人づきあいのレッスン

自分と相手を受け入れる方法

嫌いな人・苦手な人との接し方について、
ちょっといいアイデアをもらえた。
和田さんに、ありがとう。

●営業向き

・私が営業の世界に入ったとき、最初の面接で、「あなたは人が好きですか」と聞かれました。
「は、はい、好きですけど」
「じゃ、大丈夫です、営業にも向いています」
「そ、そうなんですか?」
「はい、女優さんみたいに美人である必要もないです。モデルさんみたいにスタイル抜群でなくてもいいです。東大出身でなくても、実家が裕福でなくても、人が好きならいいのです」

どんな人が好きか、というところまで掘り下げれば、
顧客が決まってくるのかも知れない。
自分も、基本的に人は好きだと思う。
でも、誰でもそうかも知れないけど「好き嫌い」があるのも、事実。

●打ち解ける

・人との関係を表面的にならないつきあいにする方法の一つは、悩みを打ち明けてしまうことです。自分から打ち明けるだけです。実はダイエット中で何度も失敗しているとか、実は今日会社で失敗して泣いてしまったとか、なんか、ちょっと情けない話をするのです。相手と戦うのをやめて、「いい子」とか「すごい人」と思われようとすることを思い切って捨てて、弱さを見せてしまうことです。私は仲良くなりたい人には、さっさとお腹を見せてしまいます。それで嫌われたら? そんなことで嫌う人は、今後一緒にいても疲れる人だからいいのです。
・人とすぐ打ちとける人は、話題が多いだけではなく共通項を探すのが早いだけ。ちょっと工夫すると誰にだってできるはずです。

これは、SNSであるとかネットでのコミュニケーションでも同じ。
もっと自分を見せていく必要がある。

●真似したい習慣

・実は、私はいつのまにか返事の代わりに、「ありがとう」と言うようになったんですよね。
「これ、どうですか?」お店の人に商品を勧めてもらったら「ありがとう、そうですねぇ」となります。
「和田さん、電話がありました」「ありがとう、誰から?」
「では、青山通りでいきますか?」「ありがとう、そうしてください」
・何か聞くと「うそっ?」とか「まじー?」という否定形の反応の人もいれば、「ほんと?」「すごーい!」というように肯定系で反応する人もいます。何人もの人を観察するうちに、一瞬の反応で、その人がふだん物事をプラスの窓から見ているか、マイナスの窓から見ているかよく見えてきたのです。やはり相手の人は基本的に否定されたり疑われたりするよりりも、「ほんとう?」と目をきらきらさせて信じてもらったほうが嬉しいし自尊心が上がると思います。
・今では初対面の人の想像印象を大きく裏切るために、本当の自分を見せたいという自己主張をしているのです。どんな印象を与えているのかを知ってください。そこから、思われたい自分をつくればいいのです。私のように「ワンピースにしよう」でもいいのです。

これは、すぐに始めよう。

●気をつけること

・「俺はすごい」と思うことがプライドではないと思います。「俺は完璧じゃないけれど、きっと乗り越えることができる」という自信がプライドなのだと思います。プライドは強さでもありますが、「こう決めたらこうなんだ!」という頑固な芯の強さではありません。
・相手の成功を認めないということは「成功そのもの」を認めないということになります。そうなると、同じような結果、それ以上の結果は、自分には絶対にやってこないのです。無意識に自分の成功を否定してしまっているからです。自分が嫉妬してしまう人と仲良くなると、その人が素晴らしいライバルになります。
・いい空気がつくれないときは正直に理由を説明してしまう
 説明があれば、変な推測をされることもなく、被害妄想を与えてしまうこともなくなります。
・4歳の子供は一日に500回も笑うそうですが、大人になってしまうと15回くらいしか(それ以下か?)笑っていないみたいです。

プライドとは何なのか。
嫉妬心とどう向き合うか。
子どもにそれをどう伝えていくかという、ヒントになる。

●鈍感スイッチ

・「鈍感スイッチ」をオンにしてあえて空気を読まない人に変身してしまうのです。そう、「嫌われている?」という空気を読まないということです(笑)あなたは鈍感なのです。だから相手の態度を気にしないのです。「課長が僕に一番厳しいのはきっと期待してくださっているからですよね」と堂々と言えるくらい鈍感になれると、相手がぜんぜん怖くなくなり、そのうち相手も変わってきます。もう、いじめるのが面白くなくなってくるのです(笑)
・もうどうしても「うざい」と思ったなら、いい子になって話を聞かなくてもいいと私は思います。相手が空気を読めないと、そこには微妙な空気が流れています。そこで、空気を破ってしまうのです。方法は、「ふーん…」とか言いながら相手をあまり見ない、聞き上手ではない態度をとるとか、「どうもありがとう」と手早くお礼を言って先に食べはじめるとか、ニコニコ笑って「すみません。質問があったらまた聞きますね」と言ってさえぎってしまう。そうやっていきなり空気を破ってしまう。ちょっとかわいそうだけど、仕方ない。
・一緒にいてとことん気分が悪くなる人と、わざわざ仲良くなる必要もないのです。必要なことだけ話すようにすればいいのです。心がイヤがっていることには素直に従うべきなのです。それはけっしていじわるでも冷たいことでもありません。そうでないと、汚染が広がって、いつのまにか同じように文句を言っているほうが楽になってきます。不満や文句は人に言うと利子がついてもどってくるのです。

仕事を変えてから、それができるようになった。
まさに今、職場ではそれを実践している感じだ。

●どうしても接する必要がある苦手な人に対して

・私は「苦手な人」を「違う星から来た人」と呼んだりします。そう思うと、「まぁ、あの人は違う星の人なのだ」と思えるのです。
・あだ名をつけて…そう呼ぶと(心でね)、気持ち悪さが消えてキュートなキャラに変身したのです。

これはよいかも。

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