アロマテラピー検定公式テキスト1級

2015年7月改訂版

前回読んだ2級本では内容が薄かったので、今度は1級本を。
体系的に知識を整理するには、最低でもこのくらいはないと。
でも、これでもまだまだ。
もっと深く知りたい。

・私たちが香りを嗅いだときに経験する感覚は、多数の人に共通することが多いようです。精油の作用は、私たちがその香りを嗅いだときに浮かべる香りのイメージと一致している場合も多いのです。これは、われわれの祖先が得てきた植物とのかかわり(食べたり、草の中で寝たり、薬にしたりなど)が、そのまま現在の私たちに受け継がれているからなのでしょう。

経験と紐付けられた、アンカリングされた香りを別とすると、
本能的な作用として、香りが人に共通の影響を与えるということの意味がよくわかる。
これはつまり、例えば鼻がつまっていて感じられないとか、
肌から入るもので香りはうっすらとしかわからないような場合、
あるいはいろいろとブレンドされていて一つ一つがよくわからないような場合でも、
効果は確実にあるということも意味してるんだなと思う。

・1970年代に入って、香りが神経症やうつ病に効果があることが知られるようになりました。ミラノの植物誘導体研究所長のパオロ・ロベスティは、イタリアで産出するオレンジ、ベルガモット、レモンなどの柑橘類の精油とその加工品を、このような症状に対して用いると非常に有効であることを発見しました。この研究は香りの精神科における臨床例としては、世界最初のものといわれています。

これを知ったら喜ぶ人、ほんとにたくさんいると思う。
サプリやハーブの前に、
脳にダイレクトに影響を与えるアロマの知識が、
もっとたくさんの人に広まってほしい。

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