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Tips for Presentation
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いくつか拾ったところ。

 

●プレゼンの本質

・プレゼンテーションの最大のゴールは、相手を動かすこと (ToDoではなく伝えたいこと)
・「仕様を語るな、体験を語れ」「製品を売るな、体験を売れ」 化粧品業界では容量を言わずに用量を言います。つまり、3ヶ月分とか10日分とか、2回分とか、そういう伝え方をするんです。容量は「仕様」であるのに対し、3ヶ月分というのは「体験」です。プレゼンテーションは「体験」を伝えることなんです。

確かに、ここのところを理解せずに話し始めてしまうこと、多い。
コピーライティングもパプリックスピーキングも同じということだな。

 

●スライドの工夫

・位置が特定できるか、視点誘導がスムースにできるかどうか
・単位なども可能な限り小さい文字にする
・スライドをレビューする時には、この重複排除の視点をもってください。
・動きというのは自分が与えられている想定の範囲を超えなければだめなんです。出ないと、動きとしては認められません。想定の範囲を超えられないのだったら、やめたほうがいいです。中途半端に動くくらいだったら、動かないほうがましです。

今回集中的にプレゼンのトレーニングを受けて、この動きのところがすごくよくわかる。
中途半端な動きは全部やめて、戦略的に動く。

 

●話し方

・接続しで振り向く
・プレゼンテーションの冒頭で今日いただいている時間か、終わりの時間、どちらかを言ってください。つまり相手からいただいている貴重な時間は何分あるのか、何時までなのかを明確にすることで、その時間、相手をビシッと集中させることができるんです。
・プレゼンテーションはスライドをただ読み上げるものではありませんから、オピニオンを添えないといけません。
・時間の言い方には2つの言い方があります。絶対時間と相対時間です。
・名詞は必ず就職してください。「お忙しい中ご来場いただき、真剣なまなざしでご覧になっていただいている、みなさん」「え、どうしたのその素敵な髪型」 お店のメニューを見てください。今、サラダなんておいてないんですよ。「有機野菜のグリーンサラダ」があるんです。スープなんて置いてないんです。「野菜たっぷりゴロゴロスープ」があるんです。有機野菜のグリーンだから、食べたいんです。野菜たっぷりゴロゴロだから、ちょっと注文しようかとなるんです。

・語尾のテクニック
1 体言止め「我々が行ってきたのはとても重要なことです、そう、危険性の指摘」
2 質問と回答「我々がおかなってきたのは何だと思いますか? そう、危険性の指摘なんです」
3 魅力の語尾「我々は危険性の指摘をしてきました。どこよりも素早く。完璧に。」「さわやかな香り→香りはさわやか」

この、名詞の修飾と、魅力の語尾は、すぐに取り入れようと思った。
これだけでもかなり変わる。
ライティングにはライティングなりのテクニックがあるのと同じように、スピーキングにはスピーキングのテクニックがあるのだなぁ
と思った。

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