し借りであっても、「悪い、俺、万札しか持ってないから」で断ってしまうし、大きな額ならそれこそ「そんな金持ってない」である。保証人の話しにしても、「5000万円の保証人か、それなら4000万は俺によこせ!」「お前、そんなに俺とケンカがしたいのか? したいなら今やろう!」と断ればいい。ここで仏の顔を出す必要はない。金銭以外のことでフォローできることは、なんでもしてあげればいい。最近は保証協会などで、保証人を立てなくても貸してくれる、という情報を与えてあげるだけでも、相手は喜ぶかもしれない。

お金についてはこれでいい。
これ以外にない。
●受けたフリをして無効化する

・不利な契約を結ばざるをえない時には、どうやって逃げればいいのかを考えてみよう。契約社会のアメリカ人は、こういう時に”特約”をつける。契約の本文のところには、相手のいいなりになるようなことばかりを書いてしまうのだが、特約条項とか付帯条項といったものをつけて、自分の都合のいいことを、そちらに盛り込んでいくようにするのだ。「但し、○条の○○項に於いては再度の交渉を要する」「但し、○○が履行されなかった時はこの契約を認めない」「但し、この条約は契約成立後三ヶ月間のみ有効とする」但し書きをつけておけば、表面上は、相手のいいなりになっているようで、全部を帳消しにできるくらいの効果をつけるのも難しくない。

これは、信頼関係ですすめる仕事ではちょっとリスクがある。
ほとんど発動しないようなケースに関する契約とかに限定した話だろう。
実際に契約を盾に断った時のことも想像してみて、いけるなら使えばいい。
監査の対応とか、政府への対応とか、そういうものだけ。
●電話を切る

・無駄な長電話はさっさと切れ 「大変申し訳ありません。これから打ち合わせで、あと5分ほどで出ないといけないんです」こうやってあらかじめ時間を切ってしまうと、相手も5分で用件を切り上げてくれる。5分経っても切ってくれないなら、「そろそろ出ないといけませんので・・・」と言えばいい。
・長電話を止めたい時は「打ち切り法」を使ってみよう。「でも、俺に話してスッキリしたんじゃない?」「そうか、でも、もうおまえの答えは決まってるんだろ?」「どうしたらいいのか、あなたはにはわかっているハズ」などと、決めつけてしまうのだ。決めつけるポイントは、こちらが結論を出してあげるのではなく、答えを相手に出させることである。

これを実行するためには、予めブラックリストを作成しておく必要がある。
限られた人数だろうから、できるはず。
前半のものは、職場にいる時間泥棒対策としても有効。
後半のものは、職場にいる質問ちゃんに有効。
●女性が男性を断る

・「ごめんなさい、怒りました?」 心配そうにこう言われると、男性は怒っていても「怒った」とはなかなか言えない。男性には見栄っ張りなところがあり、そこで「怒った」と言えば器の小ささを露呈することになるからだ。
・その人と結婚してもいいか、相性がどうなのかを確認するには、一回結婚しないとわからないとされている。一回目でたまたまピタッとハマるのは、結局六分の一の確率で当たったということに過ぎない。いい人に巡り会える確率が六分の一ならば、あまり深く考えても仕方がない。相手がいい人なら結婚してみればいいのだ。

男性としては、逆にこのような心理誘導にだまされないように、
妙なプライドではなく実利をとるような訓練をしておく必要がある。
●その他

・小泉さんの言葉には名言が多い。あえていうなら全部名言と言ってもいい。その理由は、彼の言葉が短文ブツ切りだからである。短い言葉は聞いている人にとって心地がいい。もともと、俳句のように五七五の短い言葉で感情を表現する国民なのだから、短文の方が心を動かされる。
・私たちは、自分に風が当たっていると、知らぬ間に、不愉快な気分になってしまうらしい。

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