生命の暗号

あなたの遺伝子が目覚めるとき
Something Great
「遺伝子」のことが面白いほどわかる!

神との対話と並んで売れていたので、軽い気持ちで手にとってみた。
ヒトゲノムとかDNAとか色々いわれているけれど、
それが何なのかよくわかっていないので、ちょっとお勉強。


以下、ひろったところ
●遺伝子について

・遺伝子のはたらきは、それをとりまく環境や外からの刺激によっても変わってくる。それまで眠っていた遺伝子が目を覚ますことでもある。
・家の土台、構造材から家具類まで、すべての基本構造を形づくるものがタンパク質です。脂肪はその構造材の隙間を埋めたり、保護したりするもの。炭水化物は電気、ガスのようなものです。「生きる」とはこの家に「住む」ことです。
・物質世界では一般に秩序のあるものは、秩序のないものへと向かう方向性があるからだと考えられています。これをエントロピーの増大といい、物質世界の一般則として認められているものです。
・このエントロピー減少のために重要な役割を演じるのが、遺伝子とそれによってつくり出される酵素です。
・父マウスのヒト・レニン遺伝子が、胎盤を通って母マウスに影響を与えていることがわかったのです。父親がもつ遺伝子の影響が、妊娠中の母親にまで達することがほかにもあるかもしれないということです。
・人下の遺伝子のなかには、代々の先祖だけではなく、過去何十億年にわたって進化してきた過程の記憶や能力が入っている可能性があります。

●その他

・アメリカでは七年に一度、サバーティカルという休みを大学の先生にくれます。期間は一年間
・レニンと同じファミリーに属する酵素が、エイズの特効薬になる可能性をもっていたことがあとでわかったのです。
・どんなに苦しくても種まきの前のふせ込みが重要だ。祖母はそれを「天に預けておく」という表現で私にいっていたのです。

遺伝子のスイッチをON/OFFにするという表現が、
とてもわかりやすかった。

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