プレパパ〜3歳児パパまで for New Fathers
育児は21世紀の新しいビジネススキル。
これからはイクメンが活躍する時代だ!
日本一のパパ団体が育児の極意を伝授!
娘が生まれて最初の数年で実戦で学んだことが、凝縮して書かれている感じ。
プレパパ、若いパパの必読書かも知れませんね。
あるいは、ママが買って、旦那さんの目の着くところに
そっと置いておくというのもよいかも。
●マインドセット
・子どもが小さいうちは期間限定と割りきり、思いきって子育てにシフトする生き方も、新しいパパの生き方のひとつの選択肢ではないでしょうか。得られるリターンはきっと大きいはずでするちなみに、年を取ってから後悔することとして、男性がよく挙げるのが次の言葉だそうです。「仕事に時間を費やしすぎず、もっと家族と一緒に過ごせばよかった」。
・一緒に絵本を楽しめる期間は、実は意外と限られています。「ねえ、これ読んで」と子どもが絵本を持ってきてくれるのは、ほんの数年です。期間限定の絵本タイム=「子どもとの幸せな時間」をしっかりと受け止めましょう。
一人目のときは、ちょうど仕事をしていなかったこともあって、
出産前一年と生後半年まで、ずっと家にいた。
ただ、経済的にきつく、心理的な負担は大きかったし、
家にいる時間に十分向き合う時間があったかというと、そうでもない。
家に入ればいいという意味ではないけれど、
経済的に安定して、かつ子どもとの時間もとれるような働き方が、理想。
私のような働き方のスタイルでは、安定するまでこれができないけれど、
サラリーマンなら、誰にでもそれが可能なのだから、
私には、この制度を使わない意味がわからない。
●父性の育児
・「かわいい子には旅をさせよ」的な父の父性の育児を、パパがもっと発揮してもよいのではないでしょうか。
・親が子どもに家でまず教えなければいけないのは、勉強よりも家事の手伝いです。身の回りのことを自分でやり、家族のために料理・掃除・洗濯ができる大人に育てるのが、いちばんの子育てなのではないでしょうか。
ただし、ママが母性を発揮してくれないと、父親としての父性を発揮できない。
父性を発揮する前提として、まず母性による安心が与えられるべきだから。
●ママが本当にもとめていること
・まず第一にママが求めているのは、「共感」と「受容」です。パパが自分の話を最後まで聴いて、喜びや悲しみの感情に共感してくれるとママのコップは満たされます。続いてママが欲しているのは「私を大切に扱ってほしい」ということ。ママに自己重要感を持たせる働きかけをすることが大切です。
・ワーク・ライフ・バランスより、ワーク・「ワイフ」・バランスの方が大変です
・家事にまつわる気持ちは、図のように「家事負担」「関心」「家のコト」の3つの要素から成り立っています。ママが家事分担に不満を持っているとしたら、どの部分が一番不満なのかを尋ねてみましょう。(関心 : 姿勢/態度 暮らしに関する関心を示すことが大切。姿勢とは感謝の気持ちを伝えること、心構え。態度とは積極的な行動。家事を分担しているのに不満があるときはこれが原因かも)
・パートナーの目を見て話す。パートナーにほほえむ。パートナーとアイコンタクトをする。パートナーの手を握る。パートナーと手をつなぐ。パートナーの肩を抱く。パートナーの背中に手を当てる。パートナーの髪に触る。パートナーの頬に触れる。夫婦のパートナーシップが育まれ、ママが情緒的にも肉体的にも満たされると、安心感と幸福感が生まれ、子育てにも前向きな気持ちになれます。
これはそのまま、子どもにやっていることの全部。
それをそのまま妻に対しても、ということなのか。
結局、妻にとって意味があるのは、労働力ではなく、精神的なケアだということ。
お金ではなくて、向きあって話す時間だというのと同じだし、
あふれるほどのもちゃじゃなくて、一緒に遊ぶ時間だということ。
全部同じ。
●子どもに見せる姿
・子どもに夢を持って生きてほしい、と親は思います。でも、子どもに自分の夢を語っている親はそれほど多くないような気がします。ぜひパパは、子どもに夢を語りましょう。夢は自分自身が輝いて生きるために必要ですが、それ以上に、子どもたちに夢を持って生きてもらうために必要なのです。
・パパが仕事で嫌な顔をしていたり、「疲れた」とぼやいたりしていると、子どもは「働きたい」「大人になりたい」と思えません。仕事を楽しみ、人生を楽しんでいる姿を子どもに見せることが、WLBの原点です。
・喧嘩をした後には必ず、子どもの前で仲直りした姿を見せることを忘れないようにしてください。
・最後にパパたちに、とっておきのアドバイスを贈ります。お子さんに「誰がいちばん好き?」と聞かれたら、迷わず「ママだよ!」と言いましょう。そのとき、きっとママの表情は笑顔になっているはずです。
・園で活躍するパパを見ると、子どもは誇らしく感じるようです。また、送り迎えの際にパパが保育スタッフやほかの子どもたちに声をかけてくれるだけでも、コミュニケーションに多様性が生まれます。
確かに、私は子どもに夢を語っていないことに気づいた。
私自身が悩んでいると、子どもも将来になるのかもしれない。
ワクワク・ライフワーク、これを最優先にしよう。
言葉でいうよりも、態度で示すことだ。
これはかなり反省した。
●旅行
・父子旅行はパパ力が試され、鍛えられます。普段はママに頼りきりなパパも、ママがいなければ自分だけが頼りです。まずは日帰りや近場の無理のない範囲から始めて、徐々に距離と日数を伸ばしていくことで、パパの育児力を間違いなくアップさせることができます。
・子育てひろばへのパパ子のお出かけは、手軽に始める地域デビューとしてお勧めです。
とくに女の子である娘とは、少し大きくなると、一緒に男湯に入れない。
一人で女湯に入ってこれるように逆にもっと大きくなればいいんだけど、
やや空白の期間ができることになる。
その事実に気づいた時、もっと二人で旅行したいなと、思った。
●絵本
・男性はどちらかというと目的達成思考。例えば、ドライブで家族とコミュニケーションを楽しむよりも、目的地まで自家んどおりに着くことに執着します。絵本も同じで、パパは「最後まで読まなければ」と考えがち。絵本の途中で子どもがページめくりを邪魔したりすると、困ってしまいます。でも、無理に最後まで読まなくても構いません。本のに文章どおり正確に読むことにもこだわらず、子どもが途中で話しかけてきたら、パパも答えて、親子のかけ合いを楽しめばよいのです。
これは本当にそう。
娘が小さい頃、途中でこのことに気づいたからよかったけど、
気をつけないと今でも、つい、
最後まで読むことを目的にしてしまう。
●おもちゃと遊び
・おもちゃが子どもにとって魅力的なのは、「応答性があること(働きかけると反応がある)」、「自分で操作できること(思い通りになる)」、「イメージを投影しやすいこと(なりきったりすること)」といった側面を持っているからです。おもちゃを与えておしまいにするのではなく、パパと子どもで一緒に遊び、子どもの遊び心を満たしてあげましょう。
・体を使った遊び : メリーゴーラウンド
●料理
・ハム、ソーセージ : 添加物の少ないものを選ぶ。塩分も多い
・調理法には「炒める」以外に、「煮る」「焼く」「蒸す」「揚げる」などの方法があります。調理方法によってカロリーが変わり、低い順に「蒸す」「焼く」「煮る」「炒める」「揚げる」と覚えて下さい。産前・産後のママには「蒸す」「焼く」「煮る」がお勧めです。
・2〜3歳でも料理を手伝えます。本人が楽しんでやりたがるお手伝いのことを「子手伝い」と呼んでいます。殿様囲む子手伝い : とる/のぞく/さわる/まわす/かう/こねる/むく
子どもと一緒の料理、休日はもっと楽しもうと思った。
自分自身のためにも妻のためにも子どものためにもなる。
●専業主婦と共稼ぎの比較
・女性の場合は、①正社員で働き続けた場合、②再就職した場合、③専業主婦の場合で生涯賃金は大きく異なります。③のケースは、ずっと専業主婦でいた場合です。生涯賃金は出産前に働いていたときの賃金のみとなり、①との収入の差額は約2億3500万円にもなります。(②との差は1億5500万円)
<生涯賃金>
①2億5700万円
②1億7700万円(ブランク10年の場合)
③2200万円
・職場で活躍するワーキングマザー、特にエグゼクティブなワーキングマザーには必ずといっていいほど、イクメンの夫がいます。女性の活躍と男性の育児・家事参画はセットです。
介護が入ってくると、さらに出費が増える。
妻が働きたいかどうか、改めて話してみようと思った。
働くとしても、うちの場合はこの②に近い感じ。
●制度と法の支援
・子の看護休暇 : 予防接種や健康診断、病気、けがなどで休む場合には、看護休暇制度の利用をお勧めします。就学前の子どもが一人場合は年間5日、二人以上の場合は年間10日まで、年次有給休暇とは別に休むことができます。法律上は無給でもよいのですが、会社によっては有給にしたり、半日単位の利用を可能としたりするケースも
正社員って、こんなに楽なんだ…。
つくづく、恵まれてるよなと思う。
起業家にはこんな贅沢、ない。
●その他
・エレベーターを使うマンションに住んでいて、子どもが一人で利用することがあれば、不審者が乗り込んできたときにすぐに降りられるように、なるべく入り口の近くに乗ること、地震が起こったら全部の階のボタンを押して、止まった階ですぐに降りることも教えておきましょう。
・生活リズムが整っていることも重要です。朝起きたらトイレにつれていく、出かける前にトイレにつれていく…と、生活の節目でトイレにつれていけば、タイミングよくおしっこできることがあります。
・男性は35歳前後を境に家事への意識が異なるようです。20代が「弁当男子」など自然体で家事をしているのと対照的に、40代以上の男性は皿洗いするにも肩に力が入ってしまうところがあります。これには学校教育の影響が大きく関わっていると考えられます。1993年から中学校で、1994年から高校で家庭科が男女必修科目になりました。つまり、1993年以前に中学を卒業した人は、家事を学校で学ぶ機会がほとんどなかったのです。家事をしていないパパは、改めて学び直すつもりで始めるとよいでしょう。
家庭科で習ったかどうか、たしかに影響はあるのだろうな。
ただしこれだけではなく、母子家庭だったり、早くから親元を離れたかどうかも、
また関係しているようにも思う。
●職場での工夫
・職場で「パパ宣言」をしよう! 「私は子育てを大切にしているパパである」と声高に主張しなくても、PCのデスクトップを子どもの写真にしたり、机の上に家族の写真立てを置いたりすることで、さりげなくアピールできます。少し照れくさいかもしれませんが、周りの女性社員からの好感度が増すこと間違いなし。上司や同僚にも折に触れて家族の話題を口にし、あなたの優先順位を理解してもらいましょう。そうすることで、終業時刻の間際になって急な仕事を振られ、残業を強いられるリスクが減らせるかもしれません。
・実は、ワーキングマザーの働き方はパパにとって見習うべきことが多いのです。
・絵本ナビは「ハードワーク。でも、子どものためならいつでも休める会社」を組織ビジョンとして掲げています。こうした会社が数多く現れてくると、子育てしながら思う存分仕事ができる社会になるはずです。
パパ宣言、してみようかな。
というより、こういう会社を、自分でつくりたい。
ちょっとヒントをもらった気がする。