プロが教えるサイト運営の実践テクニック74
1000サイトの実例から導き出された「稼げる」方程式
●この本を手にしたきっかけ
前作のSEO本に引き続き。
前作のテクニック的な内容に比べると、こちらはオーソドックスな内容。
ネットビジネスの基本的な内容が網羅的に俯瞰されている感じ。
以下、目にとまったところ
■商品の三タイプ
・最寄品
・買回品
・専門品
コモディティなんて言葉もあるけれど、日用品(最寄品)の薄利多売とか、大前さんが「新・資本論」で話していたように、アービトラージされる時代だから、買回品も、扱うのを避けたい。自分としては、やるのは専門品だけ。
■ホームページは「衛星要因」
つまり、「ホームページ≦１」ということ。
企業で言う管理部門のようなもので、頑張っても売上げに直接貢献するわけではないけれど、頑張らないと、マイナスに働く。
■メーラの分割管理
ネットショップであれば、アドレスだけでなく、メーラそのものを分ける。
確かにその方がよさそう。というより、ログインアカウントを分けといた方がいいな。
■代理店営業で成功した事例
北海道トンデンファーム : 一顧客が社長と交渉してネット販売権を取得
やってる人がいるとは思っていたけれど、実際に知れたのは大きい。
■メルマガの話題
メルマガ読者は、専門的なことは特に知りたがらない。育ちや環境が違う人がたくさん集まっているので、共通の話題を見つけていかないと面白くないんです。
確かに。ここは改めて自分も考えておかないと。
■オファーやフロントエンドを丁寧に
低額や無料だから手を抜くのではなく、それはあくまでもバックエンドに結びつく「お試し」なのだから、そこを一生懸命というよりめちゃくちゃがんばらなきゃいけない。
■Conversion rate
米国comScoreNetworksの調査によると(たぶん2004年以前で)
OvertureのConversionRateは、平均2.6%
■PRにおける注意
たまに、記事風広告の依頼料などといって請求される悪質業者あり。
取材についてむやみに飛びつかないこと。
■基本的なユーザビリティに関する注意
・メーラを使わせない。フォームで。
・決済手段はクレジット→代引き→コンビニ決済
・できなくても郵便振替は入れておくといいかも。
・代引は、育児や介護で外に出られない人にとってよい効果があることも。
