ネットワークエンジニアの心得帳

10年経っても役に立つ知恵と技術の本質とは?

●この本を手にしたきっかけ
私はもともと「ネットワークエンジニア」という肩書きの名刺をもっていました。
エンジニアとしての私が私淑していたのがこの本の著者、松田次博さんです。
一度、生で講演をきいたこともあります。
●この本への問い
私がやっていた仕事って、いったい何だったんだろう。
私がやっていたネットワークエンジニアって、どういう仕事だったんだろう。


 
●気づき
やはり、1つのものを極めた人、プロフェッショナルというのは、それがどの職種、どの業界のものであっても、共通するものを感じます。
・リーダーシップとマネジメントの心得
・情報の管理の仕方「自分に必要な情報範囲を見極めることの大切さ」
・技術を文学的に理解するスタイル
・直感や人への信頼
・本質を見極める大局観
・捨てる潔さ
もっとも驚きだったのは、松田さんが本の中で「いままで企画と基本設計とプロジェクト管理以外の仕事を一切やったことがない」とおっしゃっていたこと。運用保守や施工、詳細設計などから徐々にコンサルになったのではなく、それしか経験がないのだと。これにはびっくりしました。
●こんな方にお勧め
・ネットワークエンジニアの方へ
・プロジェクトマネージャーという肩書きを持つ全ての方へ
・「テクニックよりマインドセットが大切」ということの意味を知りたい方へ

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