まんがでわかるピケティの「21世紀の資本」

広がる格差の理由を示す
r>g の意味がまんがでわかる!
原書を訳した山形浩生が監修!

ピケティを読んでみたくて。
原書の訳本は700ページくらいとちょっとハードルが高そうなので
まずはまんがで。
まずはこれで十分かも。

・国際レベルでも国内レベルでも、(格差の)収斂の主要なメカニズムは歴史体験から見て、知識の普及だ。言い換えると、貧困国が富裕国に追いつくのは、それが同水準の技術ノウハウや技能や教育を実現するからであって、富裕国の持ち物になることで追いつくのではない。知識の普及は天から降ってくる恩恵とは違う。

・r>gは理論ではなく歴史が示す事実。過去に蓄積された富は、労働で得る富より成長が早い、という意味だ。結果、富裕層がますます金持ちになる。

・伸びしろがなくなったときに頼りになるのは、過去の自分が成した蓄積というわけだ。

・長い目で見て賃金を上げ賃金格差を減らす最善の方法は、教育と技能への投資だ。結局のところ、最低賃金と賃金体系によって賃金を5倍、10倍にするのは不可能だ。そのような水準の進歩の達成には、教育と技術が決定的な効力を持つ。

・格差抑制の最大の目玉としてピケティが挙げるのは「累進資本課税」。

底辺の50%から抜け出し中間の40%層へ行くためには、
何をどうすればいいのか。
もう一度考えてみる必要がある。

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