東大理Ⅲ2004

今はもう付き合いがないけれど、
かつて、理Ⅲ(でかつ医師の道を選ばなかった)知人が二人いた。知人というか上司というか。
宇宙人とか、何を考えているかわからないとかいうことではなくて、
むしろ、人格的に優れた人、ものすごく魅力的な人たちだった。
こんな人の下で働きたいと、心の底から思った。
憧れに近い感情を抱いていたような気がする。
まぁ確かに、文Ⅱの友人や、理Ⅰ卒の他の上司に比べると
少し雰囲気は違っていたかな。
などという話はさておき、
ひとまずこの本を読むと、理Ⅲという世界も、
別に宇宙人とか別世界だということではなく、手の届く範囲なのだという感覚がしてくる。
(灘や開成の強みは、その「あたりまえ感」にあるのだと思ってる)
子どもたちには、伝記の他にも、
こういう世界を教えてあげるのもまた、よいかも知れない。
まぁこれからの時代であれば、国内の大学に限らず、
世界に目を向けるべきではあるけれど。
まずは国内。

・浪人中の一年は教科書の大事を実感した一年でもありました。教科書に書いてあることがちゃんと頭にないと、問題を解いている途中に脱線したりしてしまいます。教科書の知識をちゃんと使うことが考える力だと思いました。
・浪人になって気づいたことは、現役のときは応用ばかりしていて、基本の勉強が足りなかったということです。一般的な背景の知識がないままでも、問題は意外と融けてしまうものです。しかし、今年もそうやって小手先で解いていてはいけない、と思いました。そこで、今年は基本をやり直しました。

実は基本が大事。
というかもっと正確に言うと、たぶん、
基本「を完璧にすること」が大事。

・Z会以外では、数学は高3までの教科書を一年生の時に全て読んで、教科書の問題はだいたい解けるくらいにしました。

スピード感。

・数学の答案は半分にわってかくとよいです。

その他TIPSも意外と大切。

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