コミュニケーションのための催眠誘導

「何となく」が行動を左右する
理想の人間関係をつくる、「潜在意識」によるコミュニケーション・テクニック

この人 石井さんはとても気になっている人の一人。
たぶんこれから、著書をことごとく読破していくことになると思う。
NLPは十分に実践的だけど、さらにそれを日常の場で実戦に活かすためにはどうしたらよいか、
そんなことを教えてくれる人だ。


学ぶべきところやメモしたところが多すぎて、
そのどこかを引用することができない。
これは一冊まるごと、教科書になる。
とくに、PタイプとEタイプ(WeタイプとMeタイプ)の説明はとてもためになるし、
あちこちに出てくる会話の参考例もとても価値が高い。

・性的な含みのある言葉を使って相手に一瞬の隙を作らせ、そこに暗示を入れる
・潜在意識を味方に = あんなオトコは最低だと言いながら結局その男性と結婚して周りの人を驚かせる女性
・人間関係に問題がある人に共通した特徴は、相手を観ていないということ。自分が他人から同見られているかということたけで頭が一杯になってしまっている
・私たちはたくさんの情報に囲まれてはいるけれど、実際に情報として取り込んでいるのは当面の関心があることだけ
・認めてあげるということは頭で作戦を練っていては難しい。心から素直に相手に関心を持つことが必要
・人は無意識のうちにさまざまなイメージを空間的に配置している(視線とアンカリングへの応用)
・PとE 表現の仕方は理解の仕方と逆
・実は、このEとPのシフトによって恋愛関係が壊れてゆくケースは非常に多いのです。
・相手を一人の人間として尊重する気持ちを忘れてはいけません。それがなければ、どんなに誘導が巧妙でも、相手の潜在意識は自分を守るためにあなたから離れてゆきます。
・ダブルバインドの具体的な活用例
 「初めてのエッチがラブホテルじゃ嫌だな」
 「『あんパン』ぐらいなら大丈夫でしょう?」
・分離法 お堅い彼女の中の「自由な女」を目覚めさせる
 「君の全部がホテルに入るわけじゃない。君の中の『真面目な自分』はホテルの外に置いて『奔放な自分』だけがホテルに入るんだ。今夜だけは、別の自分を演じてみようよ」
 「絶対に言いたくないことは言わなくていいですよ。話してもいいなと思えることだけ、あなたが許してくれることだけ言えばいい」
・否定的な相手に対してはノーセットを用いる
・かぎカッコ法 誰かの言葉を引用する
・私がイクときはどういう反応をするだろう?という疑問に答えを出すためには、彼女の内部でオーガズムに達した体感覚を再現してみる必要がある
・現在完了形 = ディシソエーション 過去形 = アソシエーション → 単純な過去形の方がライブな感覚。
 現在完了形にはhave = 経験として持っているという含みがあり、ディソシエーション。
・暗示の本質とは、言葉ではなく、その言葉によって想起させられる「空想」なのです。
・ノミナライゼーション(名詞化)= レッテル貼りによる暗示に注意する。状態は固定的に存在するモノではない。

写真や動画をたくさん撮って飾ったりプログにしたりするときには、
注意が必要かも知れないと思った。
楽しい思い出をディソシエートしてしまわないように、
誰の視点からの映像なのかに注意する必要があるかも知れない。

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