あの人の「1番」になるために、あなたがすべきこと
Do You Have a Love Rival?
ライバルのいる恋はあたりまえ! では、どうする!?
別に私に恋のライバルがいるわけではないが、
ちょっと仕事上のリサーチとして。
爽やかな感じで書いてあるけれど、実は、ある意味かなりダークなことが書いてある。
そして、男性視点で言うと、確かにこれは効果あるだろーなと、思う。
要は、現在一番手であるライバルと自分と彼氏について
SWOT分析をしっかりやって、徹底的に戦うという感じ。
とくに、一番手だからこその女性が陥りがちなミスを、
チャンスとして徹底的に使うあたりは、ゲリラ戦という感じがする。
そう、これはゲリラ戦のバイブルなのかも知れない。
ただ、関係を勝ちとった後、それを維持する方法がかかれていない。
オトコ目線で考えると、このようなゲリラ戦で勝ちとった関係だと、
その維持が難しそう、というのもまた、事実だ。
●原則
・多くの女性は自己PRをしようとするときに外見を伸ばしたり、ちょっとお勉強をしたりとそういう「彼の心を知ろうとする以外」のところでがんばります。あなたはさらに「彼の心を知ろうとする」ことによって彼の「1番」になってくださいね。
・男性って単純で(略)一緒に遊びに行ったときに、隣にいる女性が終始笑顔だったらそれだけで「遊びに来て良かった」と思える生き物です。
・身も蓋もない言い方をすると、「弱っている男性を支えると、彼の1番になれます」ということです。好きな人が風邪をひいたとき、仕事で悩んでいるときに支えてあげましょう。応援するだけ、癒してあげるだけで十分です。好きな人が愚痴を言い始めたら、聞いてあげる。そのあと、膝枕をしてあげてもよいでしょう。そっと抱きしめてあげるのもよいでしょう。たったそれだけのことで、男性は「この人こそ俺が本当に求めていたパートナーだ」と思えるのです。
・男性が弱っているときはピンチのように見えて、実はチャンスです。(略)ライバルの女性は失敗行動をとることがあるので、彼との距離が一気に縮まりますから。
・好きな人とは楽しく過ごすから、上手く恋も進んでいきます。ですので、苦しい気持ちは好きな人にぶつけないようにしましょう。ただ「好きな人に悪い気持ちをぶつけないで」と考えて我慢してもあまりよい結果にはなりません。悪い気持ちは他で吐き出してしまうと良いでしょう。友達でもカウンセラーでもかまいません。あなたの辛くて、そして楽しい恋の話を聞いてくれる人を作ってください。
・モテる人がなぜモテるのかというと、心に余裕があるからです。モテる、という余裕がさらに異性を惹きつけます。彼にモテるために、まずは他の男性にモテる、を実行しましょう。心に余裕ができたら、恋は上手くいくものですから。
この本のキモになる部分。
●ゲリラ戦術
・女性は男性に比べて「デートの時には色々と与えてもらえるのが当たり前」と考える傾向があります。だからこそ、そこにチャンスがあります。デートのプランとか普通は男性が捧げるところを自分から積極的に入っていくことで男性を喜ばせてあげれば、それだけで有利になります。
・好きな人の今の彼女がどんなにキレイで、素敵でも、女性である以上は「彼に楽しませてもらう」という意識があるはず。その意識を逆手にとって「私が楽しませる」という方向にあなたの意識を切り替えるだけで彼の中であなたの位置が一気にあがります。
基本を具体的な行動にうつすとこうなる。
●恋愛の基本
・男性の愛情発生のメカニズムは女性のそれとは違うため、「思いやり」で愛情を伝えうとしても少ししか伝わらないのです。ブリッ子ちゃんがモテるのは、女性的な愛情発生メカニズムを使っているのではなく、男性の愛情発生メカニズムに沿った愛情の伝達を行っているからなのです。男性に対しては最初に要望を出せばよいのです。いわゆる「投資行動」を行ってもらえば、男性の愛情発生のメカニズムが作動し始めます。
・男性に投資してもらうことを続ければ続けるほど、女性は大事にされていきます。なぜなら、人間は自分の資源(お金とか時間とか)を多く費やしたものを大事にするからです。
・逆のパターンで上手くいかない女性はよく「すみません」という言葉を使います。「すみません」と言われた男性は全然うれしく感じません。「俺がせっかく奢ったのに、喜んでもらえないんだ。むしろ恐縮されてしまうんだ」と凹んでしまいます。謙遜の気持ちは男性に伝わりません。気持ちよく「おいしかったです。ありがとう」という方が結果的に男性も喜んでくれるのですから、おいしく食べて大いに喜んでください。
・「実際に商売になっているサービス」を見ていけば答えがわかります。耳かき、膝枕、マッサージなど、男性が癒しを求めていくサービスたくさんありますよね。これ全部やっちゃいましょう。男性がお金を払ってまで求めるサービスです。あなたが好きな人にやってあげて喜ばれない理由はありません。キャバクラ..男性が「ウザイ」自尊心を受け止めている相手も求めている、という部分をしっかりやってあげようということです。風俗..ちょっと変なフェチを持っていたとしても否定しない。受け入れてあげる。食事..手料理が得意なら定期的にご飯を作ってあげましょう。
これは、ライバルがいるかどうかにかかわらず、男性心理を理解したポイントだろうなと思う。
しかし、プロ以外でこのことを理解している人はなかなか少ない。
●女性が理解しておくべき注意点
・数年ほど前に「ソウルメイト」というキーワードが流行りました。言葉自体はキレイなものなのですが、実際に使われていたのは「不倫をしている人」とか「セックスフレンド」、「『2番手』の女性」相手にです。「恋人」という「1番」の女性に対する言葉は使えないので、「ソウルメイト」という、「『1番』の女性じゃない人にも使えることば」が当てはめられていたのです。
・不倫をするとき男性は女性のことを「選んでいない」ことも多いです。最初は気軽に身体の関係ぐらいでいいや、と思って付き合うことが多いので、たとえ気が合わなくても、自我を通そうとする女性であっても付き合うことが多いです。身体は重視すれども、心は重視せずに男性は付き合い始めます。
これを理解していない女性は、案外多そう。
とくに、自分の心の問題・寂しさの代償として、
自分の心の外側にある男性で紛らわそうとしてしまうと、
勝手に男性を美化して、そして勝手にそれに裏切られた形になって地獄をみる。
男性心理を理解するということは、男性の冷めた部分も理解しておく必要がある。