図解 武士道がよくわかる本

サムライの精神 新渡戸稲造さんが書いた日本人の気高い心。

100年前に書かれたものなのに、今にもあてはまることが驚きだ。
●この本を手にしたきっかけ
私はずっと外資系企業で働いていて、アメリカ人と仕事をしている。
私自身は、実は、仕事では日本人相手より欧米人相手の方が仕事がしやすい。
よく、考え方も「ガイジンみたい」と言われるし。
でも、自分と彼らはどこか違う。
全く彼らと同じ思考パターンをしているわけではない。何か違和感がある。
そこで、この本をとってみた。
彼らと日本人の違いとは何なのか
彼らと私の違いとは何なのか


●気になったところ

われわれは毎日のように、ヨーロッパがいかに日本に影響を与えたか、ということを聞かされ、この島国の変化がまったく自発的なものだということを忘れている。ヨーロッパ人が日本を教えたのではなく、日本が自ら、ヨーロッパの行政組織や軍事組織を学んだのだ。かつ、それはこれまでのところ成功している。
イギリスが、お茶を中国から輸入したからと言って、中国に影響されているとは言わないのと同じである。

これは本当にそう。猿真似ではないのだ。
ビジネスの世界も、これと同じ話があてはまるはず。
●気付いたこと
私は、どちらかというと欧米人に考え方が似ているのではなく、
100年前の日本人に似ていたのかも知れない。
武士に似ているとは思わないけれど、
武士の心を持ちつつ、積極的に海外に渡り、
海外から多くのものを「輸入」していた多くのパイオニアたち
の方に、共感をもつようだ。

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