女神の法則

好きになろうと決断するのは、あなたではない。
それは、あなたの「無意識」です。
あなたの奥底に潜む4人の男(アニムス)
「父」「少年」「英雄」「賢者」が、あなたの恋を決めるのです。

ただの占い屋さんだと思って油断していたら、びっくり。
恋愛における神話とアーキタイプの解説、とてもわかりやすかった。
ユングだけでなく、ジョセフキャンベルなんかも引用していて、かなり知ってるなぁ、理解しているなぁと思う。
この人、結構深い。


このフレームワークを使って男女関係を見れば、それが恋愛であれ、夫婦であれ、かなり深いところが理解できるはず。
●メモしたところなど

なぜ、神話なのか?それは、個人の無意識が夢に現れてくるのと同じように、民族の、あるいは人類に共通する無意識は神話のかたちで表現されていると考えているからです。

心のなかの異性的な部分が消えてしまうことはなく、無意識に取り残された「もうひとりの自分」が理想の異性イメージとなって相手への強い期待となるのだ、と。

人は、自分の内なる異性であるアニマやアニムスを、相手を鏡にして見て、恋に落ちるわけです。そして、そこから生まれる強力な吸引力のおかげで、自分のもう一面を知り、かつ、相手と深く関わる勇気をもつことができるようになるのです。

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