試して選んだ自然流子育てガイド

シュタイナーとの関わり方も、
この人ぐらいゆるーい感じだと、
気疲れしなくていい。

●Mindset

・わたし(はせくら)が出会ったのはシュタイナー教育とモンテッソーリ教育とさくらんぼ保育とアドラー心理学でした。それぞれにすばらしく有意義でした。できるところからぼちぼち実践しています。あなたの自分流はどんなですか?
・今は情報がありすぎて本当に必要なものはなんなのか区別がつきにくくなっているよね。またその道の権威がいうことやマスコミの伝える情報って影響力があるから、そこから外れてしまうとなんか不安が募ってしまったりもする。でもね、現役ママとして今思うことは、なんといったって自分の子のことを一番よく知っているのは親自身であり、そして誰よりもその子どもを愛しているのも親なんだということ。
・だからこそ怒りもすれば、悩みもする。見えなくなることだってある。逆に言えば、この悩みというのは今親やってるからこそ生まれたものであり、いうなれば親の特権でもあるんなだよね。そう、それはすばらしい時を共有できているという証ナンダ。もっと自分の子育てに自信を持とうよ。いまどきの親は…とひとくくりにされるのはもうごめん。それぞれの感性を十分に発揮して、自分流の子育てをしようよ。手探り子育てだってイイじゃん!

ここに最も重要なことが集約されている。
私も、似たような感覚をもっている。
(アドラーとさくらんぼ保育はよく知らないので、ちょっとみてみようかな?)

・医師の真弓定夫氏は、子どもの教育の順番は食育、体育、徳育、知育の順番で段階的に進めなければならないと説いている。
・ひふみよいむなやこと、実は宇宙が出来た順序だったんだ。ひ=日(火)、ふ=風(大気)、み=水、よ=土、い=草、む=虫、な=魚、や=鳥、こ=獣、と=人 そのうち最初の四つが自然界の四大元素。人は一番最後に生まれているよね。だから人の奥ふかーい記憶の中には鳥や虫だったことの記憶も持っているんじゃないかな。また身体の組成は、元素的にみたら地球と何ら変わりない。やっぱり人も地球の一部だったんだね。
・例えば食べ方を考える時、最初の自然の四大元素をしっかり受けてるものを食べる、ということで「ヒト」は生きる元気のモトをもらうのだ。また子どもは自然の子。丈夫に育つには最初の四つをしっかり味わえるようにしてあげるといい。お日さまの下で、風を感じて泥遊び、水遊びなんていうのはとってもすてきなことだったんだ。
・最初は私もナチュラルライフって、経済にも心にもゆとりのある人じゃないとやっぱ、できないよーっと思ってたくち。だって、ごく普通のサラリーマン家庭ですもの。けれども、いざはじめてみると家計費が約20%節約できた!最初は割高かなあと思って、調味料を買うけれど、やっぱりおいしいし、グルメの番組にでてくるような、さまざまな調味料を揃える必要もない。ちょっと、いれるだけで素材がいいからもうグッド。

食育、体育、徳育、知育、この順番を逆にやっている人はとても多い。
まずは自然体であること。それが大切。
そういえば最近、一時期もてはやされたLOHASというキーワードをきかなくなった。
けど、この考え方はブームとは関係なく、ずっとずっと静かに広がっている。

●感情との付き合い方

・子どもにだけキレないようにとか、粘り強い忍耐力を、と望む前に、気分次第で子どもを叱る親自身の我が身を振り返る必要がありそうだなあ。
・おそらくキレることにつながっているのだろうと気になる四つの事柄
 1)食生活の変化 食品の変化、家族で食べることの減少、環境ホルモンなどの影響、ながら食べ
 2)暮らしの変化 核家族化、手仕事の減少、機械化、密室育児、生活リズムのみだれ、自然と触れ合う機会の減少、家族関係の変化
 3)遊びの変化 受動的な遊びが大、友人関係の希薄化、群れ遊びの減少、スキンシップの減少
 4)狭い価値観 競争・所有・お金という価値観(現代社会システムのベースにある考え)
・私流・ストレス回避法
1)すきなことをする。音楽をきいたり、本を読んだり…。スポーツや、オイシイモノ食べることも。
2)人と会う。おしゃべりは楽し。やめられまへん。
3)自然にふれる。自然の中でボーッとする。
4)寝る! 目がさめたら次の日がやってくる。いい日、いい朝、ステキな一日。

この人のゆるい感覚が、とても自分と似ている。
「自然でねばならない」ということではなくて、
「自然だときもちいいよね」というぐらいが、ちょうどいい。
自分や子どもを追い詰めることなく、楽しみながら。

●メディア

一番の根本にあるのは4)の一定の価値観に根ざした私達の生き方や考え方そのものなのだと思うけれど、このことはひとまずおいといて、子育て真っ最中の母親の立場として、とても気になるものがある。それはテレビやファミコンが、子どもの心にどう影響を及ぼしているかについてなんだ。

ひびきの村のようなところに、あこがれる。
いくら自分が気をつけていても、遊ぶ友だちがテレビを見ていれば、
遊ぶ友だちがゲームをもっていたら、これはどうしようもない。
それに、親の側も、テレビをみ、そしてケータイでSNSをしているのだから、
それをみて育った子どもは、当然そのように育つ。
友人が長野の山奥に移住するみたいだけど、自分もそれ、考えたい。
自分の場合は海外かも知れないけど。

●環境ホルモンへの注意

・環境ホルモンは脂肪にたまりやすいので肉や魚は赤身を食べるようにしましょう。
・食器にも注意しよう プラスチックよりもガラスや陶磁器製や木製のものを。
・妊娠中、授乳中の母親はダイオキシン類の排せつを促す食物繊維を含む、野菜や海藻等を多く食べるといいのだそう。
・疑わしきは罰せずというのは人権の約束事。環境に関してはそれとは逆で、疑わしきは使わず、というルールにのっとって進めないと、わかってからではもう手遅れだった、なんてことになったらむ大変だものね。
・花粉症は花粉だけでは症状にはいたらず、排気ガスの中に含まれる成分と入り交じることでひきおこされるという報告もある

●電磁波への注意

・特に使用中の電子レンジを覗き込んだり、電気毛布をつけたまま寝たりするのはやめておこう。目には見えないのでついつい忘れがちになるけれど電磁波に注意する習慣をつけよう。

●食育

・具体的に子どもに伝えていく方法としては、ちゃんと時間が経ったら腐ってくれるものを食べようネとか、カタカナよりひらがなのものを食べようネや、色がきれいすぎるものは危ないんだよ、などと教えるだけでも随分違ってくると思うよ。本物の味覚をしっかり育てて、繰り返しながらじっくり教え伝えよう。(ケーキよりだんご ジュースよりお茶 スパゲティよりそば)
・「身体が欲しがるものほを、むさぼらず、腹八分目でよく噛んで食べるんだよ」こう、子どもたちに諭し、皆で食事前に子どもたちと一緒に作ったお祈りのことばを唱えます。「葉っぱさん、根っこさん、お花さん、実さん、太陽さん、大地さん、ありがとう。この恵みを私たちの元気にかえさせて下さい。すべての恵みに感謝します。せーの、いただきまーす」
・歯の構造に見習おう 臼歯(穀物をかみくだく)20本=50%、門歯(野菜や海藻をかみくだく)8本=20%、犬歯(動物性のものをかみくだく)4本=10% → つまり、5(穀物):2(野菜海藻):1(動物性たんぱく質)の割合を目安にすると良い。
・人-牛-豚-鳥-魚-野菜-海藻-菌類…人間のからだから一番離れているものをつとめて食べよう。(遠い方が、ヒトの食性に適しているため)ヒトのからだにちかづくほど気をつけて食べよう
・果物、乳製品を努めてとるように努力しなくてもいい。ラクターゼ(乳糖分解酵素)不耐性人種である日本人にとっては、牛乳はあまり身体に合うものとはいえない。また、果物は果糖が多いので要注意。とるなら低温殺菌牛乳や無農薬の果物を嗜好品として楽しもう。
・玄米にこだわらなくても、白米や胚芽米に雑穀(ソバ・アワ・ヒエ・ムギ・キビなど)を3%まぜるだけでもグンとちがってくるよ。雑穀は厳しい環境でも強く育っていく。それだけ生命力があふれてるってことだ。
・内臓を元気にする穀物
肝臓:麦 心臓:きび 脾臓(胃):あわ 肺:玄米 腎臓:小豆
・小豆は血をきれいにしてくれ、腎臓や子宮をこやす食養の王者。昆布と一緒に砂糖を入れずに、さし湯しながらたくと早く煮えておしいよ。
・食物アレルギーをおこしやすい条件
  素因・体質によるもの
  同じものを大量に、頻繁にとるなどアレルゲンとの濃厚な接触によるもの
  環境汚染
  ストレス
・食物アレルギーを治す方法
  アレルゲンとなる食物を食べないようにする除去法
  同じ食物を続けてとらないように一定の期間(5日間)以上間をあけて食べる回転法

子どもにどのように教えていくのか。
日常生活で少しずつというのもよいけど、絵本のようなものがあってもいい。
はせくらさんが旦那さんの意識を少しずつ変化させていったように、
わが家でも、少しずつ。
そにためには、まず、
私がお菓子をつくったり、料理をすることが必要なんだろうな。

●おやつ

・季節のおやつ はる:ひなあられ/桜餅/柏餅/おだんご なつ:くず切り/わらび餅/ゼリー/ところてん あき:さつまいも菓子/かぼちゃのおかし/お月見だんご ふゆ:焼きりんご/おまんじゅう/おしるこ/かるかん
・手作りおやつは手間暇かかてちょっと…というなら、じゃあ手抜きしてつくればいい。レストランや喫茶店じゃないんだから、ご立派に作らなくてもいいじゃん。私がよく使うテは、ホットケーキミックスに胡麻やナッツ、それから残りご飯やおかずをみじん切りにしたものを、バサッと入れて、水で溶いて焼く。あっという間にパンケーキの出来上がり。ドーナツ風にしたいときは水を少なめにして、ちょっと多めの油で焼く。蒸しパンがいいときは、蒸し器でワアッと蒸す。生活の一部となってしまえば、そんなに苦にはならない。手作りおやつって、形は不恰好でもなぜかオイシイのよね。やはり親の愛情入りだからかな?

休みの日に娘とおやつ、つくってみようかな。
ちょっと楽しそうだ。
自分、ほんとに仕事人間だと思ってたけど、
実は主婦にも向いているのかも知れない。

●遊び

・新緑がまぶしい初夏。二泊三日の黒姫の旅。宿泊は、木立の中に点在する、とある教育団体が所有するキャンプ村ロッジ。夏には子ども達が四十人程泊まるというそのロッジに、一家族たった五人で寝泊りするのだ。なんて贅沢な広さ。
・ちょっと待って。自分たちの子どもの頃を思い出してみようよ。素朴な遊びが多くなかった?別におもちゃがないと遊べないわけじゃなかったよね。
・身近なものでの工夫
  ・マクラマン マクラを頭の上にのせて落とさないよう歩こう。
  ・ジャンプジャンケン ジャンプしながら空中でジャンケンする。
  ・味あてごっこ 
  ・もみもみどうふ とうふをボウルに入れて子どもにわたす。ぐちゃぐちゃになったとうふはダンゴ粉を入れて、ゆで、おだんごにしてしまおう。
  ・おふろボール お風呂の中にピンポン玉等を浮かべて、ボールすくいや玉ころがしをやってみよう。
  ・石けり
  ・特に乳幼児の口に直接入る、しゃぶるおもちゃは要注意。特に塩化ビニール製品は可塑剤として大量の添加物が含まれているので気をつけよう。(環境ホルモンが溶けだす恐れあり)]
・ちなみに我が家で買うおもちゃの基準は、孫に渡せるおもちゃ。ほとんどが木製素材です。
・自分でお話を創る時の名子役! 小人、ノーム、妖精、動物、花、鳥、虫、山や川、星、みんなにおしゃべりさせちゃおう!

書かれてあるもののいくつかはわが家でもやっていることだったけど、
まだまだできること、たくさんありそう。
アイデア、ありがとうございます。

●弟妹ができた子どもの気持ち

・「…たとえば今まで夫の妻はあなたで夫を独占できていたのに、ある日突然愛人を家に連れ込んできて、今日からこの人も妻だから大事にしなさいね、といわれているようなものじゃないの」そのように想いを巡らすと長男の態度やイライラがよくわかって、なんだか急に肩の力が抜けていった。

この喩えはとてもわかりやすかった。
妻にも、すぐに話して共有した。

●その他の工夫

・配水管のつまりを解消したい時に酢を利用しよう。この時、酢をそそぐ前に重曹をふり入れて少し放置しておいてから酢を入れると効果的。
・野菜の保存法 野菜が土にあった時の姿で保存すると長持ちするよ。例えば、ホウレン草などは花びんにさすような姿で。土つきのものは洗わずに保存しよう。
・半身浴 ややぬるめのお湯に30分 産後のひだちにもいい

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