僕が伝えたかったこと

日本を騒がした70日間を経て…
今、改めて、ホリエモンが「ネット時代のメディアの未来」と
大買収時代を生き抜くための「M&A入門」を語る!!

ずっと前から、ホリエモンは私のウォッチ対象。
マスコミの恣意的な報道や、
おどろおどろしい演出・コメンテーターの色眼鏡に基づく姿ではなく、
彼が書いたもの、彼が言ったことを生で見聞きすれば、
その批判がいかに的外れであるかがわかる。
彼の話は痛快だし、好きだ。
彼が書いたものを読んで批判する人とは話ができる。
でも、第三者の評価を鵜呑みにして、ただ洗脳されて盲目的に批判するような、
メディアリテラシーの低い人とは、友達にはなれないなと思う。

●この時代に、もう無意味になりつつあるもの

・すでにオンライン・ショッピングが普及した日本では、「店舗を持つ」ことの意味が次第になくなってきています。なぜかというと、日本は世界でもまれに見る物流が発達した国だから。

店舗を持つことは無意味

・安くしてコピーもしやすくすると、違法ファイル交換が増えて売り上げが下がると心配する人がいますけど、僕は逆だと思います。70円とか80円で買えるんだったら、わざわざ違法行為をしてまでコピーしようなんて誰も思わない。普通の感覚の人なら、逆にしっかりお金を払おうと思うはずです。一曲が100円もしないようになれば、そんな犯罪行為をするリスクを抱えるほうが損ですから。

CDという物理媒体も無意味。

・日本のテレビドラマの作り方は八方美人的です。でも今の視聴者は、八方美人を求めなくてもいいことを知ってしまいました。ネットの世界では、自分の好きな、自分に完全にフィットするコアな情報やコンテンツに触れられるんですから。
・どんなに興味がないブログでも、特定の人にとってはテレビを見てる時間より有意義だったりする。いい時間を過ごせてる。それくらいの価値があるわけです。

最大公約数を相手にするテレビも無意味。

・今のような超低金利時代は、銀行に「ただでお金を貸してやってる」ような状態です。
・貯金を奨励するのは発展途上国の常套手段
・株式のほかに初心者が手を出しやすいものとして投資信託がありますが、ファンドマネージャーがいい加減な運用をしているものがほとんどです。

低金利時代の貯金は無意味。

・僕の睡眠時間は八時間。どんなに忙しくても、最低七時間は眠るようにしています。なんか、日本って「寝ないで働くのがエライ」「徹夜くらいしなくてどうする」みたいな風潮があるじゃないですか。バカバカしいですよ。ちゃんと眠らなければ、頭も働かないでしょう。「オレはこんなに頑張ってるんだ」って自己満足はあるかもしれないけど、仕事の効率が悪くなるだけだと思います。

短眠の根性論は無意味。

・かつて、ビジネスでは人脈が非常に重視されていました。ビジネスマンは人脈を築くことが大切で、人脈こそ財産だといわれてきたわけです。しかし、インターネットが普及してきたことで、その重要性はどんどん薄れているように思います。今まで、なぜ人脈が必要だったのかというと、まず情報面が大きかったわけです。
・仕事は回数じゃないでしょう。誰の企画だろうと、いいものはいいし、悪いものは悪い。要するにイメージというか、偏見に過ぎないわけです。自分がよく知らない、聞いたこともないような会社は信用できないという。それは偏見ですよ。

人脈を求めることも無意味。

●既得権を持つ人には引導を。

・株式を公開している上場企業が、誰かに株を買い占められたからと文句をいうなんて、どう考えてもおかしいでしょう。知らない人に株を買われるのがそんなにイヤだったら、最初から上場なんかしなければいい。
・チャンスがあって、しかもそれは誰にでも平等にある。たまたま自分が知らなかったからずるいというのは、どう考えてもおかしいでしょう。だから、これからは情報がすごく大切なんです。
・アメリカの会社の株は、本当に1ドルや2ドル単位で買えてしまいます。10ドルくらいの株がゴロゴロあるわけです。だから、たとえば子供の誕生日にディズニーの株を一株プレゼントする、といったことをするんです。小学生のうちから、学校で投資の勉強もします。
・太平洋戦争が起こるまで、日本は明らかに先進的な資本主義国家でした。

政治を動かしているエリート官僚と年老いた政治家たちは、
法律を複雑にして国民にわかりにくくして、
そして知っている自分たちだけが甘い汁を吸ってきた。
それが、彼らが知らないことを知っている堀江という一人の人物に
手痛い目に合わされた。
自分たちがしてきた同じルールでやられたのに、
それに怒ってよってたかっていじめをして逮捕にまでこぎつけた
…としか思えないと思う。
老人たちは、いつまでも偉そうにのさばっていないで、
早く世の中の表舞台から去って引退してほしいと思う。

・情報というのは、物と違って目に見えません。だから、なおさらはっきりします。もともと実体がなくて頭の中にしか存在しないわけだから、見えてるか見えてないかの差だけなんです。みんなが見えないものが見える、存在に気づかないことを知ってる。それが未来を先取りするということです。

情報や時間というものの本質的な意味、
哲学的な思索を、きっとこの人はしているんだろうなと思う。
天才的な直感で、理解しているのかも知れないけど。

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