なぜ、占い師は信用されるのか?

仕事もプライベートもうまくいく裏コミュニケーション術
「コールドリーディング」のすべて
All About The Cold Reading

コミュニケーション技術は、基本をNLPで学んだら、
あとはコールドリーディングだけでOKかも知れない。
ということで、昨日読んだ本に続き、もう一冊。


今回のこれも、豊富な事例がとてもうれしい。
以下は要点だけメモしたけれど、事例がないと、たぶん性格に意味がとれないはず。
知りたい人は、本を読むべき。
自分としては、この本も身につくまで何度も読み返す教科書級。

・Subtlety 意識に気づかれないさり気なさ
・胃袋に入るものにはこれほど慎重になるのに、しかし、心に入ってくるものには私たちは怖ろしいくらいに鈍感
・あなたがいくらミラリングしても、相手はそれに気づいてしまう。気づかれてしまったら、それはもはや相手の潜在意識に影響を与えることはできない。意識レベルで捉えられてしまうと、精神感応としてのラポールは成り立ち難いのです。
・レントゲンを見ながら担当医が「大丈夫だから、大丈夫だから、絶対に大丈夫だからね」と必死に繰り返したら、余計に不安になる。言葉による暗示にはそういう落とし穴がある。
・体感覚イメージによる自己暗示(→異性に対する緊張にはかなり使えるかも)
・観察しているとき、あなたは自意識から離れます。動きの鈍いまぶたの側が、無意識の側
・自分が話していることを自分自身が信じているかどうか?ラポールの大前提
・Time Misdirections
・ストックスピールを積み上げる目的は、リーディングそのものというよりも、Yes-setを構築することにある
・悩みには四つのカテゴリしかない
  1) 人間関係
  2) お金(豊かさ全般)
  3) 夢(目標)
  4) 健康
・Subtle Negatives : 否定疑問文
  ~ではありませんよね?
  人からは~と言われませんか?
  ~には心当たりはないですよね?
  ~というのはあなたのことではないですよね?
  ~というのは、私の気のせいかなあ?
  ~ということは今までにないですよね?
  ~ということは気づいていないですよね?
・Subtle Questions : 質問しているということを悟られずに質問する
  ~というのはなぜですか?
  ~の意味がわかりますか?
  ~と言ったら何のことでしょうか?
  ~に心当たりがありますか?
  ~というのは正しいですか?
  ~には何か重要な意味がありますか?
  ~というのはなんだろうなあ…
・Subtle Predictions
  ~近いうちに~があるはずです
  これからは~はよくなっていくでしょう
  Aがあなたに内緒で~するでしょう
  くれぐれも~に気をつけてください
・表面的なアドバンテージを評価するとともにそのまったく逆の評価も付け加える。
・「問題がありますか?」と聞くのではなく、まったく逆に、「どうしてこんなに素晴らしいのですか?」と聞く
・カバンをさげていない側が、心の入口(警戒なく心を開いてくれる側)
・ミディアム : リーディングを間違った→解釈を間違ったに変換
・subtlety : 右手と左手にネガティブな話とポジティブな話を紐付ける
・「わかりました。”でも”、まずこれを終わらせちゃいますよ」
・「吸ってもいいよ。”でも”、吸いすぎには気をつけろよ」
・メールのミラーリング : 相手のメールのスタイルをそのまま真似する
・メールの中で、頻繁に相手の名前を呼びかける
・「あなたは本物と偽者を見分ける認識力を持っている」→コールドリーダーのことを本物だと受け入れる
・…って普通の人だったら言うよね / …とまぁ、他社さんでしたらそんなことをアピールするかと思いますが
・Multiple Implications : 複数の含みをもたせる

名前のついたテクニックとして存在していることを知らずに、
自然にやっていたこともいくつかあるけれど、
こうして体系的に整理されたテクニックとして説明してあるのは、ほんとにすごい。
もう、NLPとか言ってられない。