・侮りに反応しない人が一番強い
「人の詐を覚るも、言に形わさず。人の侮を受くるも、色に動かさず」・天が自分に福を薄くするなら、私は自分の徳を厚くして対抗しよう
天が自分の肉体を苦しめるなら、私は自分の精神を楽にして補おう
天が自分の境遇を行き詰まらせるのなら、自分はわが道を貫き通すようにしよう
そうすれば、天といえども自分をどうすることもできないであろう
「天、我に薄くするに福を以てせば、吾、吾が徳を厚くして以てこれをむかえん」・人の失敗や秘密に目をつぶる寛容さを
小さな失敗で相手を責めない、相手が隠しておきたい秘密を暴きたてない、人の過去の悪事をいつまでも覚えていたり、蒸し返さない
この三つを行うことで徳が備わり、人の恨みを買うような事がさけられる
「人の小過を責めず、人の陰私を発かず、人の旧悪を念わず」・器の小さい相手には、見切りをつける勇気も必要
「精進と仇讐することを休めよ。小人は自から対頭あり」
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