サラリーマンは2度破産する

こういうのは、20代、いや10代のうちに読んでおきたい。
私も、もう20年早くしっておきたかった…。
とりあえず今からでも遅くない。ライフプランシートを作成して、
しっかり生活を見直そうと思った。

●原則

・サラリーマンとして仕事をまじめにこなしてさえいれば、家計のことなど何も考えなくとも順風満帆な人生を送れた時代は、過去のものになった。
・お金の貯まる家計をつくる5つの法則
収入が普通なのにお金の貯まるスーパー家計の特長
1)将来のイメージ(ライフプラン)を明確にもっている
2)必要なお金は先に取っておく習慣ができている
3)比較検討を徹底している(とくに保険や金融商品、住宅など長期間支払うもの)
4)上手に運用をしている(自分で情報を収集し、自分で判断を下す)
5)長期的に考える習慣を持っている

とくに、私たちの親の世代は、サラリーマンとしてまじめに働いてさえいれば、
国や企業が生活をある程度守ってくれた。
でも、私たちの世代は違う。
それなのに、自分たちには関係ないと思うからか、軽視しているからか、
大人たちつくっている学校というところでは、
それらの知識を得ることはできなかった。
本来は、義務教育で、もっともっとファイナンスについて教えるべきだ。

●まずは固定費から削る

・収入-将来のための貯蓄-固定費=やりくり費
・やりくり費/30日=一日に使える予算
 平日に節約して余った予算は、週末家族で楽しむために使えばいいのだ。先に目標貯蓄額は取ってあるので、予算を余らせる必要はない。
・家計を見直そうと考えたとき、多くの家計が食費や家事用品費、小遣いといった「やりくり費」から削る→会社でいうと、業績が悪くなったからといって社員の給料を真っ先に削るようなものだ。もしも経営者が努力もせすにそんなことをしようものなら、社員の暴動が起きてもおかしくない。
・固定費を削ってもダメとなったときに、次の段階としてやりくり費に手をつけるようにしたい。

●家計の見直し案

・携帯電話は実に金食い虫だ。解約しなくても、さまざまな料金プランのうち自分に合ったものを選ぶだけで、通信費を大幅に減らすことができる場合もある。
・妻がパートに出て働いたり、夫も副業などをして収入を増やすと、家計にめざましい効果を及ぼす。
・車は非常にコストのかかる乗り物だ。成人してから40~50ねんかん乗るとマンション購入並みの費用がかかる。(試算:25~75歳までで3000万円)
・車のコストを抑えるためには、車のグレードを下げることや買い替えサイクルを長くすることが一般的だ。車のグレードが落ちると、ガソリン代やメンテナンス費、税金などさまざまな面で安くなることか多い。

携帯は対応した。あまり使わないパケット定額を抑えてみたのだ。
でも、買い替えの2年縛りはどうにかしたい。
自動で契約見直しのリマインドをしてくれるサイトでもつくろうかな。

●マンション

・建物は確実に減価し、住宅ローンの返済が終わるころには価値がなくなっていることが多い。戸建てなら土地は残るからまだましといえるが、マンションであれば土地の割合は小さいので、コンクリートの塊を交っているようなものだ。大家さんから家を借りるか、銀行からお金を借りるか、という程度の違いしかないと思った方がいい。
・借金をして株を買う人は少ないが、家なら平気で買う。生涯賃金の多くの割合を占める大きな買い物を、よく調べもせずに決めてしまう人が多いのは、恐ろしいことだ。
・中古物件も視野に入れて探したい。新築時の物件価格には「新築プレミアム」が乗っている。この新築プレミアムの正体は広告宣伝費と人件費などだから、購入した瞬間に剥がれてしまう。築後10年千後を過ぎると下落傾向は緩やかになる。こうした特長を頭に入れて、築後10年前後の物件から探すというのも手だ。
・不動産は物価や不動産価格が上昇する局面で購入すると安心感が高い。

10年落ちの中古住宅、考えてみてもいいなと思う。
どうせ子どもが小さいうちは、あちこち壊したり汚したりするんだろうし、
それを叱りたくもない。自由に遊ばせてあげたいし。

●保険

・不安だからといって保険料を多く払ってしまえば、その分老後資金が少なくなり、今後は老後が不安になってしまう。まずは死亡保障と医療保障といった基本的な保障をしっかりと確保しよう。その上で、まだお金に余裕があれば、その他の保障を検討すればいい。
・足元の家計が苦しいから月の保険料を低くすると、結局は総額が高くなり老後資金が少なくなることもあるので注意しよう。

保険会社で働いているから、紹介で入った保険。
そろそろ見直しどきだ。まずは年金のことをもっとちゃんと理解してから。

●預金

・実質利率=名目利率-物価上昇率
・物価の上昇時には、普通預金に預けていると目減りする。最低でも各銀行の金利比較して金利の高い定期預金に預けたり、個人向け国債を利用したり、安全性が高く物価上昇にある程度対応できる組み合わせに転換していきたい。

国が破綻すると、国債は紙切れになるのだろうか。
どうも、2012年のアセンションとか、
各国の負債の増加の度合いをみていると、
金あたりを持っている方がいいのではないかと思えてくる。

●不動産投資

・自分の住宅を購入するだけの自己資金や収入があるのなら、収益性のよい不動産に投資して安定収入が入るようになった後に自宅を買うというのも手だ。頭金がしっかり貯まっているなら、オーナールーム付きの一棟建てマンションを購入してもいい。そうすると、部屋を借りている人が自宅のローンを払ってくれる。
・バブルの末期、「土地はまだまだ上がる」と慌てて家を買って損をした人がたくさんいたが、その半面で、政府の政策や土地の値動きを判断して不動産を売り逃げた人もたくさんいた。普段の生活では新聞もテレビ欄しか見ないという人も多いだろうが、自分の家計管理に必ず役に立つので、政治、経済に関する主な内容にも目を通してほしい。

このあたり、もっと勉強しなきゃ。
勉強したい。

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