自分の会社をつくるということ

表紙の経沢さんの写真に惹かれて、手にとってみた。
雰囲気が、ちょっとタイプで…。

実は、Dreamgateの起業イベントでも生の声をきいてきた。
そして書名のとおり

 自分の会社をつくるということ、とはどういうことか?

その問いを持ちながらページをめくってみた。
自分と同世代の女性が、ゼロから起業したとのこと。
どんなプロセスで、そしてどんな理由で
会社を経営しているのだろうか。

 

●印象に残った言葉

p33
起業して成功したいなら、今の環境をまず土台にしましょう。
その中で最大限に認められるような人間になってください。
周りの人に認められるようにがんばること、そして認めさせるような実績を作ることです。
それができて、周りの人からも、この人は飛び抜けていると思われたら、
その段階がひとつの目安、つまり辞めるタイミングになると思います。

p213
0.95って、掛け算をしても絶対に一以上にはなりません。
掛ければ掛けるほど、どんどん減ってすぐ半分になる。
でも1.1は、8回掛けたらもう二倍以上なんです。

 

起業の、まさに王道を歩いているな、
と思った。

でも。
経沢さんご自身は、本の中ではさらりと書いているけれど、
実は、なかなか実践するには厳しいことを、人一倍やっているんだな、
ということも感じた。

今の勤め先を辞めようとしている私。
私にとっては妥当だと思うが、遣り残したことはないだろうか?
将来は起業したいと考えている女性や、
今、転職しようかどうしようか迷っている方におすすめ。

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