わずか3分間で見た目が変わる服装術
まったく服のセンスというものに自信のない私。
でも、ある程度の年齢になり、それなりに人と会うことも増えてくる。
いつまでも苦手だとか自信がないとも言ってられない。
カフスをしている人、びしっと決めている人をみて、少し憧れたりもする。
そんなわけで、手にとってみた。
すごく勉強になった。
次、買うときはこれを参考にしよう!
●肩のライン
・イギリス系★直線的な肩のライン/脇から腰かけてやや絞り気味
・イタリア系 丸みを帯びたシルエット
・アメリカ系 ゆったり機能優先。
●ベントの位置 : タイトなスーツの時は動きやすいベントありを。
・センターベント★
・サイドベンツ★
・ノーベント
●太め向けのボタン
・3つボタン△体のラインが出て太さが強調
・2つボタン★Good。必ず前ボタンを留めてスマートに見える。
●太め向けの色
・薄め△
・濃いめ★落ち着いた印象。引き締まって見える。
●脚長スーツ
・後ろ側の上がったウエストライン
・高めのヒザ位置
・ヒザ下のラインが直線的
●背が低い人の着丈 : 視線を上部に集める
・明るい色のネクタイ。ポイントカラー
・靴もくらめのカラー
・3ボタンでウエストの絞り位置が脇の下くらい(高め)
・着丈・袖丈は長すぎるのは絶対に避ける
・柄は濃紺にストライプ
●番手(織り方の単位で、1インチ角に糸が何本織り込まれているか)
・糸が細くなるほど高級で優れている
・ビジネス用では100番手から120番手のシャツが一般的
・超高級となると180番手や200番手のものもある。
●上質ネクタイの選び方
・長さは143cm以上。
・剣先がヘソの上では赤ちゃんの前掛けで×
・ベルトのバックルを隠す程度(ベルト下3~4cm)がベスト
・織のネクタイは一番重いものを選ぶ。ペラペラのものは安っぽく貧相。
・両端を持って引っ張って試す。悪いネクタイはすぐによじれる。
●ネクタイのケア
・シルクでできているネクタイはクリーニングやアイロンを避ける。
光沢や風合いが失われてしまう。
・最低、中4日位の間隔をあける。連続で使わない。
・ほつれて糸が飛び出した時はライターの炎で焼き、糸の分子を破壊しほつれ防止。
・ハサミで切るとしばらく経ってまた糸が飛び出す。
●その他
・スケスケ靴下 : 最悪
・ベルトは5つ穴のうち、真ん中の3番目の穴に通すのが正しく、美しい。
・ハンカチは、ネクタイの色を一色とりいれる。柄は関係ない。
・ファッション誌をみる暇がなければショーウィンドウを見て目を養う