コールドリーディング

ニセ占い師に学ぶ!信頼させる「話し方」の技術

 
  
この本、具体例満載で
とてもわかりやすい。
かなりわかりやすい。
コールドリーディングをマスターするまでの間、
辞書的に使えてしまうすごい本。


■メモしたところなど

●原則
・当てているのではなく、解釈しているのだという姿勢
・相手がしゃべりたがっていることをしゃべらせる
・相手が聞きたがっていることを話す
・ただひとりの特別な存在としての相手に驚きをもって接する
=人を型にはめて一般化しようとしないこと。全ての人はかけがえのないOnlyOne
△「あの人は自閉症の症状を呈している」
○「あの人は自閉症だ」
●ストックスピール
・誰にでも当てはまるような漠然としたことを、あたかも相談者の個人的な事実を言い当てたかのように提示するテクニック
・ストックスピール構成要素 : 主観の原理
 人は、他人の話を、自分のことに当てはめながら聞いている
(クライアントに母親の話をさせたければ、セラピストが自分の母親の話をすればいい)
●UVS(Unverifiable Statements) : ストックスピールが失敗したときの手法
・裏づけのとりようのない主張
「ご自分では気づいていらっしゃらないかもしれません」
「ご自分では忘れておられるかもしれません」
「ご自分では気になさっていないかもしれません」
「ご自分では特に意識していないのかもしれません」
「意識レベルまではまだ昇ってきていないのかもしれません」
●RHS(Right Hand Systemとスイッチバック法)
親指 : 親分肌/職人肌
人差指 : 人が好き/人が嫌い
中指 : 現在/未来と過去
薬指 : 情緒的/論理的
小指 : 赤ちゃん/自立

とくに、57頁あたりのストックスピールの具体例と、
158頁のRHSのまとめのイメージのところは、秀逸。