お父さんだからできる わが子を東大に導く12の力

将来、東大に合格する子と、ニートになる子、いったいどこが違うのか?
今なら間に合う! その違いをつくるのは、お父さん、あなたにかかっています。
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大学がどこかは別にどうでもいいんだけど、
この著者のお父さんの姿勢が、好き。
乳幼児に対してはこのままではNGだと思うけど、
小学生以降ぐらいの子なら、参考になるんじゃないかな。

・子どもは、何か上手くいったことがあっても、自分では、なかなか実感がわきません。周りから承認され、評価されて、「あ、これはすごいことなんだ」と、初めて実感がわくのです。「すごいじゃないか! 哲」「お前は、本気になれば、すごいことができる力を持ってるんだぞ」こう言われて初めて、(そうか、僕もやればできるんだ)と自信を持つことができました。この一言があるかないかで、小さな成功が「成功体験」に変身するかどうかが決まるのだと思います。
・「夜遅くまでダラダラと勉強するスタイル」が染み込んでいる子どもは、そのまま社会人になると、「夜遅くまでダラダラと仕事をするスタイル」に移行していきます。「睡眠時間を削って夜遅くまで勉強する」習慣は、子どもの将来にまで悪影響を与える、とても恐ろしい習慣なのです。
・小学校のうちから、与えられた情報は、とにかく一度、自分の目と耳で調べてみる癖、「主体的リサーチ力」を身につけさせる必要があります。
「ホントにそうなの?」
「調べてみた?」
・具体的に、子どもの「トライアル&エラー力」を伸ばすには
 幼稚園~小学校までは「ブラック」で子どもといっしょに遊ぶ(私の父も、自動車、飛行機、ロボットなど、私と弟に混じって、ブロックで作ってくれました)。
 小学校高学年~中学校までは、ジグソーパズルがいいと思います。
・結局、勉強のできる子ども・賢い子ども、というのは、 – わからないことは、自分できっちり調べて理解する この基本姿勢が身についている子どもだと思います。勉強に関して「自立」する時期が早ければ早いほど、子どもは、自ら机に向かい、本に向かい、辞書に向かいます。そのきっかけになるのが、私の場合、父の「質問禁止宣言」だったのです。
・お父さんの情報提供が、子どもの「夢設定力」をアシストすることになる
 自分の夢が、どうしたらかなうのか? 子どもの知識や情報量では、その達成手段を見つけられないときがあります。そこを、アシストして、必要な情報を子どもに与えてやれるのが、「お父さん」だと思うのです。世の中には、こんな仕事がある、こんな職業でがんばっている人がいる、こんな方法がある、こんな世界がある – そういう生きた情報を、たくさん与えられた子どもは、本当に幸せだと思います。その中から、「将来、こんな職業に就いてみたい!」という夢が見つかればいうことなし。あとは、その夢の実現を早めてくれる大切なことが「勉強」だと教えるだけです。
・毎日、ラジオ英会話とビジネス英会話を聞くようにしました。そして、「これ、英語で表現するとしたら、なんて言うのだろう」、日常生活の一場面を、英語で表現する練習を繰り返しするようになりました。ほかに特別なことは一切していません。たったこれだけのことを三年間、繰り返しただけで、英語の偏差値が、90を超えてしまいました。
・そのときは気づきませんでしたが、学校の勉強で学ぶことの意味を知らず知らずのうちに教えてもらっていたのです。そのおかげで、小学校の頃から、国語も算数も社会も理科も大好きでした。「今勉強していることが、将来、必ず役に立つ!」としっかりと学習の価値を理解できるようになったからです。

結局のところ、
大切なのはまず、知識そのものとか、学習テクニックなどではなくて、
根底に流れるマインドセット、頭の使い方や学習する意味などが大切、という話。
逆にいえば、それを教えていない親が大多数だということだろう。
大人にとってのビジネスや人間関係の成功哲学の世界に起きていることと、
子どもの勉強の世界に起きていることが、同じだということだ。
テクニックに走る前に、本質を。

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