魅せる技術

前に読んだ「好かれる技術」に続けて。
イメージコンサルタント西松眞子さんの二冊目。


魅せる技術はナチュラルメイク … これが原則だ。
ノーメイクでもなく、厚化粧でもなく。
ビジネスシーンでは特に、ノーメイクよりもナチュラルメイクが好まれる。
この「原則」は、男性においても同じなのだ。
とくに食事のマナーについて、
英国式、フランス式、アメリカ式と色々なものが混ぜこぜになっているという話、勉強になった。
そして、とりあえず英国式をベースにすれば間違いがないということも。
間違って覚えていたところ、結構あってびっくりした。
●会話

・相手に伝わることのない挨拶やなんとなく声を出すことは、エネルギーの無駄ですし、マイナスイメージになりかねません。きちんと距離を考えた声を、正しい方向に意識を向けて発生すると、それだけで格段声のとおりがよくなります。さらに「私にいってくれてる!」と相手が耳だけでなくハートでも感じ取ることができ高感度は高まります。
・体全身が楽器ともいわれるオペラ歌手はさらに株にある太ももからも震動させることができるそうです。
・うなずくことはお世辞よりも効果があります。女性はとくに大きくゆっくりうなずいてもらうだけで、安心し信頼感や親しみが増すのです。
・首を横に振るボディーランゲージをする日本人はあまりいませんから、いい自己アピールです。
・あいづち
普通の人) Basic : はい/そう/へー/なるほど
聞き上手) 促がし : それで?/それから?
カウンセラー) repeat : 楽しいね/疲れたよね/かわいいよね
ビジモテ) 好転 : 君がきれいだからそう見えるんだね
・女性..他の女性たちの前で一人だけ褒めることは避けてください。内心はともかくタテマエ上ものすごい協調原理が働き、自分だけが目立つような褒め言葉は、職場でかけてもらいたくない。周りの女性たちの手前、バツが悪くなるのです。
・一流のお笑いタレントほど、意外に「持ちギャグ」などはありません。ダウンタウン、明石家さんまなど、長く人気のあるお笑い芸人は、相手に気分よくおしゃべりをさせることができる人です。質問を振りその話題を展開させるのが抜群に上手いのです。

低い声、好転のあいづち、褒め方の三種類はとくに改善の余地ありだなと思った。
また、一流のお笑いタレントの秘密=コミュニケーション技術という話には目からウロコだ。
●爪

・体本体の末端である生殖器や泌尿器と、腕や脚の末端である指とは、実は共通のHox遺伝子によって作られているのです!
・爪のお手入れ手順
1) 爪の裏側に汚れがあればブラシでとる
2) 切り口は爪ヤスリで均等にそろえる
3) 荒れたり、二枚爪になりやすいなら、爪にもクリームをつける
・ネイルサロンでは、男性もハンドマッサージや、爪の形をきれいに整えてくれます。どうせ待つのならパートナーと一緒に(勇気があれば一人でも)してもらっても楽しめるのではないのでしょうか。ヤスリの使い方も見て覚えられますし、ネイリストは美人が多いです。

前から気になっていた。
メンターにも言われていた。
ちょっと気にしてみよう。
●ボディーランゲージ

・顎角度 10度 : 自信の角度
・パワーポーズ 両手をお祈りのように組み肘を張る。
 手を組むことにより力強さが出ます。また肘を横に張ることで立っているときと同様に上半身を大きく見せる効果があります。さらに、デスク・テーブルなどの家具を部分的にでも占有することは、支配力を伝える有効なメッセージとなります。
・レディーファーストを実践する以外では男性はむやみに人の後ろを歩いてはいけません。背後ばかりについて他人の背中を見ていると、その人物があなたの主導権を握っている気がしてくるものです。

背中を積極的にみせるというボディーランゲージ
これはきづかなかった。気をつけよう。
●服装

・カッコよく魅せる人は、ポケットがデザインだとわかっています。ポケットを収納場所にせず膨らませないように気を配ることは、お洒落な人の常識です。
・ディンプル(タイの結び目の窪み)をつくると結び目にエレガントぽさが出てさりげなく異性うけします。
・他人のために装う意識があり、威厳があるように魅せるなら長袖シャツを活用しましょう。
・襟の開く角度に応じてネクタイやその結び目も太くしていくと似合います。
・女とは勝手なもので、自分の意見が通らないと不機嫌になりますが「アドバイスありがとう。でもね、僕はこれなんだ」と自己のスタイルを持っているところに男らしさや尊敬の念が湧くものなのです。
・桜の咲く前に桜の柄を着るなど先物柄に手を出すのが粋な通人とされています。桜の咲いている時期にいつまでも着ているのは無粋な人となるのです。
・餃子靴 楽なのはわかりますけど、センスよく見えません
・靴紐の場合は脱ぎ履きのときに、靴ベラを使い、必ず紐をほどいたり結んだりする習慣を身に付けてください。
・やってはいけない小物 ラッチバック(セカンドバック)
・金具類(腕時計・アクセサリー・靴の飾り)の色味はすべて、ゴールドかシルバー(プラチナ)のどちらかの色に統一していくとバランスがとれます。
・クール系とウォーム系という用語は色をイメージするときに使う「寒色・暖色」ではない
・白 生理的には、生命に必要な放射線(光線)をすべて通貨させるので、風邪などの初期ならば、真っ白な下着を身に付けることにより、治す効果もあるといわれます。
・黒 生理的には、内臓器官の働きを低下させるので、下着など直接肌に付けるものは避けたほうがいいでしょう。
・ピンストライプ柄などの生地を選ぶと縦縞効果で、見た目の身長が高く見えます。スーツの色でタブーは黒。目の重心を下げ、収縮して見えるので逆効果です。

ここ、自分が一番苦手な分野。もっともっと勉強しようと思う。
カラーコーディネータの資格本でも買ってみようかな。
●香水

・香水の種類
 1) パフューム : 15%~25%/5~7時間 → 渋い大人の夜の外出用
 2) オーデパルファン : 10%~15%/3~5時間 → プライベートでの外出用
 3) オードトワレ : 5%~10%/2~3時間 → ビジネス用 残り香も考えれば朝~夕方まで意外ともつ
 4) オーデコロン : 2%~5%/1~2時間 → スポーツの後など
・香りは下から上に香ります。足元(くるぶしあたり)に一拭きつけると、身体全体をオーラのように包んでくれます。これでもの足りなければ、膝裏、内腿、腰と上の位置につけ足していきますが、腰から上はつけないこと。これを守るだけで、オーラをまとい、周りの人も癒すことができるのです。

この話、違うことはわかっていながら、
ずーっと、曖昧でわかっていなかった部分。
ようやく理解すっきりした。
また香水復活させてみようかな。
●食事

・メニューを二人で決めてから、オーダーするのは男性の役目です。それ以外でも、サービスに何かを頼むとき、クレームは男性がいいます。
・ナプキンはレディーファーストで相手がとってからとるのが礼儀。ナプキンをとることは、食事開始のサインです(どうぞとってください)。最初にお料理に手を付けるのも女性からです。
・海外では特定の職業の方以外は一般家庭においても女性が男性にアルコールを注ぐことはありません。空のワイングラスを持って女性にお酌をさせるのは、パートナーにとっても、あなたにとっても品位を疑われる振る舞いです。
・フォーマルなパーティー、レストランでは、乾杯のときグラスを「ガツン」と当てません。グラスを合わせる代わりに、視線を合わせるのです。そして、優雅にグラスを目線の高さくらいまで上に掲げます。
・残ったソースをパンで拭いて食べるのは、英国式マナーでは「掃除・猫の舐めた皿」と呼ばれています。高級レストランではかなりひんしゅくを買います。
・パンはトースト以外、すべて一口ずつちぎってから食べます。
・パスタ フォークだけで食べます。スプーンとフォークで巻き巻きしてパスタを食べるのは日本とテーブルマナーに疎いアメリカくらいです。
・スープ 様式では最後の一滴まで飲み干す必要はありません。高級レストランでは、お皿を傾けたり、ソースの扱い同様、パンを浸して食べたりすることはタブーです。
・デミタスカップのような小さなサイズのカップや、指が入らないほどのカップの持ち手の輪が小さいものは人差し指を通しません。
・カトラリー 「ハの字」ではなく、正式には×にしてください。(ボートのオールのようにお皿からテーブルに架けない)

間違えて覚えていた部分、たくさんある。
子どもの教育の為にも、これからは英国式に変えてみよう。

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