きっと、よくなる!2

どんな人にも、豊かさの扉を開く鍵がある!
200万人の読者に支持された著者が、メインテーマである「お金と仕事」について語り尽くした決定版。

本田さんはやっぱりいいなぁ。定期的に読みたい心の薬。

●幸せになる勇気

・幸せに成功するための八つの勇気 : 3) 最高の自分に出会う : 自分の中にすごい才能が眠っているかもしれないという可能性をみるのは、才能がないと認める以上に怖いことなのです。
・「え~、自分が最初のひとりになる!?」と感じたことでしょう。いままでインタビューしてきた幸せなお金持ちは、みな過去に同じように感じたと語っています。そして孤独の中で悩みながらも、自由に生きる人たちの最初のひとりとして、リーダーシップを発揮しているのです。人生がうまくいっている人は、まわりに勇気を与えます。

ちょうど、夢をみた。
今まで自分がうまくいったとき、いかなかったときを考えると、
自分がリーダーシップをとったときは、すべてがうまくいっていた。
リーダーシップをとることは疲れるなぁと、それを放棄してリアクティブに生きていた時は、
すべてが中途半端、すべてがうまくいかない、つまらない時間だった。
それを、再確認するという夢だった。

●ライフワーク

・私の「こういうのがあったら」は、「お金と幸せ」に関する情報でした。育児セミリタイア中、本屋さんによく行きましたが、いつも不満に感じていたことがありました。それは、お金がテーマになっている本のほとんどが、「いかに儲けるか」という内容だったことです。かと思うと、「お金を持たずに幸せに生きよう」という精神論的なものでした。どうして「お金と幸せの両方についての本がないんだろう。早く誰か書いてくれないかなぁ~」と思っていました。まさか、自分がそのような本を書くようになるとは、考えてもみませんでした。誰も書かないなら自分で書こう、と決めるのに、それから三年かかりました。いざ実際に書きはじめると、びっくりするほどすらすら書けるではありませんか。それが、私の最初の著書である『幸せな小金持ちになる8つのステップ』です。
・英語でライフワークのことをコーリング(calling)といいます。直訳すると「呼び声」。多くの人は「自分のライフワークが何なのかわからない」と言いますが、私はそうは思いません。それは、小さいころからその人の中に、ずっとあるものなのです。自分の中の静かな声を聞いてみると、それはわかります。日常の中にも、サインはいくつもあります。ただ、いまは気づきたくないだけなのです。あなたのコーリングは何ですか? あなたはどの分野で”その人”になるのでしょう。自分の使命を静かに受け入れたとき、その人は初めて自由になります。
・そのためには、三つのコツがあります。最初は、「あなたが心から楽しいと思う活動を選ぶ」ことです。楽しそうに何かに打ち込んでいる人は、とても魅力的です。あなたがそういう仕事をしていれば、協力してやろうじゃないかという人が必ず出てきます。二つ目は、「自分の選んだ仕事を極める」という高い志をもつことです。「日本で一番のラーメン屋になろう!」とか、「誰からも感謝されるマッサージセラピストになろう」といった、あなたらしい夢をもってください。一生懸命な姿勢や高い志に、人は胸を打たれるのです。三つ目は、「応援してもらう仕組みをつくる」ことです。たとえばそれは、ニュースレターを出したり、ホームページ、ブログで自分の活動を知らせることかもしれません。
・小学生のころから「我慢」と「がんばる」ことを強いられた結果、何が欲しいのかわからない人たちが大量生産されています。我慢のしすぎは、体にも心にもよくないと私は思います。今度、石の上に乗っているような感じがしたら、それを冷静に見てください。それが自分のベストだと感じるのなら、もうしばらく我慢してやってみてください。でも、少しでも違和感があったら、思い切って飛び降りることです。必要のない我慢は、勇気をもってやめましょう。

最近、なんとなくそれが、わかってきた。
大切なことは、どんな小さなことでもいいから
calling にしたがって、それに関わりはじめてみることかも知れない。

・幸せな成功者は、自分の仕事に返金保証がついても、まったく慌てません。なぜならば、自分の大好きなことを嬉々としてやっているからです。多くの人を喜ばせているので、返金を求めてくる人は、ごくまれだろうということも知っているのです。逆に、返金を求められるようないい加減な仕事をしていると、人生がつまらなく、不安でいっぱいになるでしょう。お客さんや上司からクレームがくるかもしれないという不安におびえなければならないからです。

確かに「自分が返金保障をつけられる仕事は何か」という考え方も、
ライフワークに気づく一つの方法かも知れない。

●引きこもる時間

・私は小さいころ、「三年寝太郎」という物語が大好きでした。三年間寝たきりで何もしない男が、目覚めたあと、大活躍する童話です。育児セミリタイア時代、何度も読み返しては、勇気をたくさんもらいました。「ひょっとしたら、一生社会に出られないかもしれない」という不安を感じながら、きっと出ていくタイミングが来るとも信じていました。私にとって、五年間の引きこもり生活は自分と向き合う貴重な時間になりました。そこから、本当に大切なものを中心にして生きることを学んだように思います。いま、引きこもっている人が全国で何百万人もいるそうですが、そういう人にぜひ伝えたいメッセージがあります。それは、「十分だと感じられるまで、引きこもるという選択肢を自分自身に与えてほしい」ということです。経済的に可能なら、その引きこもりの期間は、とっても貴重な時間になるでしょう。

私も、この「三年寝太郎」を少し前によんで、とてもいいなと思ってた。
あれは確か、下の子が生まれる前後、妻につきそってその産婦人科に通っているときに病院で読んだのだった。
私も仕事を一切せずに一年間もひきこもっていた時期があるので、この感覚は、すごくよくわかる。
私の場合は経済的に許されずに働き始めることになってしまったけど、
それはとても価値のある時間だった。

●人間関係

・なぜ関係が悪かった家族と和解すると、人生がよくなるのでしょうか? これは私なりの解釈ですが、私たちは家族に感じるのと同じ感情を社会に対して抱く傾向があります。それは、家族が私たちの体験する最初の社会だからです。両親や家族に対して怒りや憎しみをもっていると、それが社会に投影されます。兄弟姉妹、両親と緊張状態にあると、社会とも無意識のうちに戦争をしてしまいます。実際にそういう人は、お客さんや取引先とのトラブルも多いのです。そんなことから、私はこれまで、両親との関係に問題があるクライアントには、和解をするようにすすめてきました。とても勇気がいることですが、実際に両親と和解できた人の人生は、劇的に変わっていきました。両親や家族と和解することは、人生でもっとも深いところに癒しをもたらしてくれるのです。
・直談判してくる人と話す機会があれば、「なぜ、そのように見えるのか」「それが、すごく悪いように見えるのはなぜか」などと聞いて、誤解を解くようにしています。たいていの場合、私にもっとよくなってもらいたいと考えてくれているか、私が彼らの描く理想像にそぐわないので失望しているかのどちらかです。いずれにしても、そういうコメントをくれたことを感謝すると、相手は穏やかになります。相手と話ができないときは、批判的な考え方や感じ方を尊重する器が自分にあるかどうかをみます。その種の批判は、自分の人間の器を大きくするチャンスだと考えるのです。「相手によく思ってもらいたい」という気持ちを手放すのも大切です。「自分を嫌いになる自由」を人に与えるだけの器量があるかどうかが、試されることになります。どんな批判が来ても、その本質をしっかり受け止めて感謝できるようになると、あなたはより自由に人生を生きられるようになります。
・私は結婚するときに、メンターに「すべてを合意して決めなさい」と言われました。トイレットペーパーの銘柄を決めることから、新しい仕事を請け負うかどうかまで、すべてを合意するようにというのです。パートナーがいる人は、相手と合意することでまったく違う世界に行けるかもしれません。

すべては幼少期につくられた人間関係の投影、やりなおし。
という、その内容もそうだし、夫婦関係の話もそうだけど、
あらゆるコミュニケーション論のエッセンスがこの三行であらわされている気がする。

●運をよくする方法

・まず一番目は、自分のまわりを大好きなもので満たすこと。運のいい人のお家にお邪魔すると、部屋はきれいに片づいていて、その人の趣味に合った物をそろえています。必ずしも値段の高い物を置く必要はありません。自分が心から喜べる家に住み、気に入った洋服を着ることです。それが、あなたわ生き生きさせることになります。
・二番目に、自分の大好きなことをやって時間を過ごすことです。大好きなことを日常的にやっている人は、ノッている状態になります。それが、ツキのいい状態をつくります。
・「幸せになるために必要なもの」は、実はたいして多くありません。ある程度のお金、いい人間関係、満足のいく仕事、自分の好きな家と物を持てば、けっこう幸せになれるものです。日常的なことから、仕事、家族、住む場所まで、あなたの幸せに貢献してくれそうなことは、何でもチャレンジしてください。あなたを幸せにするもので、人生を満たしましょう。

好きなことをしてすごす
好きなものに囲まれて暮らす
ということに、もっと注意をはらってもいいなと、思った。
自分はこのあたり、大切にしていなかったかも知れない。
お金の許すかぎり、という前提はあるものの、
使うお金については、できる限りこの条件を満たすものを選ぶべきだ。
逆に、大掃除の時期、好きでないものは手放してしまうということも、大切。
もらいものだからとっておくとか、そういう心の持ち方が、運を悪くする。

●分かち合うこと

・豊かさというものは、分かち合うと増えていきます。他の人たちに流せば流すほど、あなたにも豊かさが流れ込んできます。あなたのもっているよいものを他の人と分かち合ってください。たとえばよい情報を聞いたら他の人にお知らせする。すばらしい集まりにはまわりの友人をさそってあげる、機会を見つけてカードを送ったり、お見舞いの電話をしてあげるなど、あなたが人と分かち合えるものはたくさんあるでしょう。自分にはたくさん分かち合うものがあると気づくことが、豊かさへの入口です。
・依頼された仕事も、自分で裁き切れなかったら、まわりの友人のところに回してあげてください。よい情報も、きたらすぐに必要な人に回してあげることです。

情報や機会を分かち合うということなら、
私にもできること、たくさんあるかも知れない。

●投資

・資産一億円以上を持つ人たちに何に投資するべきかを聞いてみると、その答えはとてもシンプルです。「資産が三千万円できるまでは、自分の稼ぐ力に投資すること」いままでいろんな種類のお金持ちに出会ってきましたが、当市だけで資産をつくった例は、ごくまれでした。彼らは、ビジネスで得た余剰なキャッシュを投資していて、それが時間の経過とともに、資産になっているのです。数字でいうと、年収二千万、資産で三千万円ぐらいまでには、とにかく自分の稼ぐ力をつけることです。日本人の平均貯蓄額は、四百万円だというデータがあります。手持ちの四百万円を株式や不動産に投資したとしても、それで得られる利益は、せいぜい一度旅行に行ったら終わりです。無理して少ない元手を増やそうとすると、リスクのあるものに投資して、元金も失ってしまいます。それよりは、自分の好きなこと、得意なこと、人を喜ばせてお金をきれいにもらう技術を磨いて、稼ぐ力をつけることです。そのためにいちばん大切なのは、自分に投資をすること。同じ四百万円を投資で増やすより、自分の稼ぐ力を増やすことに投資したほうが、利回りはずっとよくなります。
・「将来の自分が稼ぎ出す力を買う」のが、自己投資の本質です。知識を買うのではなく、お金を生み出す力を買うのです。その力が、実際にお金を生み出すようになるまでには、少し時間差があります。仕事をやっていくうえで必要な知識、道具、人脈、家などに、どんどん投資していくことです。その結果、最初の一万円を稼げるようになります。それが、百万円になり、一千万円になるのです。
・コンサルティングを始めるときには、都市のオフィスを借りました。自分のことを学ぶために、海外へ数か月に及ぶセミナーに出かけていきました。作家になる前、一軒家を借りて膨大な本を整理し、ゆっくり感がえられるスペースを持ちました。そのそれぞれの投資が、次のステージをつくってくれたのです。また、二十台のころに惜しまずに本を買ったり、高額なセミナーに出たり、海外に行ったことも、現在の人生の原点になっています。自分の可能性を広げてくれそうな人がいると聞けば、何をおいても会いに行きました。その積み重ねが、いろんな出会いとチャンスを私の人生にもたらしました。
・いま、あなたがひそかに欲しいと思っているものは、何でしょうか? 高価だけど便利な仕事道具だったり、前から聴きたいと思っていた講演会だったり、あこがれの場所への旅だったりするかもしれません。それが少しでも、自分の人生の質を高めてくれる可能性があると思うなら、迷わず投資してください。あなたのお金は、あなたが新しい可能性を発見するために、待機しています。自分の夢に向かって、思い切って投資してみましょう。

借金があると、この自己投資すらできなくなってしまう。
だから、少なくとも投資にならない借金、娯楽や浪費のための借金だけは、絶対にするべきでは、ないし、
投資だと思って借金するというのも、やはりだめだろうと思う。
それが本当に投資になるかどうかは、後にならないとわからないという意味で。
また、家に投資するという選択を本田さんがしていたというのは、とても興味深い。
運のところにもあったけど、私も、好きな場所、好きな空間というものを、もう少し真剣に考えないと。
すんでいるところに不満があると、毎日が色あせてしまうのかも知れない。

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