わかりやすい戸籍の見方・読み方・とり方

自分のルーツはこうしてたどれ!
家系図作りがおもしろい。
ご先祖様を知りたい方にも相続関係実務家にもこの一冊。

引き続き、家系図・戸籍関連。

初心者向けだった。
既に何十枚も戸籍を読んで見慣れている人向けではない。
復習にはなったかな、という程度。

●養子について

・今の法律では、夫婦が未成年者を養子にする場合、原則として夫婦共同で養子縁組をしなければならず、どちらか一方のみということはできません。
・養子が成年者である場合、夫婦どちらか一方との養子縁組は可能です。共同でする必要はないのです。
・養親となる要件は1)成年者であること 2)養子よりも年上であること 3)養子が尊属でないこと です。

いくつかの、最近の法律における事例はあったけど、婿養子の場合の事例が少なかった。
なので、もやもやしている部分について、完璧な理解には至らなかったのが残念。

●その他目に留まったところ

・婚姻関係は二重腺 関係解消はそれに×をつける
・筆頭者の死亡が新戸籍に作り替えられる原因にならなくなった点も大きな点です。筆頭者が死亡してもその戸籍の筆頭者は死亡した人のままです。
・戸籍の末尾に「この謄本は戸籍の原本と相違ない事を認証する。」という記載があればそれは戸籍を取得した日までの記載がなされた戸籍ということになります。
・昔の戸籍には転籍地すべてが記載されているので、最終転籍地の戸籍をみれば、ほかにどこの役場に戸籍を請求すればいいのか一目でわかるというメリットがあります。しかし、これにはこれでその戸籍がいつからの記載であるのかを戸主の「事項欄」の後ろから探さなければならず、しっかりとした見方を知らなければすべての転籍地を知ることができないという「見方の難しさ」というデメリットもあるのです。

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