40代にしておきたい17のこと

以前読んだ 30代に… に続いて、
40代になる前に心しておきたいと思って手にとってみた。


●40代でもあきらめない

・社長になる人の多くは、40代で不遇の時期を過ごしています。
・60代、70代の人たちにお話をうかがうと、40代以降に転職したり、独立したりして、新たな道を進んで成功した人も少なくありません。可能性の扉は、決して閉じてしまっているわけではないのです。
・いまの人生の問題の先にあるギフトは?
・一つの夢をかなえると、「夢は実現できるんだ」と、自分自身に許可が下ります。そこからは、また一つ、また一つと、夢がかなっていくでしょう。
・私は、絶えず夢リストを更新しています。そして、自分がやりたいことを宝地図に貼って、定期的にそれがうまく実現しているかチェックしています。
・いま起きていることが、将来のプラスになるシナリオを、少なくとも10通りぐらいは考えてみるのです。そうすると、状況はまったく変わらなくても、マイナスでしかないと思っていたことの違った面が見えてきます。
・あるサラリーマンが、ずっと家族は安定した生活を願っていたけれど、「どうしても医者になりたい」と会社を辞めてしまったそうです。それから大学に入り直して、見事50代からお医者さんになって活躍しています。
・あなたの中に、込みあげてくるようなインスピレーションはありませんか?そのインスピレーションは、あなたの人生に何をやれと語っているのでしょう。ひょっとした、そういう直感は、あなたの本当のライフワークの方向性を示しているのかもしれません。自分の内側からわいてくるインスピレーションを信じて、行動していくことです。一瞬でもインスピレーションベースの人生を生きはじめると、そこから人生は変わっていきます。

40代でもそうだけど、もちろん30代の今それに気づけたら、もっといい。
自分が今、ライフワークについて考え続けているのは、意味がある。
「今起きていることが将来プラスになるシナリオ10通り」
「こみあげてくるインスピレーション」
この二つをもっと深めてみよう。
●大切すべきこと

・あなたの見過ごしがちな資産は「健康」と「時間」です。
・世の中には、「精神的ホームレス状態」の人が多いと私は思っています。何をしてもいい場所、何を話してもいい場所、何も話さなくてもいい場所、誰にもわずらわされない自分のサンクチュアリを探してみてください。サンクチュアリは、外からの騒音をシャットアウトできる場でもあります。自分を冷静に見られる場所がサンクチュアリ。そんな場所をぜひ、もってください。
・40代のうちに趣味をすすめるのは、人生は楽しむためにあるということを思い出してもらうためです。日常の忙しさに埋没すると、何のための人生か忘れてしまいます(将棋、スキー、外国語、山登り…)

私のサンクチュアリは、早朝の時間。
趣味の幅はもっと広げてもいいだろうなぁ。
●家族との関係

・まだ両親が元気な人は、自分の両親と過ごせる最後の10年だと思っておきましょう。もちろん、もっと長生きしてくれるかもしれませんが、覚悟をしておいたほうが、関係を大切にできます。
 子どもがいる人は、40代の10年は、子どもたちが巣立つまでの最後の10年でもあります。子どもは、14歳にもなると、自分の世界をつくります。
・思い出のための旅行は、決して豪華なものである必要はありません。極端な話、近所の公園に行って、お弁当を一緒に食べることでもいいのです。みんなで共有した時間や感動が、後々の大切な思い出になります。

30代の今考えても、同じこと。少し長くなるだけ。
三男だし、しかも遅くに子どもを産んだ私としては、
40代の人と同じ、あと10年ぐらいなのだ。
今このことをしっかり認識できて、よかった。
大切にしよう。
●パートナーについて

・いちばん幸せな人は、パートナーとの関係がうまくいっている人です。次に幸せなのは、シングルの人、大変なのは、パートナーと喧嘩が絶えない、あるいは冷戦状態の人、というわけです。(ある大学での幸せに関する研究)
・パートナーは、あなたをハッピーにしてくれる人ではありません。幸せの意味、愛の意味を教えてくれる人なのです。そこをはき違えると、「いまのパートナーと一緒にいてイライラするのは、ソウル名とではないからだ」という変な幻想にとりつかれてしまいます。その意味では、子育てもまったく同じです。パートナーや子どもは、あなたを幸せにしてくれるはずだと思ったら、そこには失望、怒り、恨みしか生まれません。パートナーや子どもは、愛について深く考えたり、愛を自分から与えることについてのレッスンを、あなたに与えてくれる人たちです。愛するパートナーに出会ったり、子どもが生まれたりして初めて、「人に心から与えること」の学びが始まります。
・ハートなーは、最初のロマンス期をのぞいて、あなたのいちばん見たくないところ、深いところにある傷をあなたに思い出させます。シングルでいる人は、パートナーをもつと、自分のいちばんダークなところを見せられる可能性があるので、最初から近寄らないようにしているのです。寂しいのはイヤだけど、傷つけられるのもイヤなので、パートナーをもつのはとりあえずやめておこうというのが、本音のところではないでしょうか。

このことに気づいている人って、どれぐらいいるのだろう。
20代後半~30代前半の私の人生を変えてくれた、
最も重要な学びのひとつかもしれない。
●怒りの感情

・怒りは、あなた特有のルールを尊重されていないと感じたときに出る感情です。「こうあるべきだ」というのを踏みにじられ、ルールと違うことをされた。尊厳を犯されたと感じたときに、人は怒りを感じます。たいていの場合、自分が理解されていない、感謝されていない、尊重されていないと思うから、人は怒るのです。
・わきあがってくる感情を冷静に見て、それは国とか、パートナーとか、家族とか、会社はまったく関係がないことに気づくことは大事です。その悲しみや怒りが出たのは、「自分が自分を受け入れてなかっただけだ」ということに気がつくことが、心の平安へのスタートなのです。

だからこそ、「ただひたすら話をきく」ということが意味を持つ。
自分の怒りを克服できたら、今度は他人の怒りに対する時も、この心構えが役に立つ。
つまり他人の怒りについても「自分は相手特有のどんなルールを踏み越えてしまったのか」と考える。
私もまだ、その道の途中。