モテモテ心理術

甘く危険なカクテルメソッド16
相手の心をつかんで盛り上げる情熱系心理テクニック!

ゆうきゆうさんの本は、原則よりもテクニックが多いのかなーと思っていました。
でも、この本はちょっと違う。
すばらしい。
テクニックはテクニックでも、かなり秀逸な部類に入る。
もちろん私としてはこれを、異性に使うということではなく、
セールスやマーケティングに応用するわけだけど…。


■メモしたところ

相手に恋人がいるとわかったときには、すぐに
「君の恋人って、どんな人?」
と聞いてみること!
この質問に対しての相手のリアクションを見れば、
落とせるかどうかの見込みがわかる。
とくに
「いい人だね。じゃあ不満ってないんじゃない?」
「じゃあ毎週のように会ってるんじゃない?」
「メールとかよく返してくれるでしょ?」
というように、相手の恋愛に問題がないように話すこれは、悪魔的。
ちょっとこの誘導は反則スレスレだ。

リチャード・センターズが調査した50組のカップル
「女性が男性に対して強く魅力を感じる能力」の順位は、
9位 : 運動能力
6位 : 知的能力
5位 : 娯楽的能力
4位 : 経済能力
2位 : リーダーシップ能力
1位 : 達成能力
これは、運動能力が評価されるのは小学生までで、
中学から成績のよい子がモテはじめ、成人女性には知的能力がアピールが強くなる。
そしてユーモアのある人がモテるようになり、
経済力の影響力はもっと大きくなる。
さらに、リーダーシップ。
でも、もっとモテるのは「達成能力」
つまり、結果を出している人なのだ。
夢を現実化する力のある人。
これがあれば、腕力とか知性とかユーモアとかお金とか部下の数とか、
そういうものはどうでもよくなる。
…次元が違うのだ。

誰だって、自分の中に良い面もあれば悪い面もあると感じているはずだ。
「自分はそんなにいい子じゃない」と思うことだってある。
それでも常に「いい子だ」と誉められ続ければ…
心の中に強い違和感を感じるはずだ。
そのために子供は、わざと悪いことをしたりして、その期待から逃げようとする。
よく万引や暴行でつかまった子供を、親が「本当はいい子なんです!」
「優しい子供なんです」と警察官に話すシーンがある。
結局、あれこそが、子供の非行の原因のひとつになっていたりするわけだ。
人格ほ誉めるなどの不相応なほめ言葉で負担をかけるのではなく、
むしろその努力や達成した事柄を誉めるべきである。
たんにその行動だけを誉めてあげるのが一番いい。

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