1年で10億つくる!不動産投資の破壊的成功法

「利回りばかり気にするな」 「区分(ワンルーム)より一棟買い」 …
常識の、逆を行く鬼才の現物不動産投資

金森さん、私がずっと注目している方の一人。
2006.3.11に、とあるセミナーではじめて生でお話をきいてから、一気にファンになりました。
2005金森さんの本は全部、即買いなのです。
といいながら、不動産投資はまだ自分には縁のない世界の話かな・・・と思ってました。
が、最近ちょっと不動産に興味が出てきて、買ったまま本棚に眠っていたこれを手にとりました。


●心に留まった部分

サラリーマンは大学を卒業してから定年までの法定耐用年数の期間(約40年間)だけ、会社によって使用され、頭と体が耐用期間を経過して使いものにならなくなったら、退職金と引き換えに廃棄処分されます。サラリーマンが途中で壊れた(病気、ケガをした)ときでも、大規模修繕の費用は、自腹で支出しなければなりません。

人間を労働力としてのこのような見方、ロバートキヨサキと同じ。
強烈な印象付けになった。

チャンスがなかったなんて言うなよ、
度胸がなかったんだろお前?

言い訳をする負け犬だけにはならないぞ、と思った。

自分自身を信頼する人間は、周囲の環境に左右されませんので、失敗するとしても自分自身の内部的な原因により失敗します。その場合、どの部分に判断ミスがあったのかを冷静に分析することによって大部分の問題は解消します。失敗するたびに、失敗によっていろいろなことを教えてもらい、失敗から学び、必ず上達していきます。
ところが、周囲の意見に左右される人間は、自分の判断ではなく周囲の意見を信頼して、それによって意思決定をしたわけですから、失敗してもそれは周囲の意見という、自分ではどうすることもできない要因によって失敗しています。
自分の頭で考えていないわけですから、学びがないわけで、上達もしません。次回もまたゼロからのやりなおしです。

これが、成功者とそうでない人の大きな違いだ。
意見なのか事実なのか、という話ともつながる。

元本が減りつづけるものと、元本が戻ってくるものとを同一の利率(利回り)で比較することは、前提からして間違っています。
(住宅ローンについて)
減価償却という不動産における最大のメリットを享受できず、税引き後のキャッシュからローンの返済をしなければならない住宅と、税引き前に減価償却が可能であり、金利も経費計上できる不動産投資とでは一生涯には天と地ほどの資産形成上の差が出てくるということを理解する必要があります。

ロバートキヨサキの言っていた話と同じ。
それをより具体化したものだな。
●その他データ
・子供とか奥さんは200万円計算として、…生活費を計算
・小地域簡易将来人口推計システム http://www.ipss.go.jp/
・JPM賃貸ひろば http://jpm.jp/
●とくに印象に残ったこと / 新しい発見

流れは変えられないのですから、その中で自らを最適化していかないと自然淘汰されちゃいますね。

「流れを変えよう」という言葉を使うとき、それは「大志」と言っていい場合と、「操作主義」である場合がある。大きなビジョンを持つことはいいけれど、進化や自然の法則に逆らうのは、天につばを吐くことに等しい。
自分は今まで、世の中の方を動かそう、影響力を持とう、と思っていた。力を手に入れようと思っていた。ゲームのルールを作り出す側になりたいと思っていた。
でも。
たとえ立法府に勤めたところで、それを変えるには「世論」を味方につける必要があるわけで、結局のところマーケティングの力や、コピーの力が必要になる。そしてその本質も、人の欲望を知ることであって、決して、マーケットを操作しようなどということとは違う。
ということは、まずは現在のルールを知り、目に見えないルールを知り、そしてそのルールの中で勝つ方法を身につけることが、先なのだと、思った。ゲームのルールを変えるのは、その後でいい。