メガトレンド2010

まもなく、精神文明の夜明けです。
そろそろ、精神主義が物質主義に勝利しそうです。

●この本を手に取ったきっかけ
LOHAS、スピリチュアル、社会的責任投資、という言葉にひかれて。
あと、大好きな経沢さん監訳だからという理由も。
●この本への問い
新しい資本主義とはどのようなものなのか?今とどこが違うのか?
スピリチュアルなものやLOHASの動きは、どうなっていくのか?
アメリカではどうなっているのか?


●得られた気づき・印象に残った言葉

<目次>
1 精神性の力
2 意識の高い資本主義の夜明け
3 ミドルからのリーダーシップ
4 精神性がビジネスに与えるインパクト
5 LOHAS的消費トレンドが与える影響
6 スピリチュアルこそが企業の業績を上げる
7 あなたの投資が次世代をつくる

マーケティングを学ぶ中でとても大きな葛藤がありました。
・田坂さんの言葉を借りれば「操作主義」。
・もっときわどい言葉でいえば、メディアや広告による「洗脳」
・欲望をあおりたてるカタチの市場創造。
・・・これらと、自分の価値観との折り合いをどうつけたらいいのか。
この迷いが、この本でふっきれました。
信念と志をもって突き進めば、それでいい。
訳本ということもあり、事例や論証も多かった為か、
カタカナが多くてやや読みづらかったところもありました。
が、総じてすばらしい内容でした。
●こんな方にお勧め
(監訳者あとがきで経沢さんが書かれているように)
「倫理観と経済観の間で悩む、すべてのビジネスパーソン」に。
●追記
中学生の頃から瞑想を日課にしている私としては、
非常に嬉しい世の中になりそうな予感です。
そしてようやく、待っていた時代がきた・・・という感じです。
ただ、この大きな動きが、「欧米からやってくる」ということが、
少し、皮肉な感じではあります。
まぁ、プロセスはどうでもいいですけどね。

タイトルとURLをコピーしました