結城浩のWiki入門

YukiWikiではじめるみんなで作るWebサイト
みんなで使うならブログよりWikiがいい!
Windowsパソコンだけで今すぐできる
情報共有はWikiにおまかせ!

ちょっと古い本だけど、処分する前に通読してみた。
自宅で静音小型マシンが一台余ったので、
かつ外出先から自宅にVPNで入って色々したいので、
自宅サーバーを立てることにした。
今から入れるなら MediaWikiかPukiWikiあたりになるのかもしれないけど、
Wikiの概念、使い道をイメージするには、この本はわかりやすくて、いい。

●Wikiとメールの関係・使い分け

・メールとWikiを組み合わせて運用すれば、「最新情報の告知」と「最新情報の保存」の両方を実現できることになります。すなわちメールで情報のフローを扱い、Wikiで情報のストックを扱うことができるのです。
・メールやメーリングリストは「情報のフロー」を扱うのに便利です。またユーザに通知を行うときに有効です。これに対してWikiは「情報のストック」を扱います。ストックされた情報にユーザたちが磨きをかけて、いつも最新情報にキープしておくことができます。
・ユーザへの「通知」が重要な意味をもつ活動では、Wikiよりもメールのほうが有効です。

ああ、自分が記録につかってたここのブログ、
はじめからwikiでやっておけばよかった…と今思った。
1000ページも書いてから気づくとは(泣)

●運営の工夫

・一つのミッションに向かって何千人も組織的に活動しなくてはならないなら、Wikiを活用するのは困難です。ただし、多人数の活動が独立性が高い場合は別です。(たとえば、「Wikipedia」)
・ユーザどうしに対立があると、Wikiはうまく活用できません。Wikiは、ユーザが紳士的に振る舞うことを前提としています。人が書いたものを修正できるわけですから、悪意を持った人が一人でもいると、ページの改竄がしょっちゅう起こります。ですから、ユーザ間に激しい対立があり、互いに相手をおとしいれようとしている場合には、Wikiはうまく運用できません。もっとも、そのようなひどい状態では、どんなツールを使ったとしてもまともな共同作業にはなりそうもありませんけれど。
・あまり形式的なルールを決めすぎると、そのWikiが生み出す新しい可能性を消してしまう危険があります。もともとWikiは、書き込まれる情報がどのような実を結ぶのか、現時点では誰にもわからないときにも有効に使えるツールです。最初からルールを定めすぎると、自由な発想によるリンクや再構成を阻害してしまう恐れがあるのです。
・Wikiに愛称をつけよう ユーザが気軽に口にできるような名前にしましょう。みんなが「それは○○Wikiに書いておいたよ」と言うようになったら成功です。うまい愛称をつけるためには、そのWikiの目的をはっきりさせる必要があります。

ちょっといろいろとWikiを使ってやりたいことが思い浮かんだ。
さっそくいくつか、はじめてみよう。

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