IDEA HACKS!

今日スグ役立つ仕事のコツと習慣

全体的には、おおむね、やっていることだった。
この本から得た最も大きなIDEAは、
「マンガをそのまま引用する」
という本の書き方だったりする。

●情報のストックとフロー

・情報をストック情報とフロー情報としてとらえ直すことで、どうやって情報を管理していけばいいか、どうやって情報をアウトプットしていけばいいかが、はっきりしてきます。日々更新されていくブログは主に、フロー情報を掲載していくツールです。だから、そのときそのときの、ぱっと出てくるアイデアを書き留めるのにいいわけです。一方、「ウィキペディア」と呼ばれるインターネット上の百科事典は、ストック情報を管理しています。これをイントラネット上に置いておくと、車内での知識共有などのツールとして活用できます。

これはすごい。この本一番の光る情報かも。
確かに、自分もCMSは、MTとWikiを使い分ければいいのかも。と思った。

・どうせあとで検索にかけるので、あえてフォルダは分類せずに、「情報フォルダ」とだけ名づけておきます。しばらくして情報がたくさんたまくってくると、今度は、デスクトップ検索をかけるだけでグングン情報がひっかかってくるようになります。この検索のメリットは、保存した情報が一度、自分のフィルターに引っかかっていること。つまり、気になって保存していた情報しか検索にかからないので、検索結果の質が圧倒的に高いことです。情報を精査していく無駄な時間を省くことができます。
・大切なことは、ちょっとでも気になる情報はハードディスクに取り込んでおくこと。とくにウェブサイトの情報は、いつ削除されてもおかしくないので、気になったらすぐに保存しておくことをオススメします。

BookMarkって、すぐにDeadLinkになるから使えないよなと思っていたけど、そうか。解決方法は簡単だ。
Evernoteもそうだけど、PDFにしちゃえばいいんだ。

・浮かんだテーマやキーワードをもとに、それに見合った読書カード、日記と写真を並べ替えると、論文のほぼ八割ができ上がってしまうというのです。鶴見さんは、合理的な文章をいつでもつくり出せる「知のデータベース」を、ひとりでコツコツつくり上げていたわけです。(知的生産の技術で紹介)
・しかし、データベースはあくまでも、情報を保管するためのツールにすぎません。おいしい料理をつくるには、素材だけでなく、それを料理する手順が必要です。つまり、データベースに加えて、素材を物語として調理する「物語構想力」があってはじめて、料理という形、アウトプットとなるのです。データベースの中に物語はありません。物語を肉付けするツールとしてデータベースが重要なのです。
・実は本書も、ほとんど通勤電車の中でメモし、パソコンで清書したものです。おそらく車内の誰も、わたしがケータイで本を書いているとは思ってもみなかったでしょう。

自分も、本かけそう。
それにはもう少し、できれば本の自炊を早く終わらせて、
全てPDF検索できるようにしたいなと思う。

●その他記録

・「って」検索

とは検索の応用。これは思いつかなかった。
確かに口語で書かれるブログやツイッターの時代は、そういう応用が必要になる。

・自分の辞書 手帳に新聞や雑誌、参考文献の縮小コピーがひたすら貼ってあるだけのシンプルなもの その場でこれは必要だと思った数字や図形、グラフは迷わず貼っておく。「何がラクって君、それを見ながら企画書ができることだよ」
・名刺を整理するタイミングも重要です。わたしは一年をめどにしています。というのも、仕事であれ、プライベートであれ、一年間つき合わない人とその後の関係発展は見込めないことが多いからです。
・大切なアイデアメモも、名刺入れの中に入れておくと、まずなくしません。
・脳は細かなことは忘れっぽいのですが、時間の順序はあまり間違えません。とすると、ノートを記載した時間をしっかり記録しておくことがポイントとなります。

ただしこれは男性の場合だと思う。
この修正版のアイデアとして、女性の場合はノートを記載したときの感情とか感情にまつわるイベントを書いておくと、
よいインデックスになりそう。

●時間と習慣

・何かに集中するために必要な時間が九分だからです。集中するのに九分かかるとすると、メールチェックをしながらの作業がはかどらないのにも納得がいきますね。メールは九分に一回はくる。そのたびに集中力を失っているわけで、それでは作業は一向に進みません。メールチェックは細かくやるのではなく、一気にやるべきです。
・スケジュールがしっかり把握できていないと、いつも不安が先行し、アイデアを出せるくらいまでリラックスすることができないからです。だから、安心して仕事のできるスケジュール管理を習慣化する。これこそ、この時間管理ハックがアイデア・ハックにつながっていく理由です。

妻が予定が決まらないといらいらするというのは、このことをいっていたのだなと、思った。
家族のスケジュールは、自分だけの問題ではない。
影響のある予定はなるべく早く明確にしてあげないと、周囲に迷惑がかかってしまうのだ。
肝に銘じておこう。

●考える

・『「歩く!」仕事術』という本では、一秒間に二歩で五分以上歩くことをすすめています。これは、セロトニンを分泌する大脳の縫線核が、一秒に二回というリズムでセロトニンを生成しているからだそうで、その縫線核と同じリズムで歩き「共振」を引き起こすことで、セロトニンの生成を促がすことができるのだそうです。
・イメージを使って考える
イメージ思考 : 豊かな細部/具体的
言葉による思考 : 細部の欠落/抽象的
・まず、ジャンルの違う雑誌を五、六冊と大きな模造紙を用意します。次に雑誌に掲載されている風景や人の写真、イラストなどで、自分の説明したいイメージに近いものをどんどん破っていきます。そして、その破ったページがたまってきたら、はさみでイメージに該当する部分だけを切って、それらをのりでバンバン模造紙に貼っていくのです。すると、頭の中でぼんやりと思い描いていたイメージが、明確にたちあらわれてきます。言葉だけで考えると、豊かなアイデアは出てきません。だからこそ、雑誌などに掲載された画像を利用すると効果的なのです。そこには言葉以上の意味が含まれています。コラージュはそのときにはまだ言葉になっていないアイデアを引き出す、便利なツールとして使えるのです。

これは宝地図に通じる、というか同じ原理だ。
具体的なので、宝地図をどうつくったらよいか、まさにイメージがわく。

●その他

・アメリカでは「やってみろよ」、失敗しても「ナイストライ!」。
・DNAを凌駕するミーム(MEME DNAの遺伝子に対して、社会的な「意伝子」と呼ばれ、かかわってきた人の意志や考え方に影響され、記憶されていく文化的なもの)を身につければいい。
・『白雪姫』絵本のもとになっている映画は、約二時間近い超大作です。しかし絵本は、全部で二三ページしかありません。しかも、すべてひらがなで書かれています。この絵本編集は、アイデアを生み出すための重要な方法のひとつです。相手に合わせて、いかに視点を自由自在に変えられるか。相手に合わせて目線を下げられる人、まつり、話の要点をつかむことに長け、相手に合わせて説明できる人。
・ブランドづくりとは「不変の価値を持つと同時に、常に時代を感じさせるという、一見矛盾することを解決する」こと(私的ブランド論より)

絵本が、すばらしいサマリーなのだと考えると、
確かに、すごいなと思う。
娘の絵本、そういう視点でもう一度みてみよう。

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