会社は絶対、やめていい!

自由になれば、お金も幸せも手に入る

久々に、石井さんのノリを感じたいなと思って、手にとってみた。
ちょうど、彼のメルマガを読んでいた頃に出版されたもののようだ。
この本には、彼自筆のサインが入っている。


久々に、石井節をきいた(よんだ)
この人の言葉は爽快だ。

・「自分はまだまだ独立するには実力が足りない。会社で修行するべきだ」と考えている人も多い。だが、サラリーマンとして修行を積んだからといって、社長としてのスキルは、残念ながら上がらない。
・本来は毎月50万円の給料で、年収600万円にすればいいところを、毎月30万円の給料で、夏のボーナス120万円、冬のボーナス120万円としておくのが、会社を途中でやめさせないための作戦だ。このボーナスというシステムは、何十年も変わらない、サラリーマンをやめさせないための、天才的なシステムなのだ。
・会社にいながら充分にできるものに◎、会社にいながら、なんとか可能だというものに○、会社にいて、かなり無理すればどうにかなりそうなものに△、会社にいたら絶対に無理なものに×をつけてみたのだ。
・「サラリーマン合格」というのは、決して褒め言葉ではない。「人の言うことを、黙って聞いていて偉いですね」これは「経営者にとって、都合のいい人間ですね」と言われているのと変わらない。

いいように使われている人、とつても多い。
社会生活不適合者で何が悪い、といいたい。

・確かに、家族や子供を養う必要があるというお父さんが、ほとんどのはずだ。だが、あなたの立場だったら、と考えてほしい。「お父さんは、お前のために、自分の夢を諦めたんだぞ」「お前を養うために、毎日嫌々ながら、会社に行っているんだ」と、あなたは自分の父親から言われたいだろうか?「お父さん、夢は何?」と子供から聞かれたときに、「夢なんて、とうの昔に捨てたよ。お前のためにすべて犠牲にしてきたんだぞ」と胸を張って言うのだろうか?

この言葉、父親になった今読むと、とっても重い。
本当にそのとおりだ。
ギクっとする。

・「私、○○で生きていく! これ決定!」と紙に書いて貼る
・世の中は、多くの凡人と、少数の天才によって構成されている。少数の天才は、天才であるがゆえに、周りからは理解されない。もし、凡人が理解できる程度の人ならば、逆にその人は天才たり得ないだろう。逆に、凡人は多くの人から理解されるので、友達は多い。
・あなたが現金一括払いで買えない商品は、すべて身分不相応なものなので、買ってはいけないのだ。モテる奴は、どんなにボロい車に乗っていてもモテるし、六畳一間のアパートに住んでいても、モテる奴はモテるのだ。3月3日には、女の子にはひな人形が必要だというのは、人形メーカーの陰謀かもしれない。

常識とかフツーとか、
大多数の凡人の多数決の論理に流されてはいけない。
いつの間にか流されてしまうという危険があるから、
たまにこういう本で自分を振り返ると、いい刺激になる。
5年前に、定職と読んでいい仕事をやめたが、
また逆戻りしないように気をつけないと。

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