マンガ老荘の思想

読書量よりも、思索の深さが重要ですね。

●この本を手に取ったきっかけ
先日兄の部屋に行ったら、老荘の本がおいてあったので。
自分も昔からタオイズムには興味があった。
●この本への問い
タオイズムの「無為自然」とはどういうものなのか。
ビジネスの目的、ビジョンについて模索し悩んでいる自分に、
何かヒントになることはあるのだろうか。
いずれ訪れる死を考えるとき、自分が起業する意味はなにか?


●得られた気づき・印象に残った言葉

道の道とすべきは常の道にあらず

web2.0の今の世の中、情報量も技術進化も早く大変だと思っていました。
でも、変化にさからってはいけないし、
かといって無理に追いつこうとするのではなく、
流れにのればよいのかな?と思いました。

大道廃れて仁義あり

操作主義でもなく理想を掲げた経営、
管理経営でもなくフロー経営…という感じかなぁ。

学を絶てば憂いなし

今の私にとって一番必要な言葉は、たぶんこれでした。
この言葉にめぐり合うために、きっとこの本を手にとったんだと思います。
毎日のように本を読んでいるわけですが、
本ばかり読んで知識に束縛されないように、と思います。
総じて、必要なのは、知識ではなくて知恵なのだと、
「本質をみろ」
と、そんなことを思いました。
●こんな方にお勧め
老荘思想に触れてみたい人で、わかりやすい漫画で読んでみたい人。
情報の洪水に流され、知識詰め込み学習にいやけがさしている人。
●追記
欧米から持ち込まれた成功哲学と、東洋に伝わる思想体系を比較してみると、
その一致に驚くこと、多いですね。

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