サンプラザ中野と松本大の株本

投資を楽しむための集中講義7コマ

前の職場の知人に勧められて持っていたもの。
ずっと読まずにいたんだけど、
ここのところ投資関連の本を読んでいたので、
ついでに読んでみた。


ファンダメンタル分析とテクニカル分析の違いだとか、
初心者にもとてもわかりやすく書かれていて、Goodな本。
とくに、ステップ5にある、チャートの読み方、テクニカル分析の基本についての説明が、
とてもわかりやすかった。
ゴールデンクロスとデッドクロス、
短期と長期の移動平均線の位置関係、
同時線(十字線)の意味
などなど。
●その他感想のメモ
・株主優待で投資先を選ぶってのも、悪くないよなと、改めて思った。
・日経平均とかTOPIXなどのインデックスに投資するよりも、
 松本氏がいう「インフレの局地戦」がおきている企業を探す方がいいんじゃないかとのこと。
 デイトレードなどを別とすれば、確かにそういう見方も、ある。
・業界がシュリンクしていても、残存者メリットでシェアを拡大する企業もある。
・全体がだめになると、いい会社も売りにだされる気分になる。
・9.11事件は、WorldTradeCenterの破壊という意味で、資本主義へのテロという意味もありそう。

ぼくはアメリカに長く住んでいたわけじゃないですけど、アメリカの金融機関には長くいて、「ウォール・ストリート・ジャーナル」とか、向こうのメディアはたいてい読んでましたけど、「株価対策」っていう英語はないと思いますよ。

「スタビライゼーション」という言葉はありますけど、これは「対策」というより、「ブレが激しいので調整しよう」というような意味ですから。

株価は原因ではなく結果。
対策するのは株価に対してではなく、その原因に対して行うべき。とのこと。
たしかに。

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