人生の目的

Your Life Purpose
自分の捜し方、見つけ方
自分の人生を後悔で終わらせないために –
本当の自分らしさとは何か、人の幸せとは何か
あなたの生き方を大きく変える1冊!
多くの人に支持される著者が綴った人生の質を高める知恵

先日、本田健さんの講演をきいてきた。
今、自分がほんとうに考えていることにぴったりの内容の書籍。
タイムリーだなと思う。

●まず決めること

・行動の自由を見てみましょう。海外に行きたいと思った、パッとパスポートとクレジットカードと携帯電話だけを持って飛行機に乗るような気軽さがあるでしょうか。いろんな分野で自由があればあるほど、あなたは、より人生に対して、ポジティブに感じることになります。5
・あなたには、自分自身を喜ばせる責任があります。あなたの人生を楽しくさせる責任、と言い換えてもいいかもしれません。あなたの両親、兄弟姉妹、パートナー、子ども、親友、誰も、その責任を負ってはくれません。さあ、自分を喜ばすにはどうすればいいか、考えてみましよう。あなたが、楽しいと感じるもの、喜びを感じることのリストを書きだしてみるのです。
・宿命が示唆する人生を生きるのか、それとも新しい生き方を選択するのかを決めることができます。

被害者意識を捨てて、今すぐ決めること。
何かのせいにしていないか?
自由は、決めた瞬間に手に入るものなのかも知れない。
その状態に向かう努力をすれば、それは既に自由なのだから。

●誰か他の人の人生の目的

・知らないうちにすり込まれた使命感に気づいて、その呪縛を解くことです。自分の中にある「人生の目的」が、自分のものであるかを確認しておきまょう。それが誰かに促されたものではないか、誰の価値観にもとづくかを考えてみると、もっと自由に人生を選びなおすことができます。
・相手がどう受け取るかは別にして、それをやることに自分が深い喜びを感じられるようになっていたら、その情熱はちょっとのことでは、減らないでしょう。深いところから湧き出るような情熱を見つけてください。そのためには、人が喜びかどうかではなく、自分が心から楽しいと感じるかどうかを一つの基準にしてみましょう。

洗脳、無意識にうめこまれたプログラムによって人生を生きていない場合がある。
それも不幸だけど、もうひとつの不幸もある。
それは、自分に目的がないために計画が立てられないことによって、
開いている時間とお金を、他人の計画のためにどんどん使われてしまうこと。
誰かのビジョンにのっかっていいのは、その人のビジョンと自分のビジョンが
一致した場合だけ。ただふり回されることとは全く違う。

●現状は、自分が望んだ結果

・人生では、その人の意識が向いたものが手に入るようになっています。家族との時間を大事にしている人は、家族との時間が手に入り、お金を大事にしている人はお金が手に入り、仕事を大事にしている人は仕事が手に入るようにできています。もしも、お金を大事にしているつもりなのに、お金が入ってこないという人は、「大事にする」対象を間違えている可能性があります。「お金」ではなく、「お金がなくても頑張る自分」を大事にしているのかもしれません。
・「人生はつらいものだ」と考えている人には、つらい人生が手に入ります。その観念を書き換えるには、過去のイヤな体験を受け入れ、「でも、人生は変えることができる」ということに気づくことが最初のステップでしょう。自分にとって不要な生き方を手放す機会になるはずです。
・自分がいつも後悔することの共通点がわかれば、それを阻止することができます。同じような状況になったときに、いつものパターンにならないように気をつければいいわけです。それを心がけるだけで、これからの人生に後悔を少なくすることができます。
・今回の人生をネガティブな体験を中心にしてみようと無意識に決めている人は、本気で変えようと思わないかぎり、そこから出ることは難しいでしょう。そろそろ変えたいなと思っている人は、自分が本当に望む方向に意識を向けましょう。
・人生の目的は、あなたが心から大切だと思うものを大事にすることによってしか実現できません。また、それは、目の前に来たものを大事にするということでもあります。それがポジティブなものでもネガティブなものでも、来るものを拒まず受けとめること。去っていくものは、追いかけようとはせず、ただただきれいに手放すこと。この2つができると、あなたは幸せに近づけます。

かつて「現象はウソをつかない」という言葉を押しられたことがある。
「全ては心の現れだ」とも。
これはまさにさのようなことを言っている。
私は何を望んでいるのかは、今の状態をみれば、すぐにわかる。

●好きなことをやると豊かになる の法則

・どれだけそれをやっても疲れないこと、お金や時間を費やしても気にならないこと、それが、あなたのライフワークです。それをはっきりすることができたら、あなたは労働から解放されます。なぜかというと、その仕事や活動をやることが、純粋な喜びになるからです。あなたがワクワクすることを見つけて実践することは、幸せと豊かさの秘訣です。
・ダイナミックにライフワークを生きたとしたら、いまよりもお金をもっとたくさんもらうことになるでしょう。すると、増えた収入を自分が学びたかったことのためや、人を助けるために使うようになるでしょう。

まず、お金をいただけなくてもやりたいことをさがし、
そしてその、好きなことでお金をいただく。
これが大原則だ。
お金のために仕方なく好きでもないことをやる、というのは、
どこかで悪循環を切るための大改革が必要。
ただ思うのは、好きでないことですら、お金をもらえているのだから、
好きなことでもらうのは、実は簡単なんじゃないか、ということ。

●一生モノか刹那なのか

・人生を楽しむことで問題なのは、その楽しみが一生継続できるようなものなのか、学生時代の数年間で終わるような刹那的なものなのか、ということではないでしょうか。いま与えられた時間を刹那的に楽しむのか、あるいは一生かけてゆっくり楽しむのかで、その楽しみの深さや広がりが大きく違ってきます。
・この本で私が伝えたいのは、「人生の目的」を掲げて、それに向かって頑張りましょうということではありません。もともと意味のない人生に、どんな意味を見つけることができるのか。それが本来の「人生の目的」の手がかりになると思います。そのためには、極端にワクワクするわけでもなく、落ち込むわけでもない場所に行く必要があります。そのちょうどあいだに、あなたの人生の目的があります。

そもそも目的なんてないんだ という開き直りが、肩の力を抜く秘訣かも。
それと、刹那的なものをし続けたいという短絡的な目標設定も、違うということ。
ここ、すごくしっくりきた。モヤモヤがとけた感じ。

●人生の目的は感情の世界にある

・人生の目的は、あなたのなかにある世界への愛の表現です。それは、パートナーとのあいだで熟成されます。その愛が、じっくり温められていくうちに、あなたのなかで分かち合いたいものが、かたちを取っていきます。あなたが心から誰かにやってあげたいと感じること、それがライフワークです。そのエネルギーは、パートナーに対して、子どもに対してやってあげたいというときに出てくるエネルギーと同じです。
・人生の目的は、道ばたに落ちているわけではなく、自分探しの旅の途中、インドの田舎で偶然に見つけるものでもありません。どちらかというと、ごく日常生活のなかで、ふとしたときに見つかるものです。それは、あなたが気づくもの、感じるものです。一生懸命に考えた末に見つかるわけではありません。なぜかというと、人生の目的は、思考の世界にあるのではなく、感情の世界にあるからです。逆に言うと、考えているあいだは見つかりません。
・人生の目的というと、なにか一生懸命に努力したり苦労したりしなければ、それができないと考えがちですが、そうではなく、むしろ、自分がいちばんラクにできること、自分にとっては簡単なことが人生の目的になると考えてもいいでしょう。そして、それはあなたが小さい頃やっていたことに、ヒントがたくさんあります。

やはり、私が家族や子どもたちにもっている感情周辺がカギなんだな。
そう考えると、楽なこと・人生の目的って、
なんとなく、もう見えてきた感じがする。

●苦しい体験・トラウマの周辺をさがせ

・人生の不思議なところは、その人がいちばん苦しかったことの周辺に、人生の目的も隠されているということです。
・あなたにとって、いちばん苦しかったこと、悲しかったことは何でしょうか。そうした自分にとっての苦しかったこと、悲しかったことが、人生の目的につながるケースは多くあります。
・暴力的なエネルギーがいっぱいの家庭で生まれ育った人は、家族関係のセラピストになったりします。彼らは、人が過去に起きたことに折り合いをつけ、幸せな人生を取り戻すサポートをすることに、ワクワクと幸せを感じます。あなたの子ども時代に何があったのか、それを冷静に調べていくと、あなたの人生の目的も浮かび上がってきます。

苦しかったのは、たぶん、20歳の頃と、29歳の頃かな。
あの頃のこと、もっとよく思い出してみよう。
直視して、認めて、見つめてみよう。

●人間関係を替える

・私たちは、知らないうちに、まわりの人に影響されています。まわりがサラリーマンばかりだとサラリーマン的な考え方になるし、事業家ばっかりだとビジネスオーナー的な考え方になります。アーティストがまわりにいると、常識的に生きるのは格好良くないと感じるようになるし、ボランティアの人たちばかりに囲まれていると、お金儲けのことを考えるのはいけないと感じるようになるでしょう。
・人生を変えるのに、いちばん簡単な方法は、ふだんつき合っている人を替えることです。

目的がある程度見えてきたら、すぐにやることがこれ。
サラリーマンに囲まれていたらサラリーマンになってしまう。
ここ数年間ずっと、時間の使い方 = 人との接し方を慎重に選んでいる。
これ、とてもいいことだ。

●不安の乗り越え方

・あなたが抱えている問題は、人間の歴史を振り返って見れば、何億人もが体験しているはずです。そして、ほとんどの人がその問題を乗り越えています。自分にしてみれば、初めてのことなので、死ぬほどの思いをするかもしれませんが、何十年か経って顧みれば、甘酸っぱい思い出になるのです。
・80代の人が懐かしむのも、自分が若い頃(といっても、50代ぐらい)の大失敗なのです。それよりも若い人は、どんどん失敗するべきだと彼らはいいます。
・最初の頃は、実現不可能だと感じて、想像することも難しいと思います。でも、「いまは不可能のように見えるけど、本当はやってみたいことは?」という質問をしてみてください。自分でもびっくりするようなことが出てくることでしょう。そして、それは、あなたさえ本気になれば、きっと実現できます。
・いままで、いろんな分野で成功している人たちにインタビューしてきましたが、彼らの多くも、「自分にはできるはずがない」と何度も止まってしまっています。それだけ、自分に対する疑いというものは、大きいのでしょう。しかし、逆に言うと、そこで止まりさえしなければ、何かが始まります。あなたの心にずっと引っかかっていて、やっていないことは何かありますか?それが、あなたの人生を飛躍的に変えていくものです。最初は、たいしたことがないように感じても、継続していくと、きっと大きな結果が出ます。ぜひ、「自分には無理だ」と思わないでください。「そう感じるということは、まさしく自分がやるといいことなんだ」と、解釈を変えてみましょう。

そうか。これは乗り越えられるんだ。
乗り越えた後の自分からみたら、あの頃は大変だったなって、思えること。
今のスタディーは一過程に過ぎないんだと、もっと時間的な俯瞰をしてみよう。
これって、望む現実を引き寄せる秘訣の一つだな。再認識。

●他人の目を気にしない。

・他人の目を気にしていては、本当にやりたいことが見えません。人によっては、子どもを育てることに意味を見出すかもしれません。たとえ子どもを3人育てたとしても、子どもたちが巣立った時点で意味がなくなったと感じるかもしれません。けれども、子育てができただけで意味があったと考えることもできます。

ここも重要。
外野は無視。

●家族・一時的な苦労をどう考えるか

・たしかに、あなたが自分のために生きることによって、家族にも一時的に苦労をかけることがあるかもしれません。けれども、苦しいときに助け合うのが家族ではないでしょうか。
・人生の目的は、往々にして個人を超えることがあります。人生の目的のスケールが大きすぎて、個人の生活が呑み込まれてしまうことがあります。そういう大きなスケールで生きる人は、プライベートな部分が侵食されてしまうのは、仕方がないことです。そういう運命をもっている人は、どこかでそれを受け入れて、上手に個人の幸せを守る手段を講じることです。この本を読んでいる人のなかで大きな役割をもっている人は、それを否定しているあいだは、心から充足することができないということも知っておいてください。

家族を犠牲にするほどの目的は、持ちたくないな。
個人の幸せを守る手段、これ大事だと思う。

●その他 : ポジティブ思考の人の間違い

・がんを告知された人に「病気になったことにも必ず意味がある」というような乱暴なことを言ってしまいがちです。事故にあったときに、「そのうちにいいことがある」というのは、本人ができたらそう考えればいいことで、傍から言うべきことではありません。たとえ励ましの意味で言ったつもりでも、相手の心にはまったく響かないでしょう。苦しみの渦中にいたり、いま挫折感や悩みにさいなまれていたりする人に声をかけるときには、ボジティブ思考の人は、言動に気をつけましょう。

この間違い、昔しちゃってたな…
今は、能動的な聞き方とか12のパターンを理解したから、
このような「解釈」「評価」「分析」みたいなことは、
しなくなったけども。

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