石原慎太郎氏と中曽根康弘氏の対談。
●この本を手に取ったきっかけ
「俺は、君のためにこそ死ににいく」 という映画が気になって、昔、職場の同僚からもらった本を手にとってみた。この映画、B’zが主題歌うたってたり、窪塚洋介が出てるあれですね。
●この本への問い
石原慎太郎と中曽根康弘、どんな理念で生きているのか？
政治家という人たちは、日本をどう考えているのか？
政治家が本を書くというのは、どんな狙いがあるのか？
●印象に残ったこと
今の時代、「教育」が非常に重要なんだということ。50年経ってようやく、行き過ぎた欧米化信仰からの揺り返し・揺り戻しがきているということ。
総じて、やはり、テレビや新聞というマスメディアはあてにならないなーと思いました。テレビや新聞って、非常に一面的で、恣意的。本を読むと、「きいてないよ！」という話もたくさん出てきます。
かといってもちろん、本を読んだから逆に著者を100%賛成ってわけでもないですけどね。
ただいずれにしても、この本が書かれてから６年。
・web2.0革命がマスメディアの力を相対的に弱め、
・web2.0革命により大衆がマーケティングというものを理解することで、
常識や社会通念、倫理観といったものは、政治活動には寄らず、全く別ところから政治が変わってくような気がします。
そしてそれが、政治にも影響を及ぼす。そんな気がしました。