●2010年12月号では
EMIの 「セックス特集なんて、バカだ。」 という広告記事が、
ちょっとおもしろかった。
セックスは、最高機密レベルの個人情報だ。
蓄積されたデータは、決して大勢の人と共有するべきものではない。
そう思っているせいか、時々、
セックス特集なんて、バカだ。と感じることがある。
悩みを抱えている人は救われ、知識を得る人もいるだろう。
確かにそれは素晴らしいこと。
ただし、時に情報は人の心を平均化させてしまう。
皆、似たような理想のセックス像を描き、そこから抜け出せなくなる。
人と同じセックスをして何が楽しいのか。
セックスにおける自分の本能を殺してはいけない。
セックスに平均値なんて必要ない。
煮物の味つけに、めんつゆが便利だからといってそればかりに頼ったら、
自分の味を見失ってしまうようなもの。
セックスについて考えるなら、
女友達とこそこそ話すぐらいが、ちょうどいいのだ。
読者にインパクトを与えて、
「何だ?」
「何の広告だ?」
「誰がいってるの?」
という反応をひくのが目的なのかな?
<拾ったKeyword>
・差し色
・モードをプラス
・着映え力
●2011年1月号では
世の中の奥さんたちが、自分の時間をどうやって手にいれているかという記事があって、ちょっと興味深かった。
基本的に、保育園に預けている人とそうでない人では、ぜんぜん違う。
それから、別冊になっていた「イケダンの真実」ってのも、まぁまぁ興味をそそられた。
男性からすると、当たり前のことしか書かれていないので、内容は薄いのだけど。
それからまた、EMIのおもしろい文章があった。
大地震が起きたら、
誰の顔を最初に
思い浮かべるか。
この問いの答えが、
愛なんだと私は思う。
<拾ったKeyword>
・コスパブランド = コストパフォーマンスブランド