女は3語であやつれない

世界一わかりやすい「男と女の会話術」
男と女の間にある「深~いミゾ」を最高にわかりやすく解説!
女はなぜ、答えの見えない会話で盛り上がるのか?
男はなぜ、「オレ論」で暴走してしまうのか?
男が読んでも女が読んでも今すぐ役立つ!
・男性に共感を求めてもムダ?
・女性をあっという間に敵に回す地雷言葉集
・男を動かすための「言い回し」の秘訣
・これが言えるだけでジェントルマンに!

前作「男は3語であやつれる」の続編。
この人の書く内容は本当にわかりやすい。
こちらは、紳士を目指す全ての男性にはもちろん、
男性の言葉に傷ついている女性にも、おすすめ。

●エッセンス

・「会社をやめようかどうしようか、迷ってるんだ。どうしたらいいかな?」と相談受けたような場合。そこですかさず「自分ではどう思ってるの? まずはキミの気持ちを聞かせて」なんて言えたとしたら、もう神の領域。
・女性がエモーションを出してきたらそれを受けとめましょうということでしたが、これが上級編なのは、待つのではなくむしろこちらから積極的に引き出しましょうという点です。自分から引き出してキャッチする。そこが違います。
・奥さんに必ず「どうだった?」「何食べた?」「どんな服着てったの?」と聞くようにしている男性がいるのですが、やはり奥さんはすごく喜ぶそうです。ポイントは、相手に興味を持ってあげるということ。今日の彼女の一日に興味を持ってあげることが、女性の心をつかむのです。

この本のエッセンスは、ココ。
ポイントは、相手の女性に興味を持ち、そして、積極的に感情を引き出すこと
全部聞かせてほしい という姿勢で望むこと。

●原則 興味をもつこと

・理解すべき点は、まず男性からすると一見くだらない情報を女性が伝えてきた場合、女性はそれを共有したがっているのだ、ということ。もうひとつは、女性は相手から興味を持って聞いてくれる、その態度そのものによって、自分への興味や愛情を推し量ろうとしている、ということです。言い換えれば、ひと言「へー」で済まされてしまっただけで、すごく寂しい気持ちになってしまうのです。
・女性が期待しているのは、「へぇー、どんなの?」とか「えー、じゃあ今度着てきてよ!」といったリアクションで、それがあるとすごく気持ちが盛り上がるのです。こういう返し方ができる男性はとても会話上手だし、もてると思います。

興味をもつ というこれは、特に口説いている段階の男性が自然にやること。
でも、付き合いだしてから、結婚してからは男性がいつの間にかやらなくなること。
釣った魚に餌を…という話があるけれど、
ここでいう餌とは何か、それを具体的に言えば、「興味」なのだろう。
でも、生物学的にいって、オスが同じメスにずっと興味を持ち続けるのは難しい。
これを克服できるのは、人間だけ。そして克服できた人間だけが、全てを得られる。

●女性型会話

・何も男性型会話をやめろ、と言っているわけではありません。それはあたかも日本語を話すのをやめろと言っているのと同じこと。今持っている会話スタイルを捨てるのではなく、コミュニケーションレベルを上げるために、幅を増やすのです。日本語以外に英語を身につけるように、もうひとつ違う会話スタイルを持っておくと考えればいいのです。
・女性の心をつかむのが上手な人は、言葉ひとつひとつに敏感です。そういう人はコミュニケーション上手でもあって、女性ばかりでなく男性の心もつかめたり、営業テクニックなどにも長けている人が多い。会話で女性の心がつかめるということは、それだけコミュニケーションスキルのレベルが高いということなのです。
・女性型会話だと結論が出なくてもさほど大きな問題ではない。話し合う事自体゛か私を大切にしてくれている証拠、真剣に考えてくれている証拠なのです。
・ちゃんと考えてくれてるの? 男性は頭でいろいろ考えた末、結婚式は教会で挙げることにしようと決めたとする。そして、決めた時点で初めて「オレ、考えたんだけど、結婚式はやっぱり教会にしようよ」と口に出すのです。これでは、結果を出すまでのプロセスが全然見えないので、女性からすると「ちゃんと考えていない」「適当に言ってるんじゃないか」→「なおざりにしてる」→「私のことなんかどうでもいいんだわ」と捉えてしまうのです。

話をするとか、痴話げんかをするとか、とにかくその
交流そのものに価値を見出すのが、女性。
交流は最小限にしようとするのが、男性。
ここのところ、よく理解しておく必要がある。
やはり、翻訳というか言語としてしっかり異性語を学ぶプログラムを、
つくってみようと思う。

●共感 とは

・ただひたすら受けとめる。まずは素直に相手の話を聞いてみる。それが男性にはすごく難しい。そのひとつの原因が「同意」と「共感」を勘違いしている男性が多いということ。たとえば「あなたのやり方はおかしいわよ」と奥さんから言われた場合。同意と共感を混同していると、「共感する=奥さんの言い分に全面的に同意して、自分が悪かったと謝らなければいけない」と考えてしまう。そうなると「共感なんてできるわけない」と思ってしまいます。
・相手の言っていることがどうしても理解できないときは「オレにはわからないけど、そうなのかもな」という言い方もあります。
・そうではなく、まずは共感というのは単なる「受けとめ」なのだとイメージしてみることです。この例でいえば、「あなたのやり方はおかしいわよ」に対して「おまえはそう思っているのか」と、ただそれだけ。これが共感です。それは否定しているわけでもなれば、同意しているわけでもありません。ただ受けとめているだけですよね。そこが理解できれば、「共感」の会話が無理なくできるようになるはずです。

ここの、同意と共感の違いのところは、目からウロコだった。
男性は、まるでそれが契約であるかのように、慎重にというか、身構えてしまう。
でも、同意と共感は違うのだ。
メモメモ。

●共感 肯定すればいいわけではない

・女性の会話は共感型とはいっても、否定が必要なときもあります。このあたりが女性の難しいところで、「なんでも共感」ではなく、否定してほしいときがあるのです。
「私、最近太っちゃった」→「えー、全然そんなことないよー。○○ちゃん、すごいスタイルいいじゃん」
「うちのダンナがこうで、イヤになっちゃうわ…」→「えー、いいダンナさんじゃない。ウチなんかこうなのよ」→「えーそんなことないよ、すごくやさしいじゃない。ウチのダンナなんかこうで…」→「えーそんなことないよー」と無限連鎖
「似合わないかなー」→「悪くはないんじゃないの?」(試着で)

テクニックとして、表面的に「共感」をしたフリをしようとすると
わけがわからなくなるけど、原則に基づけば理解できる。
簡単にいえば、
「否定したい気持ち」「謙遜しつつも奥に書かれている思い」に共感せよ
と考えれば、よくわかる。

●NGな対応

・合コンの取材などをすると、男性へのいちばんの苦情は「自慢話が長すぎる」というものです。女性からすると、単純に「つまらない」ようですよ。BMWだベンツだ青山のマンション住んでるとか。CD何枚持ってるだのラーメン屋何軒回っただの。それから「若い頃、一日1000円でヨーロッパ三ヶ月回った」などの武勇伝系。有名人の○○は友だちだとか、こんな店知ってるとか。本当に自信がある人は自慢話なんてしませんよね。
・男性は本当に「数」を誇ります。「オレは○○人とヤッた」とか。ちなみにこの場合は「すごーい、ぜひ私も抱いてみて」という反応を期待しているわけです。バカですね。
・男性が誤解してしまいがちな点は「じゃあオレが洗濯と皿洗いやるよ」と申し出るのが、女性が求める正解だと思ってしまうことです。そして「わかったよ、じゃ、日曜はオレが皿洗うからそれでいいだろ? オレも手伝うから、文句言うなよ」と不機嫌顔で返してしまったりする。「家事も大変なのよ」のひと言で、自分が家事をやっていないことを責められているような気になってしまうのです。だからつい反論してしまうんですね。でも、たとえ女性が実際に責める気でいたとしても、そこで夫から「そうだよな、大変だよな、いつもありがとう」という言葉が返ってきたとしたら、それ以上責める気はなくなると思います。
・男性が覚えておくべきなのは「感情的になるなよ」と言われて「そうね、冷静になるわ」という展開になるのはありえないということです。「感情的になってなんかないわよ!」とむしろ余計に感情を爆発させてしまうだけです。
・はっきり言って、25歳くらいまでの女性から見れば、30歳以上の男性は全員オヤジだと思っていたほうがいいでしょう。「オヤジに見えるかな?見えないかな?」という迷いがあるために、つい口に出して反応を探ってしまうわけですか、30歳過ぎたら、もう誰がなんと言おうとオヤジだと潔く認識しておけば、こういうセリフで女性からうっとうしがられることもなくなります。
・「要するに何?」は、たとえどんな言い方にせよ、言うべきではないと思います。そういうときには「転職するかどうかで悩んでいるの?」というふうに確認するのがいいでしょう。「聞く技術」で言うところの”要約”のスキルです。「要するに何?」は、相手からすると「話が長いんだよ」「余計なことばかり言ってないで、早く結論を言えよ」と言われているような気にさせてしまいます。そうではなく、聞く側が「自分にはこんなふうに聞こえたんだけど、どうかな?」と、まとめつつ質問を投げかけるのです。
・「で、結局何がしたいの?」も、女性から悩み相談を受けた際などに、言ってしまう男性が多いようです。男性は、うじうじ悩んでる暇があったら行動に移す、という美学のようなものがあるので、このような質問をしてしまいがち。これも「じゃあ、結論としては、どういうふうにしていきたいの?」と言い換えればいい。言葉ひとつの問題なのです。
・なんで結婚しないの? 男性が勝手に「できない理由」を分析して押し付けてくるのがとてもイヤ!という声も女性からよく聞きます。「高望みしすぎなんじゃないの?」とか。そこから「結局、女って誰でもいいとか言いつつ、うるさいんだよね」などと、オレ論をぶちかましてしまうのが、最も嫌われるパターンです。
・男性向けのナンパ本は「いかにして女性に酒を飲ませるか」ということばかりが書かれています。でも、そういう場面で「お酒、無理しなくていいからね」と言われたほうが、女性はむしろ「もうちょっと飲んでもいいかな」と安心するようです。「終電をいかに逃させるか」ということも、よくナンパマニュアルには書かれていますが、むしろ「終電大丈夫?」とジェントルマンな気遣いができる人のほうが、女性にとっては断然価値が高いし、心を許しやすいと思います。

武勇伝、冷静になれという願望、感情を無視した論理的な反論、
結論を急ぐ姿勢、分析と勝手な評価、、
全部、女性に嫌われる要素。

●リアクション例

<私って○○なんだよね>
・独り言のような投げかけの言葉が、女性の会話には多いのです。男性にとってこうした言葉は単なる独り言にしか聞こえません。ところが女性が求めているのは、そこから自分に興味を持ってもらうこと。
・ネガティブな内容の場合はインチキ占い師がよく用いるメカニズム「バーナム効果」(「あなたは自信家ですが、ときには自信がなくて落ち込むときもあります」のように、結局誰にでも当てはまるような言い回しをすることで、当たっていると思わせる)を応用
・ポジティブな内容のときは「あー、わかるわかる。一緒にいると楽しいもんね」と、どんどん乗せていってあげたらいいと思います。
・この手の言葉は「もっと私に興味を持って」「もっと私を引き出して」というサインなので、「だから何?」「別にキミには興味ないんだけど」という反応ではなく、「どんなふうに?」「そうは見えないな」「意外だねー」といった言葉、あるいはバーナム効果を使うなどしてうまく受け流すようにしましょう。

バーナム効果とは、石井裕之風にいえばストックスピールかな。
ネガティブな場合の反応は、否定の共感 と同じ。
結局これも、本質を抑えれば自然に理解できる反応。

<○○っていつか行ってみたいな>
・こういう場合、女性は具体的なプランを練りたいというわけではなく、その夢に共感してほしいのだということです。「私の夢を肯定して、受け入れて、一緒になって夢を語ってほしい」という気持ち。
<今日は何してたの?>
・「うん、朝から洗濯なんかして、そのあと昼飯に餃子焼いて食って、あとはプラプラしてたよ」程度に、さらっと答えておけばいいのです。できればさらに「その餃子が意外にけっこううまくってさ」など、何かひとつエピソードを添えるといいですね。そして、そこで終わらずに、彼女にも同じ質問をしてあげる。だいたい「今日何してたの?」と女性が聞いてくる場合、彼女自身も同じことを聞いてほしいものなのです。できる男性は、ここをきちんと押さえています。そうすると、女性にとって非常に満足度の高い会話になります。

エピソードを話して、さらに質問して会話を広げていく、これは確かにいい。
暗黒セミナーでも、似たような話があったな。
エピソードを話せないというのは、おもしろくない。
オチはなくてもいいし、関西人のように笑わせようとする必要もないけど、
「とりわけ…」「それがさぁ…」は基本てことか。

<どっちが似会う?>
・女性同士でショッピングしているときの会話を聞いていると、「どっちが似合う?」と聞かれたほうはたいてい「うーん、こっちもいいんだど、そっちもいいよね」のように、言葉をにごすものです。「こっちがいいよ」とはなかなか断定しません。ものすごくささいなヒントを与え合いながら、解決策を探っていく。そして、最終的な判断を下すのはあくまで「どっちが似合う?」と最初に聞いてきた側なのです。男性としては、ちょっと理解に苦しむ会話スタイルかもしれません。
・簡単に逃げる方法は「自分としてはどう思う?」と聞き返してしまうことです。「自分では、今どっちのほうが優勢?」「自分の気持ちとしては、何対何ぐらい?」など、聞くことによって、相手の考えをまとめてあげるのが、賢いコミュニケーション術です。
・男性はこういうとき、つい「おまえが着るものなんだから自分で決めれば」などと言ってしまいがちですが、女性にとっては「迷うよね」という共感がほしいのです。一緒に考えてくれている、というのが大切。

どっちが似合う? は 私と仕事のどっちが大切なの?
と合わせて、多くの男性が失敗してしまう質問。
これをクリアできると、女性とのコミュニケーションも上級へ。
メタな視点で「一緒に」というキーワードで考えると、よくわかる。
伴走・同伴。外から解決や決定・判断・指示をするのではなく、
一緒に悩み続ける 一緒にゴールに向かう。
たとえ解決できたとしても、この「一緒に」の部分が抜けていると、
女性は満足できないのだ。
プロセスが大事。

●寂しい

<私のことちっともわかってないよね>
・「そうか、オレ、どういう部分でわかってなかった?」のような言葉を期待しているわけなのです。
<ねえ、私のこと本当に愛してるの?>
・「何があったの?教えてくれない?」女性はストレートにこうしてほしい、という自己主張を避け、相手から引き出してもらうのを待つ傾向があります。それをしてもらえないと「気持ちをわかってくれない」と感じてしまう。

●相談を受ける

・「もうほんと、イヤになっちゃった」→「どうしたの?」「何かあったの?」と聞いてほしい
・共感のひと言、受けとめの言葉。それだけで十分合格点ですが、さらにヒントを与えるような感じで「こういうやり方もあるかもしれないね」とさりげなくアドバイスしてあげて、最後の最後で「そうはいっても、いろいろ気にしていたら仕事もできないから、あまり細かいことは気にせずがんばっていこうよ」と締める。これで「聞かせてくれてありがとう」までついたら100点満点のコミュニケーションです。
・女性は叱咤激励型や、否定される形のコミュニケーションに不慣れです。女性同士の会話では、意見を押し付けるようなことはあまりありません。相談を受けても「こうしたらいいよ」とは言わず、意見を言うにしても「あくまでも私の意見なんだけど…」と、必ずエクスキューズをつけて、結論は相手に委ねます。「迷ってるなら、あと半年ぐらい我慢してみるのも手かもね」というように、あくまでヒントを与えるという言い方にします。
・いつでも相談に乗るよ 女性を口説く段階では、よくこういう言葉を口にするのに、いったん自分のものになったと思うと「そんなの自分で解決しろ」という態度になったりする。口説くときにこのセリフが出てくるというとは「相談に乗る=女性の心をつかめる」ということを、どこかで認識しているということですよね。奥さんに対しても「また話そうな」とか「また折を見ていろいろ相談しよう」というふうに、こういう言葉をもっと言うようにしたらいいと思います。
・女性から相談を受けたら、多少できすぎになりますが「話してくれてありがとう」「聞くことぐらいしかできなかったけど、大丈夫?」と言えれば好印象。男性はどうしても、相談に乗ったら何か明確な解決策を与えてあげなければいけないと思ってしまいがちです。だからプレッシャーになってしまう。でもねただ聞いてあげるだけでいいんだということがわかれば、「相談に乗るよ」のひと言も、ぐっと言いやすくなるはずです。

聞かせてくれてありがとう 話してくれてありがとう という言葉は、
私もまだまだ言えていない。でも、確かにその意識は大切。
そしてこれは、子どもに対しても、同じだ。
また、男性が「口説きたい相手の時にばかり」相談にのる というのは目からウロコ。
これは、逆に言えば、夫や彼氏が、他の女性の相談にのっている事実は、
浮気のはじまりを予感させるため、女性は警戒し嫉妬するのだ、ということになる。
これは経験があるので、よくわかる。
浮気の意図はなかったけど。
簡単にいうと、
「他の女性の相談に乗るなら、まずその前に、目の前の妻や彼女の話をきいてよ」
ということ。

●男女の違い

・男性は相手が専門家やその道のプロなど、自分より間違いなく上と認識した人が言うことはすごく素直に聞くのです。ところが年齢や役職などで、自分より下とみなしている相手の言うことは素直に聞き入れられないのです。
・女性は、相手が専門家であろうがなかろうが、面白い話や役に立つ話であれば聞きますし、つまらなければ聞かないものです。

これは、女性客を相手にする場合と、男性客を相手にする場合で、
プロフィールの作り方、セールスの仕方に違いをつけた方がいいということになる。

・女性が理解しておいたほうがいいのは、男性はそもそも、考えていてもあまり口にしない生き物なのだということです。あなたの求めるようなレベルで、考えを口に出してくれる男性はなかなかいないと思ったほうがいいかもしれません。
・男性が理解するべきことは、口に出さなければ女性は満足しないということ。別に結論が出ていなくても「考えているんだよ」とひと言言うだけで女性の溜飲は下がることを覚えておくといいでしょう。途中経過を言うだけで、ちゃんと考えてくれているんだと女性は満足します。

これ、自分もよくやってしまうので、気をつけよう。
たぶん妻も「本当に考えてくれているの?」という不安、もってるたろうな。
またこの話をビジネスに適用すれば、
女性経営者や女性上司、女性顧客と接するときにも、
中間報告、進捗報告をこまめにする方が、吉。

●エモーション

・男性の感覚では、相手の話を脳内のハードディスクに落とし込めれば、つまり繰り返すことができれば「聞いた」ということになるのです。ところが女性の場合、共感のひと言がなければ、話を聞いたことにはなりません。共感に加えて、さらに何かしらエモーションを返してくれるということが大事なのです。
・気をつけないといけないのは、感情を語らないと女性は満足しにくいということです。ただ事実や論理だけを語っても、女性にとっては話し合ったことにはなりません。エモーションを語ってこそ「話し合う」ことになるのです。
・今日は楽しかったね 週末に家族サービスで遊園地なんかに出かけると、たいてい「疲れた、疲れた」ばかり言ってしまうものですよね。そこで子どもと一緒に「サトシ、今日は楽しかったな!」「うん、パパ、楽しかったね!」と言い合えれば、家族の雰囲気もぐっと明るくなるのではないでしょうか。

SNSでつぶやくときもそう。
ブログを書くときもそう。
子どもと遊んで帰るときもそう。
妻と話すときもそう。
全部、何らかの「ポジティブな」エモーションで反応しよう。

●その他

・ダメなオレを見せたくない男性たちが、普段は見せられない自分をさらけだすのが、夜の銀座。あそこは男性が弱さをさらけ出すことができる治外法権のような場所です。傷ついたプライドを「○○さんすごーい」と言ってもらうことで回復する。「ねえママ聞いてよ」とグチったり「よしよし」となぐさめてもらったりして元気が出るわけですね。カウンセリングルームとか保健室みたいなものでしょうか。
・ビッグクエスチョンに対しては、スモールクエスチョンで返すというのが基本的な対処法。「女性の心をつかむコツをお願いします」→「それはたとえば、食事の誘い方などですか?」そうすれば、相手の意図からずれた回答をしてしまうリスクを減らすことができるのです。

これを読んで、なぜ自分がキャバクラに興味がないのか、よくわかった。
また、ビッグクエスチョンにスモールクエスチョンで返すというのは、
いいことをきいた。確かにこれは、頭がいい人の対応だな。

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