後藤芳徳の「モテる!」成功法則

神田さんのブログか何かでこの人が引用されていて、気になっていた。
読んでみたら、結構いい。
小手先のテクニックではなくて、
しっかりと、大切なマインドセットの方を語ってる。
他の本も読んでみたくなった。


●重要なマインドセット

・絶対に忘れていただきたくないのは寂しいのは男だけではない、あるいは女性だけではない。そして、その寂しさはルックスとはまったく相関関係はないのです。平たく言えば美人でもあるいはハンサムでも、寂しいかどうかとはまったく関係ないのです。
・恋愛における決めを強くするには感情の動きを多方面に多次元的に広げていって相手の内側に感情体験の総体積を大きく形成することです。
・女性に優しいと思われている人達の共通点は知っています。それは、今相手が経験していない感情体験を提供できることです。女性はそういう人のことを魅力的と感じてしまうのです。
・教えを請うというのはその人に価値を見出しているという証明になるのです。その女性がアナタといることで自己重要感が満たされる。アナタといれば自信が持てる。こんな存在になります。
・彼女が望んでいることを言った後に「俺も」と言うよりも(×)、アナタが先回りして「こうした」と言ったことに彼女が「私も」と同調する形(◎)が望ましく、自然だということなのです。つまり、彼女のニーズを先回りできるかどうかです。
・「華」を身につけるにはNOと言え
・ビジネス社会は10年前とは比べ物にならないほど「心理学」を取り入れるようになりました。実は、逆に、恋愛にはマーケティングやセールスなどのビジネス社会で練り上げられた方法がかなり参考になるのです。

この人の話は、Mr.XのAdvanceMindの補足になりそう。
取りこぼしていた意味について、より深く理解できる。
うんうんと、うなづきながら読めるところ。
●リスクをとること。不安定から安定へ

・「不安定」にすることです。ネガティブな方向にも針がふれるこを少なくとも恐れてはいけないのです。モテない人が怖くてできないようなことをモテる人は平気でします。叱ることも、その一つです。怒り狂ったり殴ったりするような悪党の方法でなくても、やり方はいっぱいあるのです。
・判断基準を持っている人に叱られるというのは、その「決める」というストレスから解放されることなので気持ちがずいぶん楽になるのです。ほめもしないし、叱りもしない人は二つの感情体験を共有できるビッグチャンスを両方捨てていることになります。これは必ず両方やってください。
・女の人は通常は選択をするという行動から生まれるストレスから逃れようとします。だから自信を持って女性の選択を肩代わりする男性が魅力的に見えるのです。
・男のほうが先に「自分はスケベ」だと言ってしまうほうがカッコいいです。たとえ相手の女性が自分がスケベだと思われることを何とも思わない性格だとしても、男の自分が先にそれを認めるというリスクを負うことが、相手に安心感を提供することになるからです。
・アナタが期待していること、してほしいこと、それを彼女に言ってみましょう。でも、それは彼女が本音を言うための呼び水にしましょう。彼女が本音を言ったときには、それを否定しないでください。批判しないでください。価値観を押し付けたり、判断をしないでください。「そっか」と言えばいいのです。

前半にあるのが、
いわゆる「男らしさ」の本質的なところだろうと思う。
ヤクザの暴力的なやり方は、それの効用を悪用した、麻薬パターン。
自信、つまり恐れをなくすこと。このひと言に尽きる。
●経済力も容姿も学歴もすべて無関係

・そりゃ、ベンツに乗っていいスーツを着て、ゴールドカードをちらつかせりゃ、寄ってくる女性はいます。でもそういう女性はアナタ自身に寄ってきてるんじゃなくて、アナタのカネに寄ってきてるんです。アナタが何も持たなくなったとき女性は必ず去っていきます。問題はアナタがゼロになったときに女性が残ってくれるのかどうか、またそういう女性と出会い、つきあえるのかどうかなんじゃないでしょうか。
・本当はコンプレックスになっている要素それ自体が問題を引き起こしているケースはほとんどないのです。しかし、気になるなら「解決する」のが一番いいわけです。何をやっても基準はそれをすれば堂々とできるかという部分に集中するのです。
・タレントのオーラなるものはほとんどテレビでつくられた幻想で、本人を目の前にするとごく凡人ってことが少なくないですから。スポーツ選手や経営者などのほうがインパクトの強い人がいるというケースも少なくありません。

たまに心に浮いてくるネガティブな感情は、
繰り返し無視する必要がある。
●トレーニング

・彼女から情報収集するときには、できるだけ彼女のプロフィールを子供の頃までさかのぼって聞いてあげてほしいのです。ラポールとは、自分が子供のときに自分を守ってくれた人との経験の再体験だそうです。
・女性のベクトルを方向転換させてアナタのほうに向けるプロセス
1)誰でも頼めるようなことくらいは頼める人間関係をつくる。恋愛感情はなくても構わないので友人になる。
2)些細なことを頼んでやってもらう。
3)お礼に、次のベクトルを積み上げる「お願い」をしやすくなるお返しをする。
4)前回よりも少しだけ大きな「お願い」をする。
この繰り返しです。
・本気の恋愛のときに慎重になるためには、事前準備として異性との接触機会はダメもとでも日々つくっては練習を積んでおく必要があります。スパーリングなしで世界戦にのぞむボクサーがどこにいるでしょうか。そんなことはあり得ないのです。
・女性に慣れるために最も僕が勧めているのは「街に出て知らない女性に話しかけること」です。「女性に話しかける」というストレスと「知らない人、それも女性に話しかける」というハードルを自然に越えられるアナタづくりをしてほしいからです。
・電話なり、メールなりでのコミュニケーションは原則的には、毎日が基本だと思ってほしいのです。

人に道を聞け という話は、
自分の身近にいて、コミュニケーションの苦手なある人物に、ちょうどこの前与えた宿題だった。
同じこと、言ってる人いたんだなと思った。
無意識に、自然にやっていたことも、
こうして体系化してくれると、他の人にも再現可能なメソッドになる。
●接点 コミュニティの注意点

・コミュニケーションを目的としたコミュニティはやめたほうが無難です。成功した例を知りません。何かを一緒に勉強するようなものがいいと思います。経営者関係のコミュニティは成功事例が多いですが、これからがんばろうとする人だけの起業家向けのコミュニティはなぜか失敗事例が多いです。
・自前でつくったコミュニティでも実は先生然とした姿はあまり好かれません。しょせんこの人は実力が社会的には証明されていないから、楽天日記やメルマガ程度の小さな枠にいるのだろうと参加者も内心思っているからです。参加者は楽しくて少し勉強になればいいだろうという意識がある。
・アナタがどんなコミュニティをつくっても、実はそこに参加している人の大半は、その専門知識や技術を知りたいと思って参加しているわけではないのです。「寂しいから参加した」のが一番の動機で、どうせだったら自分が興味のある内容のもとに集まっている人達の仲間に入りたかっただけなのです。だからアナタがどんなに専門的に素晴らしい能力を持っていても実のところ、それはあまり関係ないのです。

ここ、すごい学びになった。
自分がもやもやしていた点を、見事にすっきり斬ってくれた。
●その他

・プレゼントは、そのプレゼントを通じて自分という人間の面白さや魅力が相手に通じるようなものを選び、そのつもりで贈らないと意味ないですよ。
・歌舞伎の天才、市川猿之助が言いました。「型があるから型破り。型がねーのは型なしよ」です。まずは真似からです。
・悪党が女性にキスしたり、セックスするすべての動機はどのタイミングでするのが自分にとって得か、ただそれだけなのです。であるにもかかわらず悪党はさも、自分がしたいから我慢できないような顔をして女性を抱きます。それは、そのほうが効果が高いからです。
・オヤジになる女性はNG 女らしい女の人から女らしさをとったらオヤジになってしまいますよね。そういう女性とつきあうと男は元気を奪いとられてしまいます。
・タカる女性はNG

具体例表示も、とてもいい。
わかりやすい。

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