だからテレビに嫌われる

テレビにとことん嫌われた二人が、
すべて語り尽くした全11時間!完全再現!

いまだにテレビの報道とかニュースなんてものを信じてる人は、読んでおいた方がいい。
私たちが、草の根の力でこの日本をよくしていくために、
もっとも早いのはもしかして「テレビをみるのをやめること」なのかもしれない。

●テレビの偏向報道

・テレビの取材を受けることが多い人間から言わせてもらえば、やはりテレビの報道は偏っています。情報を操作し、一方的な考え方に向かわせて放送することが多い。でも、それがテレビの編集というものだと思っています。テレビは、「こういうふうに見せたい」という意図でまとめられています(たとえそれが事実でなくても)。そして、その放送を見てしまうと、それがすべてで、それこそが事実だと思わされてしまうのです。だからテレビの報道を鵜呑みにしないでください。
・自由報道協会を作ったのは、日本の公的な会見からは記者クラブ以外の記者が排除されている異常な状態だからです。つまりみんなが自由に参加できる記者会見の場を作って多様性を求めよう、普通の言論の場を作って、正々堂々、丁々発止やりましょうよという「場」を作っただけなんです。
・日本の場合はメディアが権力側に立って弱い者いじめをすることを「メディアスクラム」と言っている。でも、あれは本当はメディアスクラムなんかじゃなくて「メディアフレンジー(Media Frenzy)」なんですよ。海外ならば絶対にやっちゃいけない、ジャーナリストとして最も恥ずべき行為を日本は平気で行っている。
・TBSには政治家の子弟がいっぱいいるんですよ。TBSのみならず、フジテレビ、日テレ、テレ朝はちょっと少ないけど、政治家の子弟だらけ。NHKはもっと多いよね。それで公平な政治報道なんてできるわけがないですよ。だって自分の親を追及するかっていったらするわけがないですよ。そういう不健全なシステムを作っておいて、ジャーナリスト面するのはやめてほしい。心の底から思いますよ。
・もともと日本には報道なんてないから。広報ですから。記者も報道記者とかいってるけど実際は広報記者だから、記者クラブは。そういう人が作るんだから報道なんかできるわけないですよ。
・一回アメリカで話題になったのが、ある有名なハリウッド俳優が一日キャスターになるという話が出たんです。そうしたら全米ジャーナリスト協会の記者たちがボイコットしようとした。自分たちの仕事に対して誇りを持っているから、「なんであんなタレントを使うんだ」と。その俳優は「まずい」と思って、「彼らの仕事をけなすつもりはない」と言って自分から降りたの。つまりそれほどキャスターには重みがある。バカなことをやった人間、やろうとした人間に対しては、もう、二度と番組に出られなくなる。
・世界でものすごい大事件が起こってるときに限って、日本はくだらないニュースを流す。たとえばウィキリークスのジュリアン・アサンジ逮捕とか、世界中が「情報戦争開戦か!?」って大騒ぎしてニュースで流してるのに、日本でテレビつけたら海老蔵のニュース。その後も、エジプト革命の最中に「小向容疑者フィリピンで発見!」みたいなことをやっている。世界中のメディアはみんなエジプトに行ってるのに、日本の記者はみんな「エジプトが危ないから」って逃げてきてフィリピンに行く。もう、頭がおかしいとしか思えない。ニュージーランドの地震やリビアで世界が動いているときには京大入試のカンニングを追いかける。
・海老蔵にしろ小向にしろ、その前の朝青龍にしろ沢尻エリカにしろ、結局は「いじめの構造」なんですよ。みんな寄ってたかってやる。そうじゃなくて最初に目をつけた一人だけでやれと言いたい。一対一で堂々とやればいい。権力に向かうときはメディアスクラムを組んでもいいけど、弱い者に対して寄ってたかって叩くのは健全じゃない。
・氏家さんとナベツネさんは共産党の東大新人会で、東京高校時代は共産党員の細胞だったわけだからね。これは氏家さんから聞いたんだけど、日テレは組織で「議長」ってつけるんですよ。「なんで議長なんですか?」って聞いたら、要するに共産党の組織を作り出す。組織内に細胞をいっぱい作って、それを密告するようにして日テレ内に権力体制を築いた。

もう、テレビなんて見る必要ない。
少なくともニュースや(似非)報道番組は絶対に。
子どもがオトナになるときには、ニコニコ動画やYoutube、USTREAMも含めた
メディアコンテンツの一つとして、地上波が位置づけられれば、いい。
そういう風に教育していかないと、子どもがバカになってしまう。

●本当の放送禁止用語

・とにかくテレビでは「記者クラブ」「官房機密費」「クロスオーナーシップ」とか、彼らの既得権益に絡むことに関しては放送禁止用語だから言ってはいけないんです。(クロスオーナーシップ : 特定の資本が、多数のメディアを持つこと。たとえば、フジ・メディア・ホールディングスはフジテレビ、ニッポン放送、産経新聞を所有している。欧米では公平で自由な報道を守るために禁止している国が多いが、日本ではいまだ法制化すら難しい状況。

●政治家による合法的な脱税と利権

・親の政治団体から子どもの政治団体に寄付をするという方法…生前の相続でもOK。すごいのは「立候補の意思」さえ表明すればいいんです。だから子どもが20歳になったとき、25歳でもいいけど「将来私は立候補します」と言って政治団体を作ればいいんですよ。しかも80歳くらいまで、いや最終的には立候補しなくてもいいんです。その間、親からのお金は全部無税。これは安倍家とか福田家とか政治家はみなやってきてるんです。よくそれで「相続税が」とか「脱税を許さない!」とか言うよね。
・最大の利権っていうのは電波利権なんです。なにしろ電波はタダだからね。タダが金になっちゃう。強烈な利権ですよ。その既得権益を守らせているのはメディアなんです。最初にその利権に気がついたのは橋下登美三郎さんだけど、その次に田中角栄さん、竹下登さん、橋本龍太郎さん、小渕恵三さん、野中広務さんと、田中派の中枢は、結局みんな郵政、逓信族、電波族なんですよ。放送事業者はみんなそれを知っているけど、それを言い出すと結局は自分たちにはね返ってくるから言わない。利権と言えば建設族っていうふうにイメージを植えつけてきて、日本人はすっかり騙されていたわけです。今になってようやくバレてきていますけどね。
・当時の放送行政長が「通信衛星でやれば200億円ですむデジタル放送を一兆円以上かけてやるのは狂気の沙汰だ」と言ったら野中広務さんに潰されて大問題になっちゃうわけ。そして結局、地デジ批判も消えた。それで何が起こったかというと、アナログ放送が完全停波すれば、日本に一億台あるテレビを全部取り替える需要が発生するわけです。…なにも完全強制停波する必要はないだろうっていう声があがったんですよ。ところがそうなると、抜け道ができちゃってメーカーが儲からなくなるから「とにかくアナログ強制停波だ、完全停波だ」と言って突っ込んでいくわけです。そうすれば、ゼネコンも儲かる、鉄鋼も儲かる、運送業も儲かる。全業界の景気対策になるといって地デジ公共事業に突っ込んでいった。それが真実なんです。だからもう地デジは科学技術ではなく政治的利権そのものなんです。

既得権益持ってる人、みんな老人なんだから、
やっぱりどっかで(平和的な)革命が起きなきゃダメっぽい感じ。

●原発

・避難地域の設定は、日本は20キロメートル+10キロメートルの30キロメートルですよね。世界中は50マイル以上。つまり80キロメートル。ところが問題なのは、それを報道しているテレビと新聞の記者は、自分たちが30キロ圏外は安全と報道しておいて、朝日新聞は50キロ、時事通信は60キロ圏内に入らない。社員は入ってはいけないんですよ。制作会社は入っていい。そういうことをやってるのは人道的にマズイでしょ。
・記者会見で藤本副社長に「消費電力からしたら、民間鉄道より民法テレビのほうが圧倒的に消費電力が多い。阪神大震災のときだってやっていたんだから輪番放送をやったほうがいいんじゃないですか。なんで鉄道には言って民間のテレビ局には言わないんですか」って聞いたんです。実際、NHKだけには停波してくれと頼んでいて、BSと教育テレビは停波しているんですよ。なんでNHKだけ頼んで、民間放送に頼まないのか。「民間放送に頼んだらいいじゃないですか」と質問したら、会見場がシーンとなった。

ホリエモンの、協力会社と正社員を何でわけるの?
という素朴な疑問の言葉には、とても、なんというかいい印象を感じる。
この人の会社で働けた人は、ほんとに幸せだったろうなと、思う。
そういう意味での印象。
こういうことは、本当は当然のことなのかも知れないけど、
実際には、思ってない人の方が多い。

●テレビは死んだ これからは

・もう映像メディアを見てる時間はないんですよ。きっとみんなそういうふうになっていくような気もしてるんです。今はもう、文字で見てることのほうが多いですよね。だからニュース番組も僕は時代遅れかなと思ってるんですよ。だって、見てる時間がもったいない。
・NHKはNHKアーカイブズっていうのがでてきて、前番組を全部録画してるんですよ。本当はいつでも出せる状態にあるわけです。結局、それらはすべて電通などの広告代理店の存在が邪魔するんです。コマーシャルが飛ばされるから、という理由が大きい。でも、今やそんな時代じゃないからね。
・NHKもアーカイブスにした映像を全部Googleにくわせれば全部音声認識して検索可能になるから、それをやったらテレビは完全に変わりますよね。ただ、地上波の付加価値はゼロになるよね。
・リストラをしてやっと利益が出たっていうのが今の状況。でも、全然お金を使っていないから、番組が面白くなるわけがないんですよ。だから相対的にNHKが面白いんですよ。NHKの大河ドラマとか紅白歌合戦とか視聴率が上がっているのは、民法がつまらなくなったからにほかならない。うん。民法でリストラされた人がNHKに行って番組を作ってるケースも多いですよね。ニコニコ動画とかにも行ったりしてるわけですよ。

ここ数年、民放がつまらなく、NHKがおもしろくなってきたよなー
と思っていた理由が、ここに書かれていた。
やっぱりという感じ。理由があったのだ。

●その他

・「本腰を入れる」。これはNHKでは放送自粛用語なんですよね。「本腰を入れる」というのは性的な、セクシャルな意味があるからダメだと。あるいは「皮切りに」というのもセクシャルな意味があるからダメ。「野合」はもちろんですけどね。
・刑事事件になるって思った瞬間に、みんな身構えて本当のことをしゃべらなくなるんですよね。それは医療ミスも同じなんだけど、自分に責任があると思ったら絶対しゃべんない。みんなで組織ぐるみで隠しちゃったりするから、事故の原因が究明できないんですよ。
・地上は一部返してもらったけど、空域と帯域については日本はまだ占領下なんですよね。でも、みんな見えないから気づかない。見えないから返せ返せって言わない。横田空域のせいで羽田空港の利便性って相当下がってますよね。だから石原慎太郎さんが知事になって最初にやったのは、横田基地返還。それは土地が狙いじゃなくて、空域返還が狙い。結局、一部空域を取り戻し、そのおかげで羽田発の南ウイング、要するに羽田から九州方面に行く便が、行きは少なくともそのまま飛び立てるようになった。

空域が占領下という話、はじめてしった。
そうだったのか。。。
六本木ヒルズの上も米軍の占領下って、
日本の真ん中までそうだったとは。
日本国民、これ知ってるんだろうか。
尖閣諸島とか竹島の話をする前に、このこと、知っておくべきかも。

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