頭が冴える!朝1分勉強法

クリントン元大統領のスピーチやアンドレ・アガシのコーチングに活用、
世界のトップも実践するノウハウを公開!
「催眠心理学」があなたを変える!
30万円の高額セミナーで公開されていたノウハウを非常識にも単行本化!

大阪で著者宮川さんのセミナーをうけてから、
もう何年経つんだろう。4年?5年? 
この方は、やはりNLPにかかわっている方が好きだなぁ。
この本は難解な「魔術の構造」をより詳しくわかりやすくした印象。
良書です。

●学びの種類による違い

・じつは、このふたつでは、やり方が全く違うのです。ところが、多くの人がこのふたつをごっちゃにしてしまっています。学校の勉強と同じようなやり方をすれば、ビジネスや投資、語学、恋愛、ダイエットなどのスキルも上達すると思い込んでいます。しかし、じつは、いくら学校のときのような勉強をしても、ビジネスや投資などのスキルは上達しないのです。なぜならば、ビジネスやお金儲けというのは、学校の勉強よりもむしろスポーツに近いからです。
1.知らないしできない(無意識の無能)
2.頭でわかっていてもできない(有意識の無能)
3.知っているが意識しないとできない(有意識の有能)
4.無意識でできる(無意識の有能)
しかし残念なことに、2.ステップ目(頭でわかっているができない)に来た段階で、勉強が完了したと錯覚してしまう方が多いのです。

受験や資格取得の場合はの勉強は2まで。
でもビジネスやダイエット、語学は4まで。
ノウハウコレクターでは成功できないのは、これが理由。
あとで書く「身体感覚が優れている人が成功しやすい」というのはつまり、
試行錯誤をする、実践するというプロセスに入りやすいからなのだろう。
逆にいうと、聴覚デジタルの場合はとくに、
2で止まらないように注意しなければならない。

●学習の本質と加速

・ある物事に対して何かを気づくということは、何かを悟るということなのです。これは、言葉を換えれば、ある物事に対する”関係性”を理解するということになります。そして、あなたが見えている関係性が多ければ多いほど、あなたは物事を成し遂げることがたやすくなるというわけです。あなたが気づく力を高めれば高めるほど、あなたはあらゆる物事をたやすくできるようになるということです。
・学習とは、知っていることと知らないことを繋いでいくこと、既知と未知を繋ぐことです。つまり、関係性を増やすということなのです。そして、繋げば繋ぐほど、いろいろな物事が見えてくるようになり、あらゆる物事がたやすくできるようになってくるのです。また、既知と未知を繋げていくのが学習ですから、既知のことが多ければ多いほど、未知のことも理解しやすくなります。例えば、全く知らない分野の書籍を読もうとすると最初は時間がかかりますが、勉強すればするほど、スラスラと読めるようになってくるということです。学習すればするほど加速度的にその分野において学習能力が上がってくるということです。

関係性を理解すること。
つながりが見えるようになること。
だから、歳をとるごとに、経験が増えるほどに、頭は良くなっていく
逆に言えば、ただ歳だけとっても、関係をつかめない人は、頭が悪いままだし、
若くても、関係がみえさえすれば、年長者を凌ぐことが可能。

●メタモデル(NLPの知見)

・メタモデルの鍵は、「質問」にあります。省略・歪曲・一般化された部分を復元し、足りない部分を明確にしていくためには、質問をするのが最適なのです。
・これらの質問法を知っておくことで、あなたは、相手や自分自身の思い込みや制限をはずすことができ、そして、多くの歪曲した情報から正確な情報を読み解くことができるようになるでしょう。
・情報が省略される5つのパターン
1.不特定名詞(抽象的な名詞)
2.不特定動詞(抽象的な動詞)
3.比較(比較対象の欠如)
4.判断(基準が省略)
5.名詞化(本来、動きがある言葉が名詞化された表現)

この部分は、リチャードバンドラーとジョングリンダーの「魔術の構造」で
感銘を受けた話を、わかりやすく説明してくれている部分。
今まで社会人としていきてきて、頭のよい人、仕事のできる人だなと思う人は、
自然と、この、メタモデルの「質問」ができているなと思う。
「それとは何か」
「本当にいつもなのか」
「具体的には」

●ビリーフを変える秘訣

・ビリーフを変えるうえで、大前提があります。それは、すでにあるビリーフを変えるためには、何か別のビリーフに置き換えなければならないということです。ただ単に壊すだけではなくて、望ましいビリーフで上書きする必要があるのです。なぜなら、そうしないと元に戻ってしまうからです。これが、制限となるビリーフをはずすうえての秘訣になります。
・ビリーフチェンジ・エクササイズ
1.「手放したいビリーフ」を声に出して発言してみます。
2.「手放したいビリーフ」を変な声に変換します。例えば、マンガのキャラクターなどのコミカルな発言に変えてしまってもいいでしょう。
3.変な声で何度か「手放したいビリーフ」を発言してみて、このビリーフに対する確信が自分の中で弱まっているのを確認します。
4.次に、「手に入れたいビリーフ」を声に出して発言してみます。このとき、確信を高めるために、力強いボディランゲージとともに発声すると、より効果的てす。
5.毎朝1分、「手に入れたいビリーフ」を声に出して発言することを親父動作を伴って繰り返します。

観念・信念体型を別のものに置き換えるという発想は、自分の中になかった。
これを秘訣といっているのだから、ここは深い意味があるのだろう。
東洋的な(仏教的な)考え方であれば、
五蘊における 相・行・識 は、いずれも破壊・離脱の対象であって、
新たな色をつけるという発想は、あまりない。
いや、あるいは、密教における生起次第の瞑想では、それをやっていたのかな。
ちょっと、新しい発見だ。

●目標設定時に注意すべきこと

・アファメーションクロック←自分の声を録音できる目覚まし時計の活用
・エコロージーチェック : あなたが目標達成したときに、あなたの人生や周りとの関係にどんな影響が出るのか、を事前にチェックしておくことです。そして、もし何らかの影響が出そうであれば、その影響に対する対策も目標設定の過程に織り込んでおく必要があります。

さらっと書かれているけど、ここはとても重要なところ。
エコロジーチェックをしないままに潜在意識を解放してしまうと、
いわゆる「魔境」におちる。

●VAKそれぞれのタイプ(NLPの知見)
●聴覚デジタル

・このような人を”内部対話優位”とも言います。デジタルと呼ばれる所以は、思考は五感を使って直接得る情報ではなくて、二次的な情報だからです。聴覚デジタルは、聴覚を使った内部対話なので、聴覚優位に含めることが多い
・読解型(聴覚デジタル)ですが、内部対話を使った学習方法を好みます。具体的には、印刷物から知識を吸収することがたやすくでき、映画よりも読書を好みます。また、人の説明を聞くよりも書かれたものを読んで理解します。そして、読んだことはすぐに覚えます。言葉で表現することが得意です。
– 「気づく」「わかる」「評価する」「実現する」「成し遂げる」「統合する」など、抽象的な言葉をよく使う
– 日常で内部対話をよく使い、人の話が理に叶っているかどうかに関心がある
– 言葉の論理性を優先する傾向がある
– 感情や感覚的なものを排除する傾向がある
・じつは、現在の学校教育のシステムでは、学習スタイルが聴覚型の人が最も有利だといわれています。実際、私が今までにお会いしてきたなかでも、聴覚型は学校の成績が優秀だった人が極めて多いのです。ただし、授業を受けるときは、黒板を見るよりも、耳を澄ませています。そして、音そのものに豊かな意味を感じとるという傾向があります。

V A K 以外に、聴覚デジタルなどというタイプがあるのはびっくりした。
どこかで読んでいたのかも知れないけど、少なくとも認識してなかった。
Vでも Aでも Kでも 何かしっくりこないなと思っていたのだけど、
これは自分にぴったり符合する。はたぶん、これだろう。
ちなみに、学校教育のシステムが、聴覚型が有利といっているのは、
なんとなく、少しだけ違うようながする。
聴覚型が優位な他人が優秀なのではなくて、
聴覚「も」鍛えられている人が優秀なのだと、思う。
優秀な人は、たぶん聴覚だけでなく、あらゆる感覚が鍛えられていると思う。

●聴覚/聴覚デジタルを鍛える方法

1.周りの聞こえた音を列挙する(聴覚)
2.新聞を音読する(聴覚デジタル)
ただそれだけです。もし新聞をとっていないのなら、雑誌でも構いませんし、お気に入りの書籍を音読するのもいいでしょう。もし、音読するワークを続けてみたなら、早ければ一週間で音から意味を見出だせるようになり、そして、音楽をもっと楽しめるようになるはずです。また、あなたの思考がより柔軟になり、前向きな内部対話を行うこともできるようになるでしょう。聴覚デジタルを鍛えれば内部対話で思考することが可能となり、論理的になれます。ですから、自分の頭を良くしたいと思われるのであれば、聴覚デジタルを鍛えることをお勧めします。

逆にいえば、子どもにロジカルな思考能力を持たせたいと思えば、
音読をたくさんさせればよいのだということになる。
そういえば…自分は十代の頃、ある特殊な訓練のために、
音読をすごくたくさんやっていた。
そのあとに、ロジカルな思考能力が一気に伸びたような気がする。
現代文の模試の偏差値が70を飛び抜けて80まで言ってしまうとか。

●身体感覚を鍛える方法

じつは、成功している起業家は、身体感覚が強い方が多いのです。
1.ゆっくり味わってご飯を食べる
2.自然の中に入る

ここ、重要。
早食いの人が多い という気もしているのだけど、
おいしかものが好き ととらえれば、合点がいく。

●トランスに入るのは簡単

トランス状態、潜在意識優位の状態になるといっても、難しく考える必要はありません。なぜなら、潜在意識を優位にするのは、とっても簡単なことだからです。これは、目の使い方にポイントがあります。ふだん、私たちは何かを見るときに、対象物そのものに焦点を当てて見ます。これを「中心視野」と呼ぶのですが、”この目の使い方ではない”使い方をすればいいのです。具体的には、「周辺視野」と呼ばれている目の使い方です。対象物そのものだけではなくて、全体を眺めるような目の使い方。これを周辺視野と言います。そして、潜在意識を優位にする簡単な方法は、対象を周辺視野で眺めることです。
・昔からよくやるような表に英単語を書いて、裏に日本語訳を書くというのはあまり良い方法ではありません。むしろ、英単語と日本語訳を同じ面に書いて、それを同時にスキャンします。英単語と日本語訳が同じ画面でスキャンされますから、思い出すときも英単語と日本語訳を同時に引っ張り出すことがでます。

こういう風に書いてくれると、
フォトリーディングが身近に感じるし、やってみようという気になる。
潜在意識に入れなければフォトリーディングができないのではなくて、
フォトリーディングの訓練をすれば、逆に、潜在意識に入るのが自在になる、
ということか。納得。
自信がついた。

●情報遮断の重要性

・食べ物について考えてみてください。食べられるからといって、落ちているものを拾って食べれば、お腹をこわしてしまいます。情報も同じで、いい加減な情報や間違った情報も一緒に取り入れることは、あなたの持つ情報全体の質を大きく損なうことになります。不要な情報を遮断することは必要不可欠なのです。
・年収の高い人のほうが、不要な情報を入手しないことに注意を払っています。

喩えるならば、脳の肥満 脳の下痢 といったところだろう。
このたとえ、いつきいても、なんどきいても「そうそう」と思う。
周りの人に、声を大にして、伝えたい。
ひとまず家族については、悪質な情報でお腹を壊さないように、
無駄な情報で肥満にならないように、注意してあげなければ。