READING HACKS!

超アウトプット生産のための「読む」技術と習慣

昨日読んだ、「こんまり流片づけ」で、2つ、疑問が残っていた。
この本を読んでいるうちに、思いがけずその一つが
これで解決できた。


●読まないという選択

・多読で一番怖いのは、無意識に本に頼りきって、自分で考えるという行為をやめてしまうことなのです。重要なのは、多読での豊富な情報量を活かして、そこから新しいアイデアへジャンプさせる方法と行動でしょう。
・まとまった時間があったら本を読むなということです。本は原則として忙しいときに読むべきものです。まとまった時間があったらものを考えよう。

わりと本を読む自分の場合は、とくにここ、注意しなければ。
他に何か創造的なことができるときにまで本を読んでインプットばっかりするのは、
ただの情報オタク。
本は、他のことができないときに読む。
これ大原則。
●選び方

・読書に対して「70:20:10モデル」と呼ばれる投資基準を持つことです。既存ビジネス領域の読書投資に70%、既存ビジネスをサポートしうる、あるいは新しいビジネスになりうる領域の読書の参考文献に20%、そして全く未知の書籍に10%を割くように意識しています。
・ゼネラリストを目指すのであれば、あらゆる専門分野を水平的に読む読書が必要となります。あらゆる分野の基礎知識を満遍なく、しかも実践で応用できる体制を整えておく必要がある。一方で、スペシャリストを目指すのであれば、特定分野を垂直に深めていく読書が不可欠です。あらゆる業界にも応用できる専門知識の本質を理解しつつ、さまざまな業界固有の知識にも眼を向けるアンテナの高さと忍耐力が必要です。
・中途採用の面接官をしていてよく思うのは、多くの人がキャリアアップとして転職希望を出しているにもかかわらず、意外と「職種専門的技能」を軽視していることです。転職先でセカンドキャリアを形成しようという甘い考え方の持ち主の何と多いことか。
・「職種専門的技能」こそ、もっとも読書でカバーできる領域なのです。なぜなら、会社やビジネス領域を超えた普遍的、本質的な理論や法則は、先人の英知として書籍化されていることが多いからです。
・「企業特殊技能」であれば会社固有の知識ですから、先輩に聞くことが最速の学習スタイルです。また、「一般的技能」は会社の人事部、人材開発部やビジネス基礎研修のようなものが効果的かもしれません。

確かに、本を読んでない人は、転職したら使えない系の人が多いな。
経験は大事だけど、体系的な知識を捨てていいわけじゃない。
両方大事。
●書き込む

・表紙の裏に簡単なインデックスを作る。これが後々「検索」する際、ものすごい効果を発揮する。「ここは得るべき教訓だ」と思った箇所に線を引くなり、マーキングをし、表紙の裏側の空いているページ(見返しや本扉の裏側)に「重要箇所のページ数と内容」をメモしておくんです。
・ビジネスの現場では、よく企画書やアジェンダの紙に議論の重要発言をメモするように、本には積極的にメモをする。本というより感覚的にはノートだと思って、どんどん書き入れる習慣をつけましょう。

確かに、パワポの資料はどんどん書き込むし、どんどん捨てる。
本も、もはやそうなったということか。
ちょっと考え方を改めよう。
●読み方の工夫

・構造化れたチャートは作成者のメッセージが詰まっていることが多いはず。ビジネス書においてもチャートを見逃さず、じっくり読むべきです。
・次の項目に意識して解剖しておくと便利
1)アウトプットの内容・構造のお手本として使えるか
2)説得材料(データ)として使えるか
3)アウトプットのデザイン見本として使えるか

自分の場合はこのようなアウトプットのための情報収集を、
むしろ本においてやってる感じ。
すると、1)2)3)のために蔵書が増えるのはある意味しかたがない。
片付けも、仕事道具そのものが本であるようなときは、
捨てる対象から除外されるなど、例外になるだうと考えられる。
●途中でやめる勇気

・清水幾多郎『本はどう読むか』→「無理に我慢する必要はない。面白くない、と思ったら、キッパリやめた方がよい。そういう本は、現在の自分とは縁がない本である。」
・本にはどうしてもアタリとハズレがあります。しかし、ハズレの本を読むことほど、現代ビジネスマンにとって時間の無駄はありません。そのハズレをハズレと自覚できることも、読書からの重要な学びです。

確かに、ハズレ本でも読んでしまう癖がある。これはなんとかしなきゃ。
少なくとも子どもには、興味がないと思った本は
すぐに手を話すように教えておきたい。
情報洪水→フォトリーディングの時代なのだから。
●ハウツーの読み方

・レシピは必要で、わたしはある目的を達成するための方法がしっかりと書かれている本、いわゆるノウハウ本は読むべきだと思っています。私の友人にはノウハウ本が大嫌いな奴がいますけれども、彼はノウハウ本の使い方をわかっていない。彼の悪い癖は、本に書かれていることを鵜呑みにしてしまうこと。ですから、自分のやり方に合っていなかったり、否定されていたりすると、もう駄目です。あのノウハウ本はダメだと決めつけてしまう。しかし、ノウハウ本はそうやって「絶対」を期待して読むものではありません。むしろ、ノウハウ本は実験をして、自分に合ったものだけを吸収する。これが大切です。

結局これも、前提として本を崇め立てるとか鵜呑みにするような
マインドセットがあるから生じる誤解だ。
そもそも自分主体で思考のイニシアチブをとって読書すれば
こんな誤解は生まれないだろうし、ハウツーだって十分に活用できる。
●読んだあとの工夫

・著者本人が言うのもなんですが、著者とコミュニケーションを取るのは簡単です。敷居はそれほど高くありません。うそだと思うなら、読者のみなさまは是非わたしに感想をください。読んだ本の感想は著者にまっさきに伝える。著者と簡単に直接会話ができる時代だからこそ、これを習慣にしてみることをお薦めします。

これ、ちょっとやってみようかな。
ベストセラー作家になる前あたりが狙いめだろうな。
●その他

・「一人会議」の時間を設けて、会議室を優雅に使ってしまう。
・ちょっとでも集中して読書を行いたいのであれば、思い切ってプチ家出をするも手です。わたしはよく小学生の長女を連れてプチ家出を決行します。長女にはバッグに宿題を入れさせて、わたしは読書キットとノートパソコンを持って近所のファミレスに行ってしまう。長女はファミレスに行けることが楽しみで仕方がないですし、しかもゲームのような誘惑がなく、人目もあるので案外集中して宿題をするのです。

娘をつれてファミレスに行くのは、よさそう。
下の子はまだ読んであげなきゃだめな感じだけど、
上の子ならこれ、やれそうな気がする。

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