コールドリーディングで有名な石井裕之さんの本です。
潜在意識というものとの接し方を、具体的にわかりやすく伝えてくれる本です。
潜在意識ってなんだ？なんかしっくりこないぞ？という人は、一度目を通してみる価値があります。
印象に残った言葉
・奥さんの陰口を言っているとき、その人は、他ならぬ自分自身の潜在意識に対して、「オレには、オンナを見る目がない。オレの判断力は信頼できない」という自己暗示を与えているという深刻な現実にまったく気づいていないのです。自分で選んだはずの奥さんの悪口を人に言う時、その人は、自分の男としての値打ちを自ら下げている。
・別れた恋人のことを悪く言う女性がいます。「こんなにダメな男がいた」と酒の肴にします。自分で付き合うことを決断し、かつては夢中になったはずの相手のことを笑いものにするとき、その女性は、「私にはオトコを見る目がないんだ。恋愛運も恋愛センスも欠けているんだ」と自分に暗示を与えていることになります。
その人は「いい男性が現れれば自分だって幸せになれる」と思っています。しかしそうはいきません。自分自身が、こうやって、自分の心を幸せな恋愛のチャンスから遠ざけているからです。
