深夜特急(5)

トルコ・ギリシャ・地中海

いよいよアジアからヨーロッパへ。

・確かに、カメラを構えることで土地の人々と言葉を交わすきっかけが掴める場合もある。しかし、それと同時に、風景によって喚起された思考の流れが中断されたり、人とのあいだに生まれかかった心理的なつながりに変化が起きてしまう危険性も少なくはないのだ。

確かに、うん。
自分も、旅行デカメラをバシャバシャやるのは、あまり好きではない。
自慢するために旅をするのではないし、
老後の自分の為にと思って写真を残すより、
味わった感情と気持ちを残したい。

・茶 チャ チャイ 「アジアはひとつ」などという言い方にはどこからどこまでがアジアなのかわからないという曖昧さがあったが、茶を飲む国とコーヒーを飲む国に分ければわかりやすい。(Teaについては、Tの茶(Tea)か、Cではじまる茶(チャイ)かの差)

なるほど、これはすごくよくわかる。
対談より

・高田)僕も日本を旅する時にまず飛行機には乗らない。それから、各駅停車の列車に好んで乗っていますね。それは、距離感が掴めないと、僕の中で旅が発生してくれないからです。
・沢木)迷子にる可能性がないのは旅ではない、という言い方もできるかも知れませんね。

あぁなるほどと思った。
自分が、どうして各駅停車の旅行が好きなのか、
あえて道に迷うのが好きなのか
その理由を、言葉にしてくれた感じ。

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